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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
一果と親しくなれてきたと思っていたところに一果の実の母親が登場してきて一果を引き取ると言い出してきました。
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投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
一果の母親登場。
母親に対しての言葉遣いが、緑松の人達とは大分違いますね。
家族同様に扱って貰っているし、大分気を許しているとは言え、やはり遠慮はあるのでしょう。
ひいろちゃんのエピソードはもう一捻りあったらよかったかも。最後アッサリ愛想良くなってて、そんなに簡単に変われるかなぁと違和感があったので。
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秋だー!一果と母の再会。「ここが好きなん」にじーんとくる。和菓子作り体験教室いいなー。校長先生の「笑うやなんて失礼でしょう!!!悪気がなくてもそれは可能性を潰す事に繋がるんですよ!!」って言葉。そんな先生いてほしかった。柚子羊羹は和のための御菓子だったのか。栗のお兄さん人気者やな。
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一果の実母、真理登場。一果を預かっている立場の緑松に一果を家に置き続ける正当性なんてどこを探したって有りはしない。真理が望めば会わせない訳にいかないし、真理との同居も許さざるをえない
ただ、ここで厄介な問題として浮かび上がるのは真理が親として一果に触れ合う事に迷いや恐れを抱いている点だね。仕事人間として忙しくしていたら一果から親として取り合って貰えなかった
真理と一果を疎遠にした恐れの感情、それを和はいい感じに解きほぐしてやっていたね
…まあ、それが一果が緑松に留まり続ける理由になってしまうなんて驚きだけど
本物の家族と暮らせているわけではない。でも子供が最も伸び伸びと、そして人に甘えられる環境である緑松。その一助に和が成れているなら、不器用な親代わりも無駄じゃなかったと言えるのかもしれないね
本作は優しくて温かい人が多く登場する作品なのだけど、和と深い繋がりが有りながらどういう人間か見えていなかったのが昔のバンドメンバー
突如解散したバンドは和を東京に留める理由にならなかった。思い出の品となる栗の被り物も和を過去に留める物ではなく、今では一果を楽しませるアイテムとなっている。でも、やはりそれだけの意味なら和は必死になって探したりはしないわけで…
昔はバンドの象徴、けれど今は変わらない繋がりの象徴。和が栗を手放せずに持ち、無くせば各所を探すようにバンドメンバーもすぐ写真を挙げられるくらい傍に持っていたと判るシーンには心温かくなったよ
バンドという夢の時代は終わっても、それで今を否定する程の何かが終わったわけじゃないんだね
さらっと描かれていたけど、栗を探しバンドの思い出を語る和を前に少し寂しげな表情をしていた一果は貴重なシーン
真理との一件が示すように、一果にとって和は自身を京都に留め続ける大事な居場所となっているのかな
和誕生時の経緯やクリスマスの前哨戦が描かれる15話
和に嫌な想い出を散々に残してくれた柚子のしぼり機。でも、それは和と共に時を歩んできた兄弟のような存在だったようで
出生予定日が冬至だった為に考案された柚子羊羹とそれを作る為のしぼり機。そこには和が健康に育って欲しいという祖父の強い願いが籠められているわけだ。なら少し壊れてしまったくらいで捨てる理由にはならない
柚子羊羹の想い出を大嫌いと言いつつ、籠められた願いを知り、しぼり機を直したいと言う彼の姿には家族との絆を大切にしようとの想いが見えた気がするよ
また、一果の心変わりも印象的
最近は和に対して冷たい対応をするシーンは減ったけど、なかなか素直にはなれていない。でも明日が誕生日と聞けば流石に無視する訳にはいかない
それだけの理由で一果が誕生日に臨めば一応の責務は果たした程度のものになってしまったかもしれない。ここで一果の認識が変わったのが和が誕生日に望むものを知ってからだね。
誕生日は「一緒に過ごせる相手が居たらそれだけでうれしい」。これはかつての一果が母に願って、そして叶わなかったこと
なら、今の居場所を和が居る緑松と定め���いる一果が同じ想いを持つ和の為に真心を込めて誕生日を祝うのは当然の成り行きなのかもしれない
素直じゃない一果が素直じゃないままに交わされた約束。それが叶う時が今から楽しみですよ
そんなイイ話を展開する緑松の裏で早くも鍔迫り合いが始まりそうな佳乃子と美弦が……