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花咲舞が黙ってない(中公文庫)

花咲舞が黙ってない みんなのレビュー

文庫

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みんなのレビュー64件

みんなの評価4.1

評価内訳

  • 星 5 (19件)
  • 星 4 (27件)
  • 星 3 (12件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
58 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

これからの金融業界の行方は

2017/11/12 21:03

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

前作である『不祥事』の続編である。東京第一銀行の事務部臨店指導グループの相馬調査役と花咲舞が行内の慣行や因習にとらわれず、破天荒の活躍を描くエンタメ小説である。前作を含めて、本書は銀行内の業務に関する事件、事故をある程度明らかにしている点で、現実味のある小説である。

 こういう小説は金融業界出身者でなければなかなか描き入れないし、細部を適当に描いていると読者はついてこないであろう。本書のゴールは読んでいても途中ではっきりとしてくる。そこまでのアプローチとして短編化されたエピソードが6話用意されている。

 いずれも変化があり、取引先も含めて多様な登場人物が活躍する。中でも他行との合併話でストーリーは盛り上がる。それにしても、現実には大手行といえどもマイナス金利のせいか、収益力がかなり低下しているようで、再度合併話が出現してもおかしくはない情勢となっている。実際には合併よりもリストラであった。メガバンクが続々とリストラに走っているようだ。行員のリストラの代わりにAIを導入して判断などを自動化するそうである。世の中変わったものである。AIを材料にまだまだ金融業界の小説は果てがないようだ。

 本書でも池井戸のサービス精神が発揮されている。産業中央銀行の次長として半沢直樹が登場するのである。本筋には関係がないのだが、この辺りの読者サービスはさすがである。しかし、合併前後との時間的な経緯の辻褄があっているのか否かについてはどうなのかという疑問も出てくる。

 もうひとつ、花咲舞が前作ほど元気が出ていない点で残念であった。行員としての年功を積んでいくと、組織の弊に染まっていくということか。かといって、あまり破天荒では現実離れしてしまう。池井戸はバランスを考慮しているのかもしれない。いずれにしても続編に期待したい。

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紙の本

銀行員はえらいこっちゃ

2018/05/20 23:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る

作者池井戸潤の別の短篇からドラマシリーズを作り、その流れを受けて書かれた短篇集です。
これらを読んでいるといつも、利潤や出世を考える職業はえらいこっちゃな、と思います。
花咲舞は、あまり暴走しないで冷静で、その分、銀行業界の難しさが感じられました。
陰謀や不正隠蔽の話の中に、ひとつだけほっとしてしみじみできる話があって、救われました。

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紙の本

女半沢

2018/03/30 20:02

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

連作短編集『不祥事』(2004年発行)の続編で、時代設定は当時のまま花咲舞と合併前夜の東京第一銀行の物語が綴られています。ライバル行である産業中央銀行と合併準備が進行中ということもあって、半沢直樹が同行の企画部調査役としてちょい役ではありますが登場します。いえ、登場回数は少ないものの決定的な役割を果たすので、かなり重要な役回りですね。

主人公の花咲舞は己の領分・臨店指導で「銀行を良くしたい」という正義感を発揮し、次々露になる東京第一銀行のスキャンダルと隠ぺい体質に果敢に立ち向かいます。その中で重要な役割を果たすのが企画部特命担当調査役の昇仙峡玲子です。産業中央銀行側の半沢直樹と対を成す役職という位置づけで、特に花咲舞の味方というわけでは全然ないクールな女性なのですが、舞の方は彼女に期待して、自分の発見したことや思いなどを彼女に訴えます。

第1話から7話までありますが、短編連作というほどバラバラではなく、かといって一つの物語としてまとまっているのかというとそれほどでもない、全体的に緩やかな繋がりがあります。このため、ページを繰る手が止まらないということはなく、1話が終わったところで問題なく休憩できます(笑)

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紙の本

二大スターの共演で一気にヒートアップ

2017/11/15 16:47

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

昔映画スターの共演といえば胸をわくわくさせたものだ。
 勝新太郎と三船敏郎といえば日本映画を代表するスターだったが、それが二人の代表作である座頭市と用心棒としてぶつかり合うともなれば、当時(1970年)の観客をどれほど喜ばせたことだろう。
 最近ではなかなかそういう共演を見ることはなくなった(勝や三船のような大スターがいなくなったということでもある)が、池井戸潤が2016年1月から10月にかけて読売新聞に連載し、いきなり中公文庫にラインナップされたこの本では、驚きの共演を楽しめた。

 タイトル通り、この連作長編の主人公は東京第一銀行の花咲舞(好評だったTVシリーズでは杏が演じた)だが、そこに現れるのが産業中央銀行の「倍返し」男半沢直樹なのだ。
 業績不振にあえぐ東京第一銀行が選択した方策がライバル行産業中央銀行との合併で、その接点の中で花咲舞と半沢直樹は出会うことになる。
 もっとも、この時点では臨店指導グループの一行員でしかない花咲と一方で企画部調査役の半沢では格がちがいすぎるが、銀行を愛する気持ち、銀行がなすべき責任をともに持った二人であるから、心の波動が共鳴し合って心地いい。

 池井戸が描く銀行の内幕がその通りとは思いたくないが、最近の企業の不祥事の数々を見ていると、日本企業の愚かな巣窟の体質はそれほど遠くないかもしれない。
 花咲や半沢のようなスターが各企業にいれば違うのだろうが、そんなことを願いたくなるのも情けない話だ。
 「黙ってない」社員たちがたくさん出てくれば、企業も変わるのだろうが。

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2017/11/03 10:00

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2017/09/17 16:51

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2017/11/26 11:08

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2017/10/01 17:05

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2017/09/11 20:34

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2017/12/29 11:07

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2017/10/09 22:41

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2018/02/21 18:33

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2017/09/27 22:53

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2017/11/21 22:54

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2018/01/14 09:29

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