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(横濱なのに)断崖絶壁、落ちた吊り橋、見立て殺人、メイド、そんなゴシックなミステリーの要素をこれでもかと詰め込んでいますが、いささかやり過ぎな感じもします。やり過ぎ故に犯人は割と簡単にわかりますね。
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かなり強引なクローズドサークルの状況作りに唖然としたということは置いとくとして、これなら時代背景要らないでしょという感想もとりあえずのけといて、シズカさんのキャラに惹かれるか否かが全ての本作。といってもあまりキャラが立ってはいないけどね。
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クローズド・サークル、見立て殺人、誰もいなくなりそうに減っていく登場人物、そして感情を出さない探偵。
いやあ、これだけ盛り込むならページ数が少なすぎるでしょ。展開が目まぐるしくて飽きないけど、少しは潤いが欲しいね。せめて人が殺されたら怖がろうよ。
先人が考えたアイデアの二次使用なのも感心出来ない。もっとオリジナリティのあるミステリが書ける人だと思っていたのになあ。
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クローズド・サークルの状況下で起こる連続殺人。ダークな雰囲気がいいし、見立て殺人にとことん拘った内容で楽しめましたが、駆け足気味で淡々とした展開と、キャラの作り込みの甘さが鼻につきました。もっとじっくり描いていれば良作になっていただけに残念です。
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2018.12.28 読了
嵐に閉ざされた館で、館の主が所有する絵の通りに招待客達が次々と首を吊って死んでしまう事件。 物語としてはポンポン話が進んで、私はおもしろく感じたけれど、駆け足な印象を受けてしまう人もいるかも… 物語の雰囲気や登場人物の設定は凝っているように感じました☺︎☺︎ シズカの謎は一切明かされず、ラストの「継ぐ序章」からシリーズ化を見越しているのでしょうか?
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隔絶された館に見立て殺人、という、こういうのが大好物の読者にはそりゃもうたまらないミステリ。居留地という一種独特の舞台もまた雰囲気を一層に引き立ててくれます。
奇妙な会合に招かれた主人公と、彼が巻き込まれた連続殺人。絵に予言された死、と道具立てはもう抜群。そして探偵役を務める完璧な使用人シズカ。(いい意味で)何から何まで作り物めいた雰囲気の物語です。ああもうこういうのは大好きだってば。
犯人は分かったぞ! と思ったのですが。……ううむ、「犯人だけ当てられても痛くもかゆくもない」ってやつかなあ。動機やその先の真相までは読めませんでした。敗北、かな。
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読友さんの「首無館〜」のレビューが気になり、まずはシリーズの1作目を手に取ってみました。nexですから軽めだろうと想像していましたが、横濱の外国人居留地にある異人館、クローズドサークル、連続殺人、しかも見立て。本格好きがワクワクする材料が揃っていました。惜しい気がするのは、探偵にはっきりしない部分があったり、ページ数の都合か少し粗めに感じてしまい犯人の予測がつきやすいところでしょうか。それでも独特の雰囲気をさらりと楽しみました。2作目の皆さんの評価が高いので2作目を読むのが楽しみです。
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期待外れだった。
なんだろう、テンポが良すぎるのか、悲壮感がないのか、クローズドのスリリングさがちつとも味わえなかった
2019.6.27
99
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文明開化の時代背景にクローズドサークルと絵画に隠された遺産を巡ったミステリー。東川篤哉さん作の「お嬢様の目は節穴ですか?」と口走る某執事のようにくすっと笑える描写は一切なく、その暗く不明瞭な情景と、ちょっぴりと伺えたホラーまがいのはっきりとした死者表現。冷徹な使用人とその他人物の一連の展開が素晴らしかった割には、「結」がサクサクと進みすぎていて、納得はするものの満足は出来なかった。腹八分目って感じ。
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シズカは探偵って感じじゃない。好きになれないキャラだし。見立ても何だかな…。2作目から読んで気に入った方もいるようなので続きを読んだら印象変わるかも。
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本土から孤立した大地に建てられた名残館。
館を訪れた主人公は、本土との吊橋を破壊され、外界との連絡手段を絶たれた環境で、連続殺人事件に巻き込まれるといった、スタンダードなクローズド・サークル物です。
加えて、絵画に描かれたシチュエーションで殺されるといった見立て要素も組み込まれています。
序盤から中盤過ぎぐらいまではテンポも良く、引き込まれて読み進められましたが、殺される人物も多く、終盤になると全体的に盛り込みすぎな感じで、少し残念なでした。
犯人についても、ある程度ミステリを読み込んだ人であれば、比較的容易に推測ができるのではないでしょうか。
探偵役のツユリシズカの言動によって、事件は解決の道へと進んでいくのですが、今一つ印象に残らない気がしました。
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設定には惹かれるし 途中までは面白く 引き込まれてサクサク読めるんだけど 後半ごちゃごちゃしてきて 急にわかりづらくなりスピードダウン。ついでに気持ちもダウン。
読み終わったあとも なんだかスッキリしない。
シズカのこともキライじゃないんだけどなぁ。
アイデアはいいんだけど 腕がなぁってこと?
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父の死後、蔵から発見された絵を届けに行くことになった息子。生気のない人形めいた使用人シズカに案内され、外国人居留地の名残館へ誘い込まれるように…
使用人探偵シズカシリーズ1作目。
シリーズなら装丁揃えてほしかったなー2作目からガラッと変わるんだよね。
吊り橋が落ちてしまえば陸の孤島となるクローズドサークルもの+見立て殺人と雰囲気たっぷりで好きな設定です
使用人シズカのキャラ故か、盛り上がり少なめ淡々とした話だった印象。犯人はわかったけど真相はわからなかったな~
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それぞれのキャラクターや、シーンが立っていて、
アニメなどの映像作品になりそうだなと思った。
論理展開に、「?」となったのは、おそらく自分の理解力の問題...。
面白かった。
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シリーズ1作目だけど読むのは2作目。このシリーズはミステリの定番ガジェットを弄くるのが決まりなのかな。本作は見立て。推理は奇妙な感じを受けたが、メタっぽいせいかもしれない。新本格っぽいね。