投稿元:
レビューを見る
【鬼平決定版シリーズ終盤突入、名人芸とはこのことである】「当代、まれに見る名人であった」と平蔵の会話にあの秋山小兵衛が登場したりと、著者の遊び心が随所にうかがえる。これぞ円熟!
投稿元:
レビューを見る
「おしま金三郎」、「二度あることは」「顔」「怨恨」「高萩の捨五郎」、「助太刀」、「寺尾の治兵衛」の七編を読了。
投稿元:
レビューを見る
おしま金三郎
二度ある事は
顔
怨恨
高萩の捨五郎
助太刀
寺尾の治兵衞
決定版になって字が大きくてびっくりする!あと振り仮名が多くて読みにくい。(しかも新装版と振り仮名が違うところある)
「二度あることは」同心 細川に二度あったことといえば。
「怨恨」磯部の万吉が再登場。元盗賊 粂原の喜十に振り回される五郎蔵がおまさにからかわれていて面白い。
「高萩の捨五郎」相模の彦十が高萩の捨五郎を見つかる。久しぶりに本格派の盗賊。
投稿元:
レビューを見る
鬼平さんの部下の方々には、若くて人間がそれほどできていない人もいるんだけど、みんな怒られて悔しがっても、自分の能力が足りないためだと反省できるし、逆恨みしないから良いと思いました。
今はすぐにすねて逆恨みするタイプが多いから、成長できずにオヤジやオバサンになる人が増えちゃって、社会の損失だと思いました。
……な~んて思いながら、今回も読了!
似たような話も多いけど、ある意味、読み捨てに出来る気楽さが良いんだろうなぁ。
投稿元:
レビューを見る
肴は豆腐一品のみの、味も素っ気も無い居酒屋、店の亭主は以前、火付盗賊改方同「心をつとめていた金三郎。の「おしま金三郎」ほか、「二度ある事は」、「顔」、「怨恨」、「高萩の捨五郎」、「助太刀」そして、「当代、まれに見る名人であった。」と平蔵の会話にあの「剣客商売」の秋山小兵衛を登場させたりと、著者の遊び心が随所にうかがえる。
投稿元:
レビューを見る
内容(「BOOK」データベースより)
肴は豆腐の一品のみの、味も素っ気もない居酒屋が麻布にある。その夜、訪ねてきた女が「小柳安五郎が殺されても、いいのかえ?」といって、帰った。店の亭主は、以前、火付盗賊改方同心をつとめていた金三郎であった。(「おしま金三郎」)。ほかに「二度あることは」「顔」「怨恨」「高萩の捨五郎」「助太刀」「寺尾の治兵衛」の全七篇を収録。
投稿元:
レビューを見る
『寺尾の治兵衛』泣けた…
やはり、正統派の盗賊って素敵です(雲切仁左衛門ファンとしては)
ひさしぶりにお熊婆さんも登場して、何だか嬉しかった