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ジョージ・A・ロメロ 偉大なるゾンビ映画の創造者 みんなのレビュー
- 伊東 美和 (ほか著), 山崎 圭司 (ほか著), ノーマン・イングランド (ほか著)
- 税込価格:1,760円(16pt)
- 出版社:洋泉社
- 発売日:2017/09/21
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紙の本
トム・サヴィーニとのエピソードがよかった
2017/10/01 18:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:豚まんマン・シャンシャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
緩慢にふらつきながら人々に蝟集し、肉体に喰らいついて死を伝播していく異形の群れ。ゾンビのスタイルを確立した偉大な発明者、ジョージ・A・ロメロ監督がお亡くなりになったのは今年7月16日でした。それから間を置かず、彼の功績をまとめた書物が本書になります。
ゾンビ映画ウォッチャーの伊藤美和さんと、映画執筆業でホラー映画に造詣が深い山崎圭司さんとが、ロメロ監督の作品を中心に彼の生い立ちを対談したものが綴られています。
お話から浮かび上がってくるのは、ロメロ監督の苦労人としての側面。『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』、『ゾンビ』といった傑作を生みだしながらも、思い余って分厚くなりがち脚本やメジャーを嫌う傾向の制作スタイルゆえの幾多の頓挫、せっかく作り上げた作品も興行的にイマイチな成績だったりと、決して順風満帆とはいえない映画人生です。
それでも、ロメロ監督には信奉者ともいえる仲間がいたのは幸いでしたね。
私のお気に入りの話は、ある映画で採用したタイツ姿の幽霊をトム・サヴィーニが「すごいアイデアだ!」と褒め称えたいうエピソード。同士たちのノリと興奮が伝わってくるようで、よいエピソードだなと思いました。
対談のほかには、ロメロ監督の作品から多大なる影響を受けた映画人たちの寄稿があります。皆さん、世代的に私と近いのか、レンタルビデオ店で映画を観た時代の空気などが書かれており、懐かしい気持ちになりました。
ロメロ監督を深く心に刻んでくれる良書だと思います。
紙の本
ゾンビ愛溢れる
2023/04/01 04:10
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
B級映画の火付け役となった、ジョージ・A・ロメロ監督へのリスペクトがたっぷりです。未知のウイルスの蔓延から社会秩序の崩壊までと、予言の数々にゾクリとさせられます。
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