紙の本
理詰めの娯楽
2023/12/05 17:19
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投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
平安京の怪事件、若き藤原道長や源頼光の四天王、安倍晴明らが出てきて謎を解く。あっと驚く舞台を仕掛けながら、解明の仕方は現実的でファンタジー要素はない。こういうタイプも面白い。
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平安王朝華やかにして、魑魅魍魎の跋扈する京の都。若き貴公子の兄弟・藤原道綱と道長が、源頼光の率いる坂田金時、渡辺綱らの武者たちと、妖しき謎の数々を追う──。才気溢れる著者が見事にエンターテインメントに織り上げた、伝奇時代ミステリーの傑作。
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図書館
藤原道長、道綱と怪異を巡る話。
ジョゼフィン・テイの時の娘のような歴史ミステリー。
柳生十兵衛秘剣考ほどの可笑しさはないが、一応コミカル。
十兵衛ほど口達者ならともかく、道長が喋りすぎ。
調査したものを書く必要がある歴史ミステリーの弱みか。
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http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2018/01/post-c5a2.html
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左大臣家の姫君が市女笠で市井を歩くとか、左大臣が徒歩でその辺を走り回るとかはどうしたもんかと思ったが、分かり易い人物関係の処理に読み易い物語の展開。京の都の賑わいに同時代人のエピソードを交え、安倍晴明と道綱・道長兄弟の探偵ごっこラノベ…と割り切って楽しんだ。
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平安京で起こる怪事件を若き日の藤原道長が解き明かす短編集。
平安時代の習俗が詳しく描かれており、なじみのない時代なので読むのがしんどい部分もあったが、魑魅魍魎と人の思惑が入り乱れるこの時代特有の事件は面白かった。67歳の安部晴明も登場し、脇役ではあるが存在感あり。