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岩政選手の考え方、視点が今までのサッカー本にはない内容。「自分たちのサッカー」というマジックワード、「崩された失点ではない」に潜む選手の心理など、日頃使う言葉を深く掘り下げていて興味深い。文章も読みやすく引き込まれた。
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現役でサッカーを続けている岩政大樹選手による、サッカーをピッチからの視点で解釈し、語ったコラム集である。
どうも元はネットでの連載だったようだが、そちらに大幅な加筆を加えて書籍化した本書は、各章ごとにテーマを設け、それぞれの話題について詳述した大変興味深い一冊である。
例えば、考察1の「「崩された失点ではない」に潜む選手の心理」などは試合後の選手のコメントについてメスを入れたものであるが、サッカー界で使われている単語や考え方にメスを入れるコラムが本当に多かった。
また、自身の鹿島での、タイでの、岡山での経験を踏まえた意見にせよ、あるいはサッカー選手としての視点で見たピッチ上での現象(考察15では16-17シーズンのCLのハイライトだろうバルサ×PSGの大逆転劇に触れている)にせよ、選手ならではの意見が多く見られたのも特徴的である。
総じて、大変興味深いコラム集であった。岩政さんのロジカルな思考は、読者のサッカーへの視点を一段高く引き上げてくれるような教導の巧みさがある。
文句なしに星五つで評価したい。サッカーファンならばぜひにとお勧めしたい一冊である。
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もっとサッカーについて書いて欲しかったかな。ヘディングのところとかは面白くて良かった。けれど、安い自己啓発な部分も結構あったのでそれはいらないかなと。
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タイトル通り、今後サッカー選手になりたい人に一番刺さる本。
経験が大事なのではなく、経験をどう生かすかが大事という言葉が印象に残りました。
ただ、脚注が多すぎて見辛いなと思うので私が編集者なら無くすかな。
多分、多くの方がサッカー選手というカテゴリーに抱く印象とは違い、筆者はとても合理的で文才があり、言葉で表現するのが巧みです。
今後はクラブのフロントや経営も経験してピッチ外のサッカークラブの哲学や経営についての本も期待したいです。
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他の競技、生き方にも通じる考察が散りばめられた本。勝負強さは勝負所を決めないこと。当たり前を当たり前にし、当たり前を疑う。@市立図書館
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タイトル通り“PICTH LEVEL”から見える岩政さんの視点でサッカーが描かれた一冊。
選手だからこそ書ける視点、岩政さんだからこそ書ける視点。
この本を読んでサッカーを観るのがさらに楽しくなった。
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とても読みやすくて分かりやすい内容なので、すっと理解できました。
サッカーのゲームの見方が変わります。というか、サッカー選手という職業に対して、考え方が変わるかもしれません。奥深いサッカーの魅力に触れて、応援するチームや選手に対してさらに愛情が深まります。
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元鹿島アントラーズ、ファジアーノ岡山、そして数学免許取得の岩政大樹氏の連載をまとめた本。
サッカー本大賞2018、「大賞」と「読者賞」を頂いた歩運だそうで、ど田舎で育った著者が劣等感をもちながら、論理的思考を持ち合わせつつ、サッカー選手として登りつめていく岩政氏の人生そのものや、人生観がわかる良い本であった。
内容は、1.サッカーと言葉、2.勝敗の分かれ目、3.判断と創造力、4.戦略と対応、5.技術と心構え、6.成長の仕方、7.持つべき思考 の7章に分かれているがそれぞれが密接にかかわっているのですべてが絡んでいると思う。
岩政氏の考えがすべて正しいとは思わないが実直そのものであるということが書籍から伝わってくる本であった。
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さすがに数学の教員の免許を持つだけあって論理的な語り口で、こういう人は早く指導者になってもらいたいなと思った。
選手の意識の話とか過去の試合の振り返りなどあって、多分若い選手とか鹿サポさんが読むとより楽しい本なのかなと思う。
タイトルからして戦術に関する本かと思ったので少し肩透かしを食らったけど
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アントラーズ岩政選手が現場レベルでのチームサッカーを語ったもの。常識を疑うとか、事実を真正面から捉えるとか、ビジネスの世界でも出来ていて当然で実際には出来ていないことが語られています。
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理屈があり矛盾があり
答えは状況で常に変化。
思考を続けることが大切。
鹿島が強くあり続ける理由が
わかったような。
残念ながらガンバファンなので星2
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この本読むまで岩政ってあんまり好きじゃなかったんだよね。TVでの解説が。だけど読んだらなぜか好きになる。これからは岩政先生って呼びます。