紙の本
手軽にさらりと仄々感を得られる作品。
2023/12/14 23:14
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
手軽にさらりと仄々感を得られる作品。魔女的雰囲気のアッコちゃんや、地域では「恋の神様」と呼ばれる雌イノシシの“ベティ”などが、自分では気付かない負の側面を巧みに気付かせてくれる流れには共感。取り上げられてる事象も社会一般に良くある事象であることも共感を呼ぶ理由か。その点、第四話は少々異質で、雰囲気は伝わるが少々抽象的過ぎて消化不良。また、一・二話はアッコちゃん主役で明快なのだが、三話はイノシシの“ベティ”が主役だし、四話に至っては就活中の女子大生が主役と、どうもその性格が今一良く判らない。まあ、手軽にさらりと仄々感を味わうシリーズということで良しとしましょう。
<蛇足> 第三話「シュシュと猪」のラストで、「恋の神様」と呼ばれる雌イノシシ“ベティ”に絡みついて取れなくなったシュシュに、「イノシュシュ」とブランド名を付けて売り出してはと言うアイデアを出すという「オチ」がすっかり気に入ってこの著者のファンになってしまったです。
紙の本
3時のアッコちゃん
2022/07/24 14:52
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投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
登場人物が皆、身近な雰囲気で、女性達は素直でホッコリする感じ。あたたかいお話。
その中で、個性強いのがアッコさん。強引に相手の懐に入ってきて、有無を言わさず巻き込むが、実は細やかに相手を見て、アドバイスしてくれる。そっけないけど、思いやりのある人。魅力的な人だなぁ。
全4編中、アッコさんの活躍は2話しかなかったのが残念。もっとアッコさんのペースに巻き込まれたい、と思う。
電子書籍
3時のアッコちゃん
2019/09/09 20:40
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投稿者:Keito - この投稿者のレビュー一覧を見る
やっぱり面白いな
真面目にギリギリの状態で生きている中でふと飛び込んでくるアッコさん
そしてまさか神戸が舞台になる日がくるとは!
しかも梅田駅まで…
嬉しさと共に活力が溢れてくるお話達でした
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久しぶりのアッコちゃん。続編。でも前半だけ?さみしー。
アッコちゃんみたいに潔く前向きに生きられたらいいのだけど。。難しいですね。でもそばにいてほしい先輩かも。自分を変える、前に1歩踏み出す勇気をくれる本。
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あらすじ(背表紙より)
澤田三智子は高潮物産の契約社員。現在はシャンパンのキャンペーン企画チームに所属しているが、会議が停滞してうまくいかない。そこに現れたのが黒川敦子女史、懐かしのアッコさんだった。会議に出すアフタヌーンティーを用意して三智子の会社に五日間通うと言い出した。不安に思う三智子だったが…!?表題作はじめ、全4編を収録。読めば元気になるビタミン小説、シリーズ第二弾!
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アッコさんの登場頻度は違っても、アッコさんの存在が全編にわたって感じられる。前作『ランチのアッコちゃん』の良さを引き継いで、楽しく読めた。
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前作のほうがインパクトがあったなぁ(カレーとかポトフとかお腹にたまるものだったからかも)。
働くために生きるのではなく、生きるために働くのであって、生きるためには仕事以外にも大切な事が沢山ある。
当たり前の事が分かんなくなるくらい皆毎日疲れてるんだよな‥と思う。
にしても後半2編にアッコさんでてないのはいいのか(笑)。私は関西から東京にきて結構しんどかった口ですが、東京の人も大阪ではしんどいんだなと不意に気づいてなんか新鮮でした(笑)
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サラサラッと滋養補給。そんなイメージは、前作から相変わらずです。アッコさん絡みの短編4作。でも今回は、アッコさんが殆ど登場しない後半2作もあり、ちょっと新機軸。基本的には若くして人生に疲れ果てたOLが、アッコさん(あるいはそれに類する誰か)との接触を経て、新しい可能性に目覚めていく希望の物語。たまにはこういう、あっけらかんとした元気いっぱい小説も良いです。
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『ランチのアッコちゃん』の続編と言えば続編?
時系列としては。
でも、物足りないなぁ
せっかく前作であんなに登場人物達が生き生きと動き回っていたのに、なんだか設定同じで焼き増した感じ。
「さあどうぞ。だってこういうのお好きでしょ?」って言われてるみたい。
決して短編だから読み応えが無いのではないと思う。
単に薄っぺらい。
しかも、後半2編はなんとか『アッコちゃんシリーズ』にするためとしか思えない登場のさせ方だし…。 よくわからんか、このシリーズは働く女子のビジネス指南書なの?
だとしたらまだ深見じゅんの漫画の『悪女』の方が役に立つだろうな。
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安定の面白さ。
アッコさんが私の身近にいたら...どうだろう?なんて考えながらあっという間に読んでしまう。
美味しい食事もだけど、ちょっとしたティータイムも丁寧にやりたいと改めて。
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「ランチのアッコちゃん」の続編。と言っても4本のうちアッコちゃんが絡むのは2本のみ。でもいずれも女性の仕事とか生き方がテーマになった短編集だ。
それぞれの話に出てくる女性たちは、立場や年齢は違っても何かしらの悩みや生きづらさを抱えてる。問題が解決するわけではないが、少しだけ前向きになれる終わり方だ。終わり方はファンタジーのようなものでも、抱えてる悩みはリアルなんだろうなと思いながら読んだ。
ユーモアに溢れているが、女性の居場所を探す物語として訴えてくるものがある。
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ゆっくりと歩いてみれば
いつもと違う景色が見える。
おいしいものを食べて歩けば
いつもと違う色を感じる。
それから立ち止まれば
いつもよりも素敵な音が聞こえる。
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へぇ、続編出てるんだと手に取ってみました。
アッコさんを必要としている人は他にもたくさん居そうだよね!という事で今回関わる人が変わったのが新鮮で面白かったです。
午後の会議にアフタヌーンティーっておしゃれでイイな。そう言う給仕サービス、良いかもしれない。会議って無駄に長引くから30分で終わらせるってのも良いなぁ。長い会議ってグダグダと3,4時間やってるものなぁ…。その時間がもったいないと思うんだけど中々言いだせないし。
スムージーの話も良かったです。上司といえども間違っている事は間違っているといえなくても思って居るだけで大分違う。少なくとも黒いものを白いと思わなくてもいいんだ、と思えるだけで大分違う気がするし。
就職活動の話は…大変だったなぁ…と思いだしてちょっと憂鬱になりました。今の子も大変なんだろうか?会社ってたくさんあるのに難しいものだ。
全体として軽く、さらっと読み終えました。欲を言えばもっとアッコさんの出番が多くてもよかったんじゃないかなぁなんて思いましたが… まああの方は要所要所に出てくればそれでいいのかも。レジ任されてアイス食べてる(しかも書店で!)とかありえないなぁとか、イノシシの所は…店にまで入ってくるイノシシって…とちょっと疑問に思いましたがまあ全体として面白く読みました。
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「ランチのアッコちゃん」の続編。さらりと読めてしまったけれど,読み終わった後,ほっこりとした。全編にアッコさんが出てこなかったことが,少し残念。
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相変わらずパワフルなアッコさんに元気をもらえた。
尊敬出来る人がいるっていうのは力になるんだなぁ。
後半はアッコさん出てこなかったのがちょっと残念。