紙の本
『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂8』
2019/09/05 21:23
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
商店街の路地の奥にある古めかしい駄菓子屋「銭天堂」
売っているのは「こまごまコマ」「消しガム」「無病息災チップス」……見たこともないふしぎなお菓子ばかり
「いらっしゃい。ここは銭天堂。幸運を求める幸運な人だけが、見つけられる店でござんす。幸運なお客さんのおのぞみは、この紅子さんが、きっとかなえてさしあげましょ」
古銭柄の着物を着た、雪のように白い髪の大きな女の人──店主の紅子さんをライバル視する「たたりめ堂」のよどみがいたずらをしかけてくる
「ほしいイモ」思ったことが口に出して言えないのが悩みの十一歳の女の子
「泣かんパイ」体が大きく力も強いが泣き虫で困っている十歳の男の子
「マスク・メロンパン」子役をしている六歳の息子の演技を上達させたい三十三歳の女の人
など、幸運をもたらすふしぎな駄菓子をめぐる6つのおはなし……なんだかどうもいつもと効き目が違うようで
2013年にスタートした廣嶋玲子の人気ファンタジー「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズ既刊11冊(2019年4月現在)の8作目、2017年10月刊
店番をするキュートな墨丸の人気が急上昇中
2019年10月発売予定の12巻は予約だけで“ベストセラー1位”の大人気
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
おもしろかった。
また次も楽しみ。
ちょっと過去の巻を読み返したくなった。
いろいろおもしろい駄菓子が出てきていいな。
電子書籍
楽しい
2021/07/13 06:38
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投稿者:なお - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白い話ばかりで、楽しめたけれど欲張り過ぎたり、人を羨ましいと言う気持ちを持ちすぎるとろくなことはないなとおもった。
紙の本
よどみの黒猫
2020/10/11 14:24
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投稿者:JUN - この投稿者のレビュー一覧を見る
銭天堂の商品が
よどみの引き金である黒猫によって
ちょっとした悪意のオチを迎える今回。
もちろん紅子さんの力で
修復されるわけだけど…
悪意が丸見えじゃない分厄介だよなー
墨丸が大活躍。
たくさんにゃあにゃあと喋ってくれます。
一生懸命伝えようとする姿、可愛いです。
どこがノスタルジーな銭天堂で
現代言葉の「がばちょ」は見たくなかった
ラストの「スリスリリンゴ」。
過去の作品を読んだ人だけが分かる
伏線の伏線!人物の再登場!
たたりめ堂の商品だけど
ちょっと感動した
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遂によどみが鳥かごから出てきた。
全く改心もせず懲りず、早速、銭天堂に報復を始める。
銭天堂の駄菓子が本来の働きと若干違う作用をしてしまい、大変な目に合う購入者が続出。
異変に気付いた紅子はその対策に乗り出す。
けど、最初の二人は、効果を失くしただけで代替品によるフォローが無かった。
代替品を出すか出さないかの線引きでもあるのかな。
よどみとの決着はいかに。
この終わり方、このままこのシリーズ終わりそうな感じもするけどどうなんだろ?
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願い事は、幸せに向かう意思として身を結ぶこともあれば、短期的に身勝手な欲望を満たすのに終始して、身を亡ぼすこともある。
不思議な道具を手にした登場人物が相変わらず人間臭くてよい。
よどみのお菓子は、さもしいイモや泣けんパイのように、自分の意思でコントロールできないものが多い。やっぱり、人の不幸を楽しむのが彼女の目的なんだなぁ。
願い事が幸運に向かうか、不幸に向かうか、人間の意志の力を見極めることを楽しむ紅子とはやっぱり対照的。
スリスリリンゴは、タイトル見てごますりされまくるのかと思ったら、盗む方のすりだったから驚いた。そして巫女缶の効能にも驚いた。どういう経緯で巫女缶を手に入れて、効力が無くなった後どうなったのだろう、ちょっと気になる。
マスク・メロンパンは、お前は子供を何だと思ってるんだ、ってもやもやする。今のところ共感できない欲望。
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本屋さんで買いました。
銭天堂の駄菓子は誰もが欲しいと思います。
銭天堂のおかみさんの紅子さんは、
不思議で、でかくてだけど話しやすい人です。
銭天堂のお菓子は読んでいるだけで欲しくなります。
長い話しが飽きる人でもつぎつぎ買って、
読んじゃいます。
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願いが叶う駄菓子屋さんの話です。
駄菓子の効き目が正反対の効き目になってしまって、かわいそうだったので星4つです。
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銭天堂シリーズのひとつを読んでみた。
おかみの紅子が魅力的。不思議な駄菓子も面白い。
子どもたちが楽しんでいることだろうね。
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NHKでアニメも始まり、なんとなく、ポンキッキーズの「トイレの花子さん」を思い出した。
さて、本作では、銭天堂の駄菓子がまたまたおかしなことになっている。
正しき使い方を試みるも、どうもおかしい。
よもや、あの子のせいではあるまいな…。
おっかさん仮面は、世の、子供のことを愛してやまない母親を、まったくもって大事にしない子供たちと、父親たちと、母親業を舐めまくっている人々に是非現れてほしい。
まあ…フェミニズム的観点から言えば、おっかさん仮面の見た目はとても画一的、というか、思い込みのような姿なのだが、まあそこはわかりやすさを優先したとして。
バイリンガールは、私の個人的な傷をえぐってきた。
友達を独り占めしたい、私を優先してほしい、幼き頃の自己中な考え方で友達を失った。
もし、当時それがわかっていたら。
いや、いまさらそんなことを言っても仕方がない。
だが、大好きだからこそ、の思いはいきすぎてはいけない。
少年は早くそのことに気づけて良かった!
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表紙の金まねきねこたちがかわいい
よどみとの対決も一旦終わりかな?
悪意エキスをばらまいたのはいいけど自分がそれでやられてしまうとは...
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うわぁ、やることが汚いでしょ、よどみ。
おかげで紅子さんが一苦労だよ。
おっかさん仮面には笑ってしまった。
世のお母さんたち、ああ思っている方々がけっこういるのかな。そう思うと笑っててはだめだね。
で、汚いことしたよどみには天誅ーーーー。
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よどみの企みによって銭天堂の商品に異変が!?再登場のキャラにワクワクもふくらむ第8巻。結末は商品を手にした人の手にゆだねられる、銭天堂の醍醐味がつまった1冊です。
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よどみ編は完結(もしくは長期お預け)のようです。よどみの干渉によって「銭天堂」の菓子もおかしな効果が現れるとは息の長いシリーズの楽しいところですね。新潟県立図書館から「めぐるくん」でお借りしました。
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今回は紅子さん大忙しでした。墨丸大活躍で可愛かったです。泣かんパイの話が印象的でした。
よどみさんの復活を心からお待ちしております(笑)