紙の本
極上のひととき
2023/08/15 08:32
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投稿者:にゃんぱり - この投稿者のレビュー一覧を見る
みごとな贋作からドンデモものまで,ホームズファンなら,きっと楽しめます。
私のおすすめは最後から2番目の「サセックスの白日夢」。しみじみしていい作品です。
しかも作者はあの人!!
おすすめです。
日本の作家が書いたものもあったらいいと思っていたらあるそうです。
今度読んでみたいと思います。
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シャーロック・ホームズのパスティーシュ&パロディ集といえば、著名なものにエラリイ・クイーン編「シャーロック・ホームズの災難」がありますが、本作はそれにも負けない作品集でした。
自分は【語られざる事件】が好きなので、『疲労した船長の事件』と『調教された鵜の事件』がお気に入りでした。また、『小惑星の力学』や『シャーロック・ホームズなんか恐くない』も良かったです。
単行本が論創社から以前出ていますが、本書はそれを文庫化したもので(論創海外ミステリ初の文庫化でもあります)、『シャーロック・ホームズと〈ボーダーの橋〉バザー』が追加収録されています。
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バークリー、ミルン、ノックス、ベントリー辺りの作品を読みたくて購入。本の構成が、各作品毎に冒頭で簡単な紹介→作品を楽しむ→潤沢な注釈付き→最後にこれまた豪勢な編者解説付き といった感じで、超詳しい人にツアコンしてもらいながら、ホームズパスティーシュの世界に遊んでる感じで、至れり尽くせりでした。贅沢で面白かった。
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シャーロック・ホームズのパスティーシュとパロディ集。
様々な作家やシャーロッキアンによる短編集。
名前を変えているものもあってとても楽しかった。
多分激選されたものばかりなのでしょう。
「おばけオオカミ事件」が一番のお気に入りです。
最後の「シャーロックホームズなんかこわくない」も面白かったです。
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王道オマージュ作品、パロディに盛沢山。みんなシャーロック・ホームズを知ってて当たり前って感じのアンソロジー。
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ホームズのパスティーシュとパロ集。
王道パスティーシュから対決物、異色物などいろいろ。
異色編にある『小惑星の力学』と『サセックスの白昼夢』が好きかな。
小惑星の力学はモリアーティ教授好きな方にはぜひ読んでほしい話。
サセックスの白昼夢は切なさがあってその切なさが好き。著者がホームズ役をやったことのあるベイジル・ラスボーンというのもすごい。
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ノックスの書いたホームズパスティーシュですって………………しかも北原尚彦編訳ってか……………………。
そんなの買うしかないじゃない\(^^)/
と言うわけで、冒頭を飾るノックス作品の、中々クオリティ高い掌編に期待値高めで意気揚々と読み進めていったんですが。
本邦初訳!だったり、
意外なあの作家もホームズ物を書いていた!だったり、
意外なあの人が死んじゃったり、豪華なメンツがそろったり、なサービス精神てんこ盛りでお腹いっぱいにはなるんですが、肝心の内容の方が、かーなーり、遊びの方に振り切っちゃってる感じなんですよね〜\(^^)/楽しいけども笑
聖典は一通り押さえてないと「???」な部分多数です。読んでるはずの私も「???」な箇所多数でした(謎)。
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パロディとパスティーシュが入り混じってて、著者がロナルド・A・ノックス、E・C・ベントリー、A・A・ミルン、ロス・マクドナルド等の錚々たるメンバーで、編訳がシャーロキアンで有名な北原尚彦氏!
これが面白くない訳がない!
一気に読むのが逆に勿体無くて、ちびちび読んでたんですが、新刊も来たんで、今日一気に読み終えました。
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★3.5
シャーロック・ホームズのパスティーシュと言うと、どこかホームズをバカにしたような感じで、中身もイマイチのものが少なくありませんが、この本に収録されている作品は、必ずしもそうでもありません。
ドイル自身が書いた様な上質のパスティーシュがあれば、パロディあり、毛色の変わった作品あり。もちろん、ちょっと小ばかにしたようなものも無い訳ではありませんが、全般としては質の高い作品が収録されていると思います。