電子書籍
面白かったです
2022/05/07 22:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みぽこぽこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
様々な死体の描写が盛りだくさんで、面白かったと言ってもいいのかな?と思いますが。
キャラクターが個性的で、みなさん愛らしくて。
続けて続編を読める事が嬉しいです。
誰も欠けずに登場して欲しいなぁ。
事件の内容だったり、トリックだったりと言うよりも、本当にキャラクター重視です。
なので、樹海に眠る遺体の描写も、おどろおどろしく無いです。
紙の本
樹海ってやっぱりおどろおどろしい
2019/05/26 10:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
大倉崇裕の 『樹海警察』を読みました。
樹海というだけでおどろおどろしいのですが、読むと随所にそのおどろおどろしさが出ています。
登場人物が皆、なんらかのものを抱えていそうで、始めは正体不明の落ちつかなさがありました。
中心人物が樹海になじむとともに、読み手も物語世界になじんでいきました。
でも、樹海ってやっぱりおどろおどろしい。
樹海の魔力に魅入られて犯行を重ねていたのがあの人物だったから、これはシリーズ化は考えていないみたいね。
紙の本
ちょっとかわった部署でのミステリー!
2018/05/07 22:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しんごろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
樹海専門の部署の警察の話!あんまりミステリー系は読まないんですが、舞台が大好きな県、山梨県ということで、手にとりましたが面白かったですね。事件の内容というかネタは樹海を舞台にしているからこんなものでしょう。上司の柿崎(生真面目すぎw)と部下がかみあわないんだけど、柿崎が部下に育てられた感じで成長していく姿が、良かったかな。ラストはプチファンタジーっぽいシーンがでてきますが、これは余計かなとは思いますが、登場人物の名前がユニークで堅苦しさがなく楽しく読めました。
投稿元:
レビューを見る
登場人物の果物をもじった名前が笑える。
個々のキャラも面白かったが、最後の終わり方がちょっと残念。柿崎の天然ぶりを突き通した展開にして欲しかった。
任期もまだ残っているみたいだし、シリーズ化するのか?
投稿元:
レビューを見る
青木ヶ原樹海が舞台。基本的に腐乱死体か白骨死体が見つかってから話が始まるので、これでストーリーを成り立たせてるのはすごい。ややコメディタッチですが、これはまぁ映像化できないよねぇ。
投稿元:
レビューを見る
エリートさん、とんでもないところに飛ばされちゃったのね。
最初は、性格に問題ありのとんでもエリートと思ったのに、どんどんイメージが変っていっていい感じ。
2人の部下も色々ありそう。
彼らのその後も見てみたい。シリーズ希望。
投稿元:
レビューを見る
初任幹部科教育を終えたキャリア警察官の柿崎が配属されたのは山梨県警上吉田署の富士樹海で見つかった遺体専門の部署・地域課特別室。
栗柄、桃園、明日野の3人の個性的な部下に振り回されながら、樹海で発見された居たいから事件の匂いを嗅ぎ付け、解決していくというストーリーはプロットもしっかりしていて、3つの事件の短編構成になっているものの一貫した伏線も張られていて面白く読みやすい作品だった。
投稿元:
レビューを見る
+++
初任幹部科教育を終え、警部補になった柿崎努は、山梨県警上吉田署という辺鄙な場所、しかも聞いたこともない部署へ配属となった。署長に挨拶も行かず署員からおもむろに渡されたのは、カーキグリーンの軍用ベストやズボン、そして登山靴―。さらに連れて行かれた場所はなんと樹海…!?栗柄巡査、桃園巡査、そして事務方の明日野巡査長と共に、樹海で見つかった遺体専門の部署・地域課特別室に勤務することに…!腐乱死体から事件の匂いをかぎ取る!!書き下ろし樹海警察小説登場。
+++
左遷された自覚がなく、あくまでも正論を貫く警部補・柿崎が着任したのは、樹海専門の特別室。課員は栗柄、桃園、そして事務方の明日野の三人。すべて訳ありでここにいる面々であり、それぞれにキャラが濃いが、各自のやり方で確実に捜査を進めていく様子は、強引で違法ぎりぎりの場合もあるが、頼もしくすらある。樹海で見つかる遺体を見て、事件の匂いを嗅ぎつける嗅覚はもちろん、真相を暴き出す手腕も見事である。いろいろ明らかになっていない点もあるので、シリーズ化されるのだろうか。このメンバーのはちゃめちゃぶりをもっと見てみたいと思わされる一冊である。
投稿元:
レビューを見る
とにかくテンポがいい!すごくサクサク読めた!
樹海で見つかる遺体の処理を専門とする部署に飛ばされた柿崎警部補。その部下、栗柄、桃園、明日野の3人組を従えて(?)事件を解決していくストーリー。部下といっても、どちらかと言えば柿崎が動かされているのだけど。
このキャラの濃さとノリの軽さ、でも事件は意外なほどヘヴィーっていうギャップが良い!ラストの事件は書きようによっては濃厚サスペンスものが書けちゃう内容…。
事件はヘヴィーだけど、エンタメ小説って感じで楽しめた!
投稿元:
レビューを見る
2018年1冊目。樹海で発見された遺体を専門に扱う地域課特別室。樹海はいまだに未知の領域という印象が強くて、興味深く読めました。生真面目な柿崎と破天荒な部下達が、徐々にお互いを認めていくのが良かった。
投稿元:
レビューを見る
山梨県警上吉田署地域課特別室という、地方の警察署、それも樹海の遺体処理を担当するという聞いたこともないような部署に異動させられた柿崎努。
樹海の遺体処理が専門という、奇抜な舞台設定に興味を惹かれた。
初級幹部科の教育を終え、警部補になったばかりの柿崎が、なぜ、そんな辺鄙な場所へ追いやられることになったのか、そして、エリートの道から外されたか、この作品からはわからなかったが、きっと続編であかされることだろう。
柿崎という男の頭の固い、融通のきかない性格に、最初は、イヤミなヤツだと思ったが、その頭の固さは、まっとうな正義感と、警察官の誇りに裏打ちされたものだ。
柿崎が吐く正論は、近頃は、誰も恥ずかしくて口にしないものばかりなところが、逆に、すがすがしさを覚えた。
一筋縄ではいかない部下2人に翻弄されながら、部下の心をつかんでいくくだりも、なかなか面白かった。
ただ、同じ作家さんの「いきもの係」シリーズには、およばない、と思う。
投稿元:
レビューを見る
「警視庁いきもの係シリーズ」面白いです。大倉崇裕さん「樹海警察」、2017.10発行です。青木ヶ原樹海は毎年50~80の遺体が発見されるとか。警察の担当部署は山梨県警上吉田署・地域課特別室。その室長に着任した柿崎勇警部補(警察庁、キャリア組)、迎える室員は栗柄慶太巡査、桃園春奈巡査、そして明日野裕一郎巡査長。正義感に燃える室長と失うものは何もない3人の警察官の名(迷)コンビ、刑事課をてんてこまいさせます。続編を希望します(^-^)
投稿元:
レビューを見る
エリート警部補がひと癖もふた癖もある部下達に振り回されつつ事件を解決。サラッと読めます。これから警部補殿がキャリアとしてどうなるのか非常に気になります。続編を希望します(^-^)
投稿元:
レビューを見る
常に正論,立つ拠り所に筋が通っているが故に,融通の利かない空気の読めないキャリアの向かうところに敵は無い.
投稿元:
レビューを見る
初任幹部科教育を終えて警部補になった柿崎の初の配属先は、なんと山梨県警上吉田署の樹海専門部署。刑事課につまはじきにされながらも警察官としての正義を曲げない堅物の柿崎と、癖のある部下たちが事件を解決する短編集。
樹海専門部署という設定と、キャラの立った登場人物のやりとりが面白い。最終話の荒唐無稽さも樹海ならありかなという気になる。いきもの係みたいにドラマ化してほしい。