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【感想】
上巻同様、いやむしろそれ以下の内容。
上巻はビーナスの中で、苦境ながらも学んで頑張っていこうとする貴子のサクセスストーリーがあったが、、、
下巻はもはや全員が中国に手玉に取られる展開に・・・中国ってそんなにパワーあるんかいなと懐疑心も芽生える。
やはり「ハゲタカ」シリーズには鷲津・リン・サムの3人が出てこないと話にならないということが分かった1作品。
【あらすじ】
世界的リゾートグループのパリ本社で激しい権力闘争に巻き込まれる松平貴子。
中国の富豪・将陽明と娘の美麗はあらゆる手を尽くして事態を混乱に陥れる。
冷酷な買収者・鷲津の影もちらつき、中国内部の暗闘も表面化、物語はさらなる局面へ。
ミカドホテルの運命は? 「ハゲタカ」から生まれた国際サスペンス劇。
【引用】
p213
見た目はよく似ているが、中国人女性と日本人女性では、決定的に違う部分がある。
最も異なるのは目つきだ。
日本人の目は控えめで穏やかな草食動物を思わせる。
一方の中国人女性こそれは常に生命力の強さで輝いている。
日本では仕事ができる女性でと、プライベートでは控えめな雰囲気が好まれるが、中国人女性にそういうタイプはあまりいない。
しっかり自己主張するし、何より好奇心旺盛だ。
p347
HARDY…
元々は我慢強いという意味だが、その実、中ではたぎるほど燃えさかっている。
うっかり触れると火傷しそうだ。
だが、HARDYのように生きるのは、並大抵のことではない。
それをこの数年で痛感した。
一人で強く生きようとしても、結局はいつも誰かに助けられてきた。
私はHARDYでも何でもない。
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今月の2冊目。今年の25冊目。
番外編の下巻。まあ物語のツナギでやはり本編ではない。読めば、本編の足しにはなるけれでも、無理して読むもんでもないなと思いました。
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なんだか安い中国スパイ映画を見た気分。
ありえないくらいに人が死んでいくしね。。
やっぱり鷲津が主役じゃないとドキドキワクワク感がない。
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ハゲタカシリーズのスピンオフ作品。
二人の女性が活躍する。鷲津氏は脇だが読み応えは充分。
誰が味方で誰が敵なのかが分からず、月並みな表現だが手に汗握る展開。つい時間を忘れさせる。
ハゲタカシリーズは経済小説だがこのスピンオフ作品はスパイものっぽいので注意(笑)
終わり方がややあっさり目だったので、詳細を知りたし。続編を待つ(笑)
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無事に私の謎は回収されました(^^)v ちょっと、強引というか、あっさりというか。 ふ~んって感じがしなくもないけど。 これからの貴子に幸あれと願うばかり。 将陽明も美麗も不幸だったわ。。。
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いつものハゲタカシリーズより、だいぶダークなストーリーだった。
上巻より下巻のほうが私は好みだったが、ハゲタカシリーズって思うと評価が分かれる作品だと思う。
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世界的リゾートグループのパリ本社で激しい権力闘争に巻き込まれる松平貴子。中国の富豪・将陽明と娘の美麗はあらゆる手を尽くして事態を混乱に陥れる。冷酷な買収者・鷲津の影もちらつき、中国内部の暗闘も表面化、物語はさらなる局面へ。ミカドホテルの運命は?「ハゲタカ」から生まれた国境サスペンス劇!
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企業買収や再生はなく、奪還ですね。まぁこれはこれで面白かった。将陽明はさておき、美麗の結末は何とも…。
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ハゲタカシリーズは経済小説のはずです…
本作は経済小説ではなく、中国国家安全部が出てくるスパイ小説の要素もありましたが、簡単に言うと将陽明が松平家(松平貴子ではなく)に恩を返す話であると思います。
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ハゲタカ2=バイアウトとハゲタカ3=レッドゾーンの間の物語。シリーズではおなじみの松平貴子が主人公。存続の危機に陥る日光ミカドホテルを救うために奮闘する。しかし彼女はいつしか国際的な謀略に飲み込まれていくのだった…。詳細→http://takeshi3017.chu.jp/file7/naiyou23406.html
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ハゲタカシリーズのスピンオフ下巻。
後半になってスピーディーかつ想像を超える展開が面白く、あっという間に読了。
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最初はミカドホテルを守るためにVS将陽明になるのかと思いきや、後半であっさりミカドホテルの権利は貴子に戻り、彼女はヴィーナスグループの社長にまで上り詰める。
下巻の後半は血生臭い展開になり、企業買収や再生ストーリーに似合わないハードな展開で美麗もまた記憶喪失となってしまう。
今後『ハゲタカ』シリーズが続く中でキーポイントになるのか否か・・・個人的には熱海の金色屋の再生ストーリーも読みたかった
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10月-14。3.0点。
中国の富豪が味方につくが、本国からの工作などあり。
ミカドホテルは貴子の元に戻るのか。
下巻に入り、展開がスピードアップ。展開が早い。美麗は次作も出るのかな。
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テンポよく話が展開して、サクサク読めるが、終盤に暗殺が多すぎて暗いイメージになった。
続きがきになる楽しさがあり、順番が逆になってしまったが、このハーディからレッドゾーンの順で読めたらもっと楽しめたと思う。
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リゾルテ・ドゥ・ビーナス内の激しい権力闘争に巻き込まれつつも、傘下に入ったミカドホテルを自身の手で取り戻すべく奮闘する松平貴子。香港の大富豪・将陽明とその孫の賀一華、そして将の娘の美麗はそれぞれの「野望」を抱き、ありとあらゆる手を使いながらリゾルテ・ドゥ・ビーナスを攪乱していく。貴子は魑魅魍魎を相手に無事、ミカドホテルを取り戻す事は出来るのか!?