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予約特典の三浦しをん「広辞苑をつくるひと」がとても良かった。これだけの辞書なのだから、さぞ多くの人が関わっているのだろうなあと、漠然と思っていたが、具体的にいくつかの現場が取材されていて、へぇ~そうなのか、と思うことがたくさんあった。「舟を編む」のノンフィクション追加盤という感じ。
語釈や用例を検討した国語研究所、初版からずっと印刷を担当している大日本印刷、イラストの担当者など、どれも興味深い話ばかりだが、とりわけ新鮮だったのが、函を作っている加藤製函所と、製本を担当する牧製本印刷社を取材した章だ。
これまであまり気にしたことがなかったが、言われてみれば確かに、広辞苑は大きくて重いので、製本には特別な技術が必要だろうし、函も出し入れしやすく、かつ丈夫なものが求められるわけだ。この道何十年という職人さんたちの知恵や努力の結晶として、この本がここにあるのだと思うと、あだやおろそかにするまい、大事に丁寧に使おうという気持ちになった。
私はe-honを利用していて、ネットで注文した本を地元の本屋さんが郵便受けまで配達してくれるのだが、この広辞苑はピンポーンと玄関先まで持ってきてくれた。「大きいし、手渡しした方がいいと思って」といつものお兄さん。これは嬉しかったです。やっぱり特別感があるよねえ。
だから、報道されている不備の件(「LGBT」の説明が不十分であること)は、とても残念。新収録の語だから、慎重に丁寧に検討されただろうに。でも、批判する気にはちょっとなれなくて、関わった方たちの心痛が思いやられてつらい。
あと、販売直後からアマゾンのレビューに罵詈雑言が並んでいることに、私は憤っている。辞書や書籍をつくることへの敬意がカケラもない言いがかりが、堂々とレビューとしてのっているのを見ると、ネットユーザーをやめたくなる。
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本棚にあった「広辞苑をつくるひと」三浦しをん,を読み終わり,ブクログに感想を書こうとしたら,なんと,広辞苑の予約特典のオマケとのこと.じいちゃん(=私の父)から孫(私の息子)へのプレゼントの広辞苑第7版の付録とはつゆ知らず,おもしろさに引き込まれてしまった.
三浦しをんは優れたエッセイの書き手でもあることを知った.
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図書館に「広辞苑をつくるひと 三浦しをん」があり船を編むおもしろかったな同じ感じなのかなと読んでみると、そのまま「広辞苑を作る人」の本、本は好きだが、辞書はあまり好きじゃなかったよなと思いながら読む。
ブクログに登録しようとして検索すると乗ってなく、調べると『広辞苑第七版』予約特典小冊子とのこと。2度ビックリ。
※広辞苑本体の方は読んでいません。
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下記は、『広辞苑』そのものではなく、『広辞苑 第七版』の予約特典である『広辞苑をつくるひと』についてのレビューです。
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★★★★☆
面白い本です。
が、三浦しをん著の『舟を編む』や、飯間浩明著の『辞書を編む』を読んでいるせいか、目新しさは感じませんでした。
また、目新しさを感じなかったのは、自分がしてきた仕事の中で、似たようなことに触れてきたことも、その理由だと思いますが。
ちなみに、この本、図書館で借りてきたんですが、非売品なのですね。
そういう意味では、お得感があります。
貸出を決断した図書館の判断に感謝、です。
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ずっとほしいと思いつつ、初広辞苑。
特価販売期限ギリギリ駆け込みでやっと購入したが、予約特典の小冊子、三浦しをん『広辞苑をつくるひと』がついてきて、ぼーずも『プロフェッショナル仕事の流儀:飯間浩明』をみてちょうど辞書づくりへの興味関心が高まっていたところで喜んでくれて、とても得した気分。
『広辞苑をつくるひと』は『舟を編む』で辞書づくりにはあかるい三浦しをんさんの取材した国立国語研究所(語釈)、大日本印刷株式会社(フォント)、イラストレーターと専門家(イラスト、これに関してはデイリーポータルの記事でも少し前に読んだ)、株式会社加藤製函所、巻製本印刷株式会社の五章仕立て。読み応えがあってますます辞書に愛着が湧いてしまう。
<追記>
投稿したあとでレビューを見ると、自分と同様にほとんどの人が『広辞苑をつくるひと』の感想を書くべくブクログに登録していることがわかった(だって、冊子単体では登録できないのだもの…)。辞書を買わないと手に入らないはずの希少品だが、図書館などで偶然手に取っている人もけっこういるのだと知る。楽しい内容だけに、いずれふつうに市販されるといいなと思うけれど…
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三浦しをんさんの「広辞苑をつくるひと」
図書館で借りて読んだんだけど…実は広辞苑の予約特典で非売品だったらしいΣ(・ω・ノ)ノ!
「舟を編む」のリアル版、こうゆう切り口の読み物大好物♡
活版印刷、やっぱりやってみたいなぁ~
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広辞苑 第七版 の予約特典冊子「広辞苑をつくるひと」を読んでの登録です。
あのぶ厚い本をいかにして作っているかの裏側が分かってとても面白かったです。
※三浦しをん書き下ろし文庫判小冊子「広辞苑をつくるひと」
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ドラマ「舟を編む」を見て、辞書を読みたくなり購入/20240413
予約特典の、三浦しをんによる『広辞苑をつくるひと』を図書館で借りて読む/20181129
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『辞書は引くんじゃない 読むものだ。』
どっかで聞いたこの言葉を頭の片隅におきながら
毎日手が空いたときに読んでいます。
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2020年6月10日『れもめーる』にて
『広辞苑』
を購入したとの報告がありました。
『れもめーる』は
上白石萌音オフィシャルファンクラブ『le mone do』
の有料コンテンツです。
https://kamishiraishimone.com/contents/324041
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でかいし、重いし、歴史的な用法が先に来るしで、普段使いには適さない。
とはいえ、なにしろ辞書の代名詞なのでとりあえず持っておきましょうか的な。
実用的な中型辞書という視点なら、大辞林や大辞泉の方がいいと思う。
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百科事典の役割を兼ね備え、図版は3000点を超える。中型国語辞典として三省堂の『大辞林』と双璧をなし、情報機器に電子辞書の形で提供されることも多い。
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総項目数25万の日本語辞典。各界第一線で活躍する専門家が、正確かつ簡明に解説する。言葉や社会の変化、学術研究の進展を反映し、基礎的な言葉の意味説明を刷新、古典用例を大幅に見直した第7版。
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広辞苑だけでなく、「広辞苑をつくるひと」という短い本も付属していたのだが、広辞苑という辞書が作られる過程が実際のインタビューから述べられており、とても興味深かった。
言葉の説明を書く工程や辞典内のイラストを描く工程、製本や函を作る工程等多くの作業を通じてようやく完成するのだと改めて実感できた。
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『舟を編む』を読んだあとに、三浦しをんの『広辞苑をつくるひと』という付録目当てで読んだ。『広辞苑』にこんなに楽しい付録がついてくるなんて!装丁もすてき。
『舟を編む』では編集部のメンバーが中心に描かれていて、製紙会社の「ぬめり感」のエピソードが印象的だったが、他にも多くの人の労力や技術が結集して作られているんだなぁと感服した。
特に、古生物のイラストのやり取りが面白かった。あの繊細な絵を、私も使っているシグノで書いてるの!?
『広辞苑』を実際に引いてみたくなる記述も多く、心憎い。私は広辞苑は電子辞書で使っていたため、こんなにたくさんイラストが載っているとは知らなかった(もちろん「角大師」を確認した)。函の出し入れのフィット感をぜひ体感してみたかったのだが、図書館では函がなかった……残念すぎる。