紙の本
前向きな気持ちになれる本
2018/01/14 21:36
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投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジョブズの言葉は勇気をもらえる。
何よりも簡単にあきらめることがいけないことだと教わる思いだ。
難しいことは語られていない。頭でわかっていながらも、実行できないことを
「それではいけない」頑張れと、この本に教えられた気がする。
力が湧いてくる一冊。
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モチベーションアップの参考になればと思い、大好きなアップルを作ったジョブズのエッセンスがまとめられている本を読んでみることに。
映画などでジョブズの人となりはある程度知っていた。関わる人に対しても傲慢だったり、嫌われるようなことを平気でした。会社の上司がこんなだったら嫌だろう。人としては敬遠したいタイプ。それでも歴史に残るような製品を生み出し、世界を変えてしまった人物。
今回の新たな発見は実はジョブズは優れた技術者でも優れた経営者でもなかったということだ。アップル製品にしてもジョブズの特許技術などではなく、他社の技術を模倣して作られていたりする。もともとお金持ちでもないので資金力もない。足りない人材は世界トップレベルの才能をスカウトして巻き込んだ。
無い無い尽くしと言ってもいいジョブズが持っていた他の人と違う点は何か?
誰にも負けないような熱い情熱と、たとえ成功してもそれに胡座をかかない、チャレンジ精神。
ジョブズは若い頃から「禅」に興味を持っていたらしく、そんな思想的な面もアップル製品に反映されている事は想像に難くない。だからmacが好きなのだ。
ジョブズの言葉で、個人的に一番好きなのは
「宇宙に衝撃を与える」という言葉。アメリカにでもなく、世界にですらなく、「宇宙」。スケールが違う。
子供の頃に見たSF映画で、宇宙人が宇宙船のタッチパネルを細く長い指で操作している映像は、スマホをフリック入力する現実となって我々の世界に浸透していることに驚く。
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スティーブ・ジョブズ氏の仕事観や人生観から得られる教訓を複数の項目に分けて説明しています。
各項目が短くまとめられていることによって文章自体は読みやすく、仕事観の参考になりそうな内容もある一方で、ジョブズ氏の生き方や業績から学べることについて簡潔にまとめすぎており、一般的に共有されている仕事についての感性と違った部分というものはあまり感じられませんでした。
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誰もが知っているスティーブ・ジョブズの働く情熱や仕事への取り組み方が図解含めて、簡潔にまとめられている。
文章のなかで、興味深く感じられたのは以下。
①発想力
常にユーザー視点にたつ。足すだけでなく削ることも考え、発想したことを実行する。大事なもの以外は捨てる。
②プレゼン力
自社の製品に対して、愛情や誇りを持つ。商品の細部まで知り尽くす努力を行う。そのような製品にはおのずと伝えたいことが絞り込まれる。プレゼン時は徹底して反白練習をする。プレゼンは大切なことだけを伝える。
③問題解決力
自分よりも優れた能力を持つ人に力を借りる。問題を解決できる課題と考える。そして諦めずに全力を尽くす。
④スピード
短時間でレベルの高い仕事をするためには、最初はとにかく量をこなす。非常識な期日設定を設けてみて、実行。そして不可能かどうか判断をする。
優先順位を決めて、無駄な時間を省く。常に自分がやりたい事を考えて挑戦する。
1人では限界があるので、補える仲間を作る。大切なのは人材を育てること。才能の有無ではなく、仕事の中で育つ仕組みを作る。
⑤アイデア
ゼロから始める必要はなく、何かを見て気づくこと。強い問題意識を持ち、創造性につなげる不満や愚痴を発想を変える。
何度も現場に足を運び、現場で考える。だめな場合は、ゼロベースで考え直す。
成功体験は反省をし、問題はないか。もっとうまくできる点はないかと考えてみる。
模倣するだけでは世界は良くならないので、常にオリジナルのアイディア・工夫をプラスする。こだわりの積み重ねを忘れず、独創性を育む。難しいことをわかりやすくし、今入った新人にもわかる位に単純化する。独創を続ければ、ライバルは関係ない。動向に一喜一憂しない。
与えられた条件の中で、最善を尽くす。成功に安住せず、チャレンジを続ける。
⑥人生観
本当に情熱を注ぎたいものを見つける。作っているものへの愛情を持つ。
実現したい夢がある場合、思い切って口にすることで現実化する。本気でやっていれば協力者は現れる。夢の実現のためには、自分で居場所を作る。
憧れのロールモデルを作る。そしてロールモデルならどうするか、自分に問いかける。