熱帯魚は雪に焦がれる １ （電撃コミックスＮＥＸＴ） みんなのレビュー

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投稿者：aya　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

高校の「水族館部」を舞台にした女子高生のソフト百合もの。部員が２人だけで、先輩・後輩関係というのが良い。

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投稿者：Koukun　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ヒロインたちの心の動きがよく現れた表情の描き方がとてもいい。ヒロインたちの可愛らしさ 愛らしさがよく描き出されている。猫や犬などの可愛らしさを表に出した動物ではなく、「魚」という一見無機質 無表情な媒体を主題としているところも意欲を感じる。とは言うものの日常ほのぼの系に特化しすぎているきらいはあるかな。

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投稿者：二食　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

百合目当てに読んだ僕としては、第1－4巻までを星五と評価したいんだが、第7巻まで読んでようやくきづいた、これは百合の物語じゃないと、もっと早く気づいておけばよかった...とは思いました。

5巻から百合より他の成分が濃くなって、テーマも家族愛というのが持ち込まれて、見てて自分なんの物語見てんだろうっていう感想でした。さらに小夏ちゃんの出番と心情の描写の急減は致命傷となりました。（あくまで僕にとってはそうです）

今は7巻までしか読んでなかったけど、もはやこの二人の関係を特別だと思えなくなった。もちろん作者さんは小雪を小夏ちゃんの気持ちを気づかせるとかそういう努力をしたのですが、個人的には強引な感じがしたので...

百合ファンなら1-4まではおすすめします。

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投稿者：naki　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

愛媛県について知りたくて、全巻購入しました。方言の勉強にはなりましたが、物語としては退屈に感じました。
　
　キャラクター設定にブレがあり、いまいち物語に入りこめません。特に主人公の小夏。内向的で人と仲良くなれないと悩むわりには、初対面の小雪先輩にいきなりタメ口。「帰国子女で日本の上下関係に疎い」等のそれらしい理由もなく、その後もそこまで親しくなっていないのにまるで恋人か往年の親友のような口調で接します。コミュ力の高い元気な子とか、天真爛漫、天然な子というわけでもなく、むしろナイーブで引っ込み思案な性格と説明されているだけに、行動と性格の矛盾にモヤモヤします。このような違和感は他の登場人物にも見え隠れするため、全体としてリアルさが薄れ、感情移入できませんでした。
　
　ストーリー展開についても、一巻はまだスロースタートとして受け入れられますが、巻を追うごとに加速するどころか間延びし、回りくどさや蛇足が目立つようになります。これを「ゆっくりと丁寧に描いた」と評価する人もいるでしょうが、私にとってはただ退屈で感動がなく、後半は読み飛ばしてしまいました。
　
　愛媛県に関することやモデルとなった高校の活動について知れたのはよかったです。