紙の本
終わりが気持ちいい
2018/06/19 12:21
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:CHANRIE - この投稿者のレビュー一覧を見る
医療ミステリー
専門用語がたくさん出てきて読むのに時間かかった。
現実にありそうでなさそうな微妙なラインがおもしろかった。
最後の一行でえっ!?ってなった。
読み終わった後ちょっと戻って読み返したくなるやつ。
人間は神にはなれない。
いい人に見える人っていい人なんかな、人間って、あぁ~こわい。
紙の本
スラスラ読み進めます
2018/06/30 15:58
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:テラスのビー - この投稿者のレビュー一覧を見る
医学的な視点からのトリッキーな内容ではありますが、のめり込む様に読み進められます。
いつも一度読みで終わりですが、こちらは2回目読みで咀嚼した感があります。
作者の次作が楽しみです。
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腑に落ちない点もあり、
え、結局何?というあっさりというか、
個人的に盛り上がりに欠けるラストだった。
正直よくわからないという感じだったので、読み直してもいいかも。
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久々に読んだ医療ミステリー。
先ず、発想が凄い!
末期がんを完治させてしまうというそのテクニックの解明から、その裏に隠された真相究明は、最後までどうなっているんだ?!と読者の思惑を駆り立てる!
クライマックスのドキドキ・ハラハラは、そうきたか!?と読者を唖然とさせる。
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第15回(2016年)『このミス大賞』受賞作、初めての岩木一麻
余命半年の宣告を受けた末期がん患者が、生前給付金を受け取った後にがんが完全寛解するという謎に挑む医師たちの活躍と、その背景を描いています。
久々の医療ミステリでしたが、大変楽しく、そして先が気になっての一気読みでした。
ハウダニット的にもよく出来ていたと思いますが・・・ラストはちょっと、ズルくないですか??って思うのは、私だけ???
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すごい面白いです。医療もののトリックは難解な印象ですが、これはわかりやすい。そして最後の最後までどんでん返しが続くという。大賞受賞は伊達ではないですね。
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医学の知識はないので事実どのようなことが起こっているのか曖昧に理解するところも、登場人物たちの会話でなんとなく補われて難しく考えることなくスラスラ読める。
なにかと、アルコールを飲みながら、時に野次馬的に、時に真剣に事件の真相に迫って行こうとするのが、味わいとして面白い。
殺人ではなく保険金詐欺の面、なぜそのようなことをするのか、また権力・影響力・富裕に対しては異なるなぜ?
そしてどうやって、ということを探偵?側が解き明かし、もう一つは・・・。探し求めている仇についてもすっきり解決、それもちゃんと序盤で触れていた何気ないフレーズをきちんと活用・回収。
で、すっきりしたかと思いきや、きっとそうだろうと誰もが思う真のラスト、黒幕のその後について、つまり最後の数ページ、これは一転どぎつい(すこし唐突という気もする)。しかし、それもそういえばちゃんと中盤で触れられている。勿論その時はどういうことか気が付かなかったけど。
一般的になじみの薄い専門知識を活用しながら、トリック、謎解きを、物語を通して提示した鍵のなかでちゃんとフェアに行っている、という印象。
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なるほど確かに、難しい医療をわかりやすく使っているし各キャラもハッキリしてる。細かい仕掛けもある。ただこのダサいタイトルだけはどうにかならなかったものか、、
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2018.03.08読了。
つまらない。時間の無駄だった。
専門用語が無駄に多く読みにくい。その上内容がない。
最後の数ページに盛り上がりを持ってきたつもりだろうが、そこに到達するまでのがんの消滅云々の話とはなんの関係もない。関係あるのは遺伝子DNAが関係するということだけ。
怒りにも似た読了感の悪さに(笑)
←←そもそも事務長は何も悪くない。西條が責めるとするなら、亡くなったその妻。お門違いな怨み。
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患者の末期がんが完全に治った謎に迫る医療ミステリー。
専門用語もたくさん出ててくるが、読みにくさはなくテンポがいい。たしかな専門知識に裏付けされた真っ当なミステリーだった。
売れたのもわかる。
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ネットでおすすめされたので読んでみました。医療サスペンスとでもいうのでしょうか。
なかなか面白かった。「なるほど。そう来たか」という感じでした。おすすめ
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医師である夏目は生命保険会社の友人から、夏目が余命宣告して生前に受け取れる生命保険を受け取った患者から、癌が消えたという症例が続いているという連絡を受けた。
そんなことが偶然にも続くことがあるはずがないと不審に思った夏目は、友人で同僚の羽島と調査を始める。
そこで推察されてきた実態は、驚くべきもので、それに携わっているのは、夏目の尊敬する恩師だった。
癌という人間にとってもっとも驚異であるものが、人によって操作されることがあるとすれば、そんなに恐ろしいことはない。
2019.3.3
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癌治療の細かい所は若干理解が出来なかったが、展開が面白く引き込まれていった。
なるほどのトリックの所と先が読めてしまう所が混在してはいるが読み応えはあった。
ただ娘の自殺の理由と夫婦間の怨恨の理由が弱い感じがする。
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面白かった。医学で専門的で難しいのかなぁと思っていたけど、説明もわかりやすいかった。
最後に宇垣が、娘だったなんて!
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2018019
末期がんが消滅したという謎の解明。医師の夏目と同僚の羽島が追いかける。
リビングニーズと言った保険のお話や、細胞がガンになる仕組みなども詳しく知ることが出来ました。小説の展開も前半の伏線が、後半一気に解明していくのは目が離せない流れでした。最後もちょっと驚きでした。物語の黒幕の西条先生の理想や思想が怖い。この辺りが医療小説の世界を越えている気がします。ちなみに、がんを消滅する方法は現代の医学で可能であるらしいです。
命以上に大切なものはないとしたら、患者にとって医師は神様の様なもの。元気や健康であることって自分の中に神様がいることと、いっしょの様な気がしました。