紙の本
自分改革
2022/11/16 15:41
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投稿者:sor - この投稿者のレビュー一覧を見る
聖也と伊吹がお互いに、相手への影響や想いからダメな自分や、トラウマを乗り越えて強くなっていく事、勇気を出す事ができる様になっていくのがよくわかり、すごいなと思いました。また、そういう関係がステキだなと思いました。
紙の本
初っ端はハイテンションについていけないが、中盤以降から応援したくなる
2022/04/11 13:05
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投稿者:しょうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
クリスマス時期に、「サンタとか出てくる話はないかなー」と探していて巡り合った本。
探し求めていた本とは雰囲気が違っていたが、これはこれで面白い。
現実世界に実在した「サンタ」が、こんなふうにしてお金を得ていたとは…。
ファンタジーというより、現実的で設定も楽しかったです。
ただ、サンタのネガティブさというか…ある意味でハイテンションなところに、読んでいてついていけないところもしばしば…。
コメディとしては面白いけれど、全体を通してみると「恋愛ファンタジー」なので、そこの部分に違和感を感じました。
しかし、少しずつサンタも成長していくことで、このハイテンションも次第に落ち着いていきますし、その頃にはこちらも世界観に慣れてくるので、中盤を過ぎたあたりからストレスフリーで読めました。
あとは、もうちょっと執事たちのエピソードも掘り下げてほしかったかな。
執事たちの名前が個性的なだけに、中盤はほぼ空気のようになっていたのが寂しかった。
ぶっ飛んだ設定はあるけれど、後半のキュンキュン要素は悪くなかったです。
紙の本
君にささやかな奇蹟を
2021/06/23 07:39
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投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
会話のハイテンション、暴言に引いてしまい、物語に入り込めなかった。
サンタが日本人という設定に無理があるし、サンタの収入源も興醒めだった。
もっと落ち着いた雰囲気だったら、大人のファンタジーになったかもしれない。
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現代日本版『34丁目の奇跡』。随所にオマージュが感じられます。
映画『今夜、ロマンス劇場で』の脚本家の本。
クリスマスに、炬燵で、家のテレビで、ドラマの特番で、見たいかも。
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【あらすじ】
百貨店のおもちゃ売場の販売員の伊吹は、社長から直々に「サンタクロースと結婚してみないか?」と告げられる。
門外極秘のサンタクロース家は、世界各国の百貨店やおもちゃ会社がクリスマス商戦で得た利益の3%を手中に収める。
結婚相手を探していたサンタクロース家第108代当主の明日真聖也は、愚図でニートで空気の読めない臆病者だった…。
案の定、伊吹との初顔合わせでひどい失敗をしてしまう聖也だったが、伊吹との出会いで、彼の中で何かが変わり始める。
伊吹は、聖也の無粋さに気分を害していたはずが、次第にその純粋で真っ直ぐなアプローチに惹かれていく…。
(ネタバレあり)
聖也の執事3人組がそれぞれキャラが立っていて面白い。
完璧執事で聖也を母親のように見守る戸中井、豪傑にみえてドジっ子けなげな曽利、仲間思いで感情表現豊かな神宮。
そしてこの3人から慕われている、ひょろひょろもやしで愚図でださくて空気読めなくてセンスがなくて口下手で世情に疎くてニートで臆病で泣き虫で弱虫でマザコンで人の気持ちを推し量るのが下手で奥手で女性のハンカチを嗅ぎまくる変態で30歳近いのにわがままで子供じみてるけど、他人のために泣くことができて、好きな人のために恥を捨てて一生懸命になれて、子どものため、「サンタクロース」の夢のために記者会見で怒ることができる、そんな素敵な聖也。
みんなみんな魅力的。
「僕はサンタクロースです! だから奇蹟を起こしてみせます! それでいつか、あなたに奇蹟を見せてあげますから!」
のシーン、聖也の強くて熱い思いが伝わってきて、目頭が熱くなったんだが、失神の翌日に執事たちに「ありゃ完全にホの字だったわけですよ」とか調子づいているのはいただけないw
あと聖也は途中から「愛情表現がストレートな子どもみたいな男性」ポジションになるんだが、最初の言動が奇行で意味不明すぎるせいで、「あの会話下手と奇行はどこにいった?」と違和感なんだがw
ところどころに目頭が熱くなるシーンがある。
特に最後の記者会見で、サンタを信じる子どもたちのために声を上げる姿、「サンタクロースは大切な人を幸せにしたいと願う真心」、そしてその後のお父さんの優しい笑顔はやばい。
疑問・批判としては、
・伊吹がずっと探していた絵本を得た経緯が、曽利の単独行動ってことにしたのはどうかと思う。
結局、聖也自身が見つけたわけじゃなくなっちゃうじゃん。聖也が苦悩して、苦労するから、伊吹に絵本を渡すシーンが引き立つのではないのか。
曽利が得るにしても、もうちょっと聖也が甘い誘惑に逡巡するシーンを入れないと、単に聖也は曽利が絵本見つけてくれてラッキー的な感じにしか思っていなかったことになるよね。
そもそもタイミング的に不自然に思わなかったのか?側近ともいうべき部下のことをきちんと見つめていないから、曽利の単独行動を見抜けなかったのではないか。
何のケアもしていなかったくせに「こんなこと許されるわけ―」て曽利に怒ってるのは器の小ささが際立って悲しい。
・人気俳優の不倫ネタは確か���マスコミ・世間は飛びつくだろうけど、世界中の百貨店、おもちゃ会社、メーカーのクリスマス商戦売り上げの3%という莫大な利益を秘密裏に得ていたサンタクロース家のニュースが、不倫ネタごときですぐに忘れられるわけないやろ。日本だけじゃなく、世界の大ニュースやぞ。
3%納付の法的拘束力という契約法・国際法的観点、クリスマスに関する商標・特許の観点、「サンタクロース」に関する歴史・民俗学の観点、税金どうなってたのかという税務の観点にとどまらず、国家レベルで秘密にされていた一家の存在とか物書きは創作意欲が溢れ、サンタ本が出まくりでめっちゃ盛り上がるだろ。
教科書に乗るレベルの大事件なのに、不倫ネタで1年も経たずに忘れ去られるとは到底あり得ない。
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やはり、脚本家は一味も二味も展開が違う。読者を引き込ませるコツをわきまえている。最新作が楽しみだ⭕️
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冒頭に出てくるサンタクロースと読み終わったあとのサンタクロース、同一人物なのに全く印象が違った。
人は変われる。
そして、周りにも影響を与えることができる。
誰かを想う気持ちは、変わりたいと努力するための大きな力になってくれるんだと感じた。
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サンタクロースは実在する。しかも7年間引きこもっている27歳の青年という設定。
そんなサンタは恋に落ちた。
最初は、ぶっ飛びキャラで空気の読めないサンタ。けれど、読み進めるうちに一生懸命で真っ直ぐな心で好きな人のために変わろうと行動する姿にサンタをどんどん好きになり、応援したくなってた。
この寒くなってきたクリスマスの時期にぴったりな少し可笑しくて暖かい素敵な物語でした!
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「夢は叶うかどうかが大事なんじゃない、大事なのは精一杯生きてくれること。 精一杯生きてうんと幸せになりなさい。」
夢に「終わり」は無いと思います。
だからこそ、常に前を向いて進んでいく気持ちが大切ですよね。
前を向いて進んでいくことで、どんな形であれその人の夢は何等かの形で叶っていくでしょう。
そう信じる勇気をくれる作品です。
戸中井さんの「名言集」ナイスチョイスでした。
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サンタクロースがベースのお話、この作家さん独特のほわ〜っとした感じで優しい物語です。寒い季節に読んだ方がより物語に寄り添えそうです。
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今夜ロマンス劇場を読んでとても面白かったので、手にとった一冊。聖也と戸中井、曽利、神宮ベル執事達との絡みが所々面白かった笑
伊吹の幼馴染小雪のお店『ユーレニッセ』で伊吹がいつも飲んでいるビール(シャポー・ウィンターグース)と小雪がかけた曲、広瀬香美の「幸せをつかみたい」が印象的だった。
最後まで読み終わった後に最初の聖也を改めて読むとツッコミたくなる程の変人ぶりに笑えてくる!
単純に読む時期間違えました。笑
ベストフレーズ!!
伊吹母が言った父の言葉
「夢が叶うかどうかが大事なんかじゃないよ。大事なのは、伊吹が精一杯生きてくれるかどうかなんだって」
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うーん、なんだろう…聖也くん、伊吹ちゃんにはいいやつだけど、身内へのあたりがキツすぎて、普通にろくでなしやん…て印象が拭えなかった。あの暴言聞いたら100年の恋も覚める。確かに曽利さんやらかしすぎだけどさ。
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泣けました。。無茶苦茶等身大のサンタ。というより、人としてどうなの?というレベルw最後まで立派な人ではないけど、頑張ったよね。脚本家の方の作品と知って納得。日本映画っぽいです。
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とっても素敵なお話でした。
一昔前のトレンディドラマ…とか少女マンガとか…何度か泣きそうになったし、たぶん、伝えたいこともストレートに伝わってきて、素敵なお話。
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2021/08/05
「桜のような僕の恋人」の印象が強かったので、そんな感じの話なのかなという固定観念を持ってしまっていましたが、フィクションと王道がバランスよく織り交ぜられたお話だったと思います。
サンタさんが実は…というところとか聖也さんの世間知らずでぶっ飛んでるところとか、伊吹さんの「現実でもこんな人いそうだわ〜」っていう感じが読んでてちょうど良く感じました。
聖也さんの家族、普通に嫌なやつばっかりだし、その辺りが、2人の恋のハードルになるところとかも王道っぽいけどその中に笑い要素もありました。
ドラマ化とか実写化したら面白そうです。