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プロサッカー選手の幼少期からプロ生活までを一つの流れで読める書籍というのはこれまであんまり出会ったことがなかったのでとても興味深く読めました。もちろん梅崎選手の場合はDVからの両親の離婚があったり、多少壮絶な部分はあるがゆえに書籍という形になったのかもしれませんが、そこの部分よりも一人の人間としてプロサッカー選手になるための努力や、なってからのいろんな体験が垣間見えることが面白く、プロサッカー選手を目指す若い選手たちにじっくりと読んでほしいなと思います(2018/02/17)
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サッカーのことはまるでわからないのですが。
ちょっと前の日本はひどかった。妻を暴行しても、全くお咎めなし。家庭の問題で他人が立ち入ることではなく、妻が我慢して、夫の気に入るように努力すべきだという考えが一般的だった。(これはもちろん、男性が社会を作っていたから。)
そんな家庭に育って、グレて自分も暴力をふるう大人になってしまう子どもも多い中、この著者はよく頑張ったと思う。しかし、もし円満な家庭に育っていたら、プロにはならなかったかもしれない。父を見返し、母に楽をさせたいという思いがあったから頑張れたのだと思う。
しかし、それでもやはりDV は犯罪だし、お母さんは、もっと早く出ていくべきだったんじゃないか。
お母さんを幸せにしてほしい。
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なにもJリーガーがあえてこのような本を出さなくても、と思いつつも、あえてJリーガーが発信するからこそ、多くの人を勇気づけるのかもしれないなあと思ったり。
梅崎司の強い思いは理解したいけど、読んでいてつらくなることもしばしば。で、☆2つ。