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ビーチサンダルのサンが砂浜で目をさますと、友だちのビーと持ち主のコウくんがいません。はぐれてしまったのです。
サンは無事にふたりに会うことができるでしょうか…。
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絵がカラフルで個性的。
冒険ものは子供がとっつきやすいようで
夏休みの読書感想文(自由部門)で入選。
確か「先生がすすめる夏休みの本」
みたいなのだったかと。。。
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海で片足ずつ離れ離れになったビーチサンダルのお話。迫力のある構図の切り絵がインパクトがある。
絵本から物語へ移行期の児童におすすめ。
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「浜辺に忘れられた片方ビーチサンダルのサンは、波にさらわれ、沖へどんどん流されていきます。そして途中で出会ったサンゴの卵たちやリンゴが悲しい別れをしていることを知ります。」
(『この本読んで!2022年夏号』キラキラ夏絵本 の紹介より)
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コウくんはビーチサンダルを砂浜に忘れてしまって、忘れられたものの視点の話…というと、ああ、これからビーチサンダルがひどい目にあったり落とし主を恋しく思ったりして、忘れものを後悔させるタイプの説教くさい話かなぁなんてうがって見ておりましたがとんでもない、ビーとサンの深い友情物語でした。海の絵も美しく、キャラクターたちはみんな表情豊かで見入ってしまいました。
15分の読み聞かせにはちょっとはみ出しそうな長さですが、集中して聞いてくれそうに思えます。