電子書籍
読み手をぐいぐい引っ張っていく力強い筆致
2018/12/06 06:17
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投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
第七幕では小玉が隣国・寛との最前線で矢傷を負って、矢の汚れによって症状が悪化し、かなりピンチに陥っているところで終わっています。典型的な「次巻に続く」のパターンで、読み終わった時に「なんでまた次が出ていないんだ?!」と悶絶した次第です。まあ、それくらい面白いわけなんですが、所々で「後の世では...」「100年後には...」云々という説明が蛇足的で目障りなのが玉に瑕のように思います。「辰という国の歴史を古代から近世にわたってきちんと設定してます」という作者の設定の綿密さをひけらかす以外に本筋に深みや含みを持たせるような感じでもないので、そういう言及はない方がストーリーの流れが阻害されなくていいのではないかと感じました。この唯一の難点を除けば、読み手をぐいぐい引っ張っていく力強い筆致。
紙の本
続きが気になる!
2018/02/22 20:48
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投稿者:林檎と蜜柑 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本を手に取った第一印象は「薄っ!!」ページ数が足りないっ!!
そう思って読み始めたら、次々と起こる重要な出来事。
正直こんなに詰め込むならもっと厚くなってもいいのにと思いました。
良く言えば内容が濃いという事なのかな?
とにかく続きが気になります。
紙の本
どうなる 小玉!
2018/02/16 16:47
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
とにかく気になるところで終わってしまった巻です。
文林・小玉夫妻の在り方に一段落ついたと思ったら小玉にとって大事な存在が次々と失われていく重い展開の連続。そして宮中で起こった事件、それ以上の波乱の気配。
続きが読みたい、今はそればかり考えています。
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どんどん死んでいくなあ…。登場人物紹介、それも詳しく図解も含めて載せて欲しい。切に!。そこんとこ皆さん理解して読んでるのかな?私はボンヤリとしか把握できてないぞ。
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一気読み。
相変わらず読みやすく、
かつ世界観が凝っていてすごいなと思う。
まじめさといい加減さが適度に織り交ざって
親近感を持って読めるところがいい。
昨今の中高生に是非お勧めしたいと思う。
さて。
とうとう敵国との戦となったわけで
その傍ら司馬淑妃がとうとうやらかし、
その息子は何か不穏な様子を見せ、
明慧に続き樹華まで戦死し、
だけでなく白夫人まで看取る小玉。。。
あれ、結構壮絶じゃね?
何だかもう小玉がいろいろ切なすぎて、
少女時代の気楽な話にちょっと心を休ませに行こう、
もしくはお月様ノベルのスピンオフで心を癒そう、、、
とちょっと思った。
とりあえず、
この本は継続して購入。
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相変わらず残念イケメンの文林はうだうだと。一方小玉は今回ずっと戦場。
隣国との戦い三つ巴状態から、他二国が協力して宸に攻める状態に。
戦いの場なので、ある程度わかっていたこととはいえ、まさか樹華までも!地味に白婦人の件も痛手。
しかも小玉本人ですら非常にやばい状態に。その状態を作り出したのがまさかの司馬淑妃の手の者だったり?
さて、後宮ではその司馬淑妃が自滅。正直ざまあみろの言葉しか浮かばない。告発したのはなんと父!娘溺愛とはいえ、不貞に皇后暗殺計画ときてはさすがにかばいきれぬらしいが、それをそそのかしたのは孫である鳳。末恐ろしい子です。しかも司馬淑妃をそそのかしたのは、まさかの梅花。裏で何やってんの~!小玉のためとはいえ、怖いわ~。指輪はめて殴る気満々だった真桂にも笑えるけど。
この状態で終わりなの?とこれはどうあっても続きを読まねば状態になりました。
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含みをもたす会話や伏線の文章も存在するのは、物語を楽しむための仕掛けなので大いに仕掛けてほしいのだけど、致命的にすっきりしないのは何故だ。あの伏線が、ジャーンこうなっていたのか、伏線回収時に凄い展開だ、感動だともう一つ伝わり辛く感じているのは私だけかな?文章のもどかしさもあるけど、只々少女趣味な後宮物語というよりは時代ものや活劇ものの面白さが見え隠れしていて魅かれる要素もあるのでやめられないシリーズになりつつあるのも事実なのですが。
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どんどん大事な人が居なくなっていく
淋しく悲しくでもしょうがない
勅命の日時をごまかすのはやっぱり無理なんだろうなあ
人の思惑が入り組んできた
梅花と、鳳と、司馬と、寛と、康とがくちゃくちゃしてこんがらがってくる
しかし父と母と子の関係では、父と母は実は対等だよ、というのが彼女なりのポイントだったのね
にくいー
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後宮のお姫様たちの相関図が欲しい
今回は戦さメインのお話。
続ききになるところで終わったわー
2018.98
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舞台があちこちになって群像劇になってきた。個人的には宮廷の中の話が好きなので、早く戻って来ないかな〜
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久々過ぎて展開忘れちゃってたけど、相変わらず小玉の愛され方は半端ないなぁ。貴妃と真圭のやり取りはホッとできる場面。
今回は樹華が亡くなったり、白夫人が亡くなったり、挙句に小玉が瀕死に追い込まれたりと不穏続きだった。
文林壊れてないと良いけど…。
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軍人皇帝の第七弾。
間違えてこちらを先に読んでしまった。
戦いの場に挑む玉林。
といっても三国の政治的な、または文化的な戦いの方が印象的。
さらにいえば後宮内の女の戦いも。
亡き親友の夫も愛馬も亡くし、
自身も傷つき、いよいよ最終局へ、か。
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おもしろかった。小玉が総大将を務める戦がメインになる今作。開戦シーンが盛り上がる。
後宮では色々とあり、しかもとうとう司馬淑妃がやばい事に。小玉の甥っ子丙が宮に手伝いに入るので、そこらへんの行末が楽しみ。明慧の相方の樹華が降板なのがとても悲しい。好きなキャラだったのに。ラストはものすごく、えげつないところで終わっているので、助かるのはわかってるがドキドキする。