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『デジタル・テクノロジーによるイノベーションが既存のビジネス秩序を覆し破壊する「デジタル・ディスラプション」の時代』の考察を一章で大前さんが、残りの章は3人のディスラプターを目指す経営者の活動紹介。テーマがテーマだけに扱う事例が少々古くなりつつある(且つ自動車業界の話はツッコミたいところもある)がデジタル・ディスラプションというテーマ自体は今や誰もが理解する必要がある。ただし自分のビジネスの立ち位置をきちんと理解しないとただ怯えたり見当違いの動きに出たりするだろう。
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デジタル化による破壊的変革の時代「ディスラプション」
大前研一氏の著作は本質的・簡明
民衆が主導権を握る民主化革命が本質
情報格差で権力を握っていた特権階級が消滅する
小売・金融・医療福祉・自動車・物流・コンテンツ
政府 行政の自動化による縮小 エストニア
既存 定期点検 集合知を活用してトライ
創業 小さくてもスタート クラウド活用
個人 感性・構想力はAIではできない
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デジタル化による破壊的な変革。
2018年1月30日発売。
1章で大前研一が概況で話している「これからの新しいうねり」は2019年10月現在、当たり前すぎる話になってしまっている。
ある意味、凄い速度でデジタル化が進んでいることを実感した。
ただ、この本から新たな流れを得ることはできない。(当たり前だけど)
「AndoroidはiOSをベースにしてつくられているので、iOSで動くアプリのほとんどがAndroidでも動く」と記載があるのだが、本当か?
Andoroid → Linuxから進化
iOS → Mac OS Xから進化
となっているので、そもそも起源が違うのでは?
少なくともAndoroidとiOSのアプリは別々に開発しないといけないと思うのだけど。
AIに対する記載も、AIがすべてを凌駕してしまうと記載したり、雑な記載が多いように思えた。
流石に最新の技術スピードにはついて行けていないのでは。
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各業界のデジタルディスラプションの例なども記載あり、なかなかまとまっている。マイケルウェイドの本と一緒に読むとよりいいかも。日本の状況に特化しているのでそれもいい感じ。
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図書館で借りて読み終えて、発行日をみて驚き。
2018年1月30日
この時点でおっしゃっておられることが、まさに日本国内でも起こり始めています。(Uberは白タク規制や既存業界を守るということで法規制が変わらずですが、Airbnbは一定の市民権を得ている。コロナ禍により外国人観光客の訪日が激減しているのではビジネスモデルの問題ではない)
先見性の高さに驚くと共に、この整理の仕方は非常に参考になります。
日本の法令の多くがポジティブリスト方式(例示されたもの以外は認めないという法律の規定の仕方)で規定されているが故に新しいものが出てきた時に柔軟な対応がしにくい側面があると言われている。
ディスラプターかどうかはさておき、過去に想像できていなかったでてきた時に、それは法令を遵守しているのか?とかの視点が入り、既存事業を守るような形になってしまうのかなとも。
このような時代に政府・企業・ベンチャー企業・個人それぞれはどのように動けばよいのかと提言されている内容についても非常にわかりやすいが、法改正が必要なものについては政府自体もDX観点での改革を進めて、公務員の雇用ということも課題となるかもしれないが、スリム化ができれば税負担を軽減することができ、結果として子供を生みやすく、育てやすい世の中を作ることができ、世界史上経験したことのない少子高齢化、人口減少社会を迎えている日本と言う国をより良くする事ができるのではないか。
企業に所属する一個人ですが、些少ながらも納税義務を果たしており、選挙権も有するわけですので、きちんと考えていきたい。
またおかねのデザイン北澤COO、リクルートライフスタイル大宮ユニット長、オプティム菅谷社長の取り組みのご紹介においても、なぜそれをやるのか、今どんな事ができているのかだけではなく、新たなテクノロジーをうまく組み合わせることで、今までにない新しい価値を生み出すことができているという点が、今後各企業が生き残るために取り組む際のプロセスを考える上で非常に参考となります。