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プレゼンの前に、誰かに何かを伝えるときに重要なことがぎゅっと詰まった一冊。
行き詰まった時に、読み返すと良さそうな本。
当たり前なのだけど、ついつい忘れてしまうこと。
伝える相手は誰か、ゴールは何か(人を動かすこと)、主張は何か、主張を支持する根拠は何か(最低3つ)
ここまではロジカルに話すための手法。
でもそれだけでは足りなくて、情熱や理想のイメージを抱かせることが大事。
最近プレゼンの機会が減ってきたけど、プレゼンだけでなく上司に対するちょっとした報告でも必要だと感じた。
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幅広く「伝える」ってどういういことなのかを、余計な枝葉をとことん削ぎ落とし、羊一さんらしい熱い熱い語り口で物凄く分かり易く綴った一冊。
「人を動かし、成し遂げたいゴールを手に入れる」、そのために「伝える」といった手段があるのであって、上手に綺麗に伝えること自体にはあまり意味が無い。まず、自分は何を成し遂げたいのかをしっかりと自問して固めること。ほとばしる想いが無ければ、人は動かない。
その上で、人に動いて貰うためにはどうするか。左脳と右脳、両方に働きかける。左脳は、ピラミッドストラクチャー、結論→理由3つを端的に。右脳は、具体例+記憶に残るキーワードでイメージを喚起。
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主にプレゼンについての大切なことが書かれている印象。
話し方だけでなく、ところどころプレゼン資料の作成ポイントにも触れてある。
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プレゼンの極意ここにありって感じでした。
もっと伝わるためにどうすれば良いかを常に日常生活でも考えていきたい。
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プレゼンの基礎もそうだけど、
上司に対するスピークアップの意識が変わりそう。
「配慮はいいが、遠慮はするな」
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1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術 2018/3/14 著:伊藤 羊一
伝え方を改善するための大きな気づきとなったのは、「ストーリー」の作り方を学んだことである。
ストーリーを考えようとするなら「何が大事なのか」、そして、「どうしたら相手に伝わるのか」をきちんと考えることが必要になる。だからこそ1分でも伝わるような凝縮した言葉になる。
本書の構成は以下の7章から成る。
①そもそも「伝える」ために考えておくべきこと
②伝えるための基本事項
③1分で伝える
④相手を迷子にさせいために「スッキリ・カンタン」でいこう
⑤1分でその気になってもらう
⑥1分で動いてもらう
⑦伝え方のパターんを知っておこう
伝えることは難しい。
そして、そのコツや仕組みを理解しなければ1分どころかいくら時間があっても足りない。
何より大切なのは、伝える目的、何のために誰に何をどのように伝えるのか。
伝える多くの目的は協力を得るために、そして動いてもらうために伝えることが多い。そしてそれは体を動かすだけではなく、心を動かすことでなされる。
本書は基本的なことから丁寧に説明されている。
大切なことは基本的なことをしっかりと落とし込んではじめて身に付けることができる。
日常生活にも活かすことが出来そうである。
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大事な事の伝え方をシンプルにまとめた本。
非常に分かりやすくまとまっており、すっと頭に入ってきた。
重要と思ったポイントは以下の通り。
・人はあなたの話の80%は聞いていない
・結局動かしてなんぼ
・頑張った事は話すな
・中学生が理解できる言葉しか使わない
・正しいことを言うだけでは人は動かない
・イメージを想像する事で感情が揺さぶられる
長い話はロクなことがないので、いかに短くまとめるかを心掛けていきたい。
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プレゼンをすることは最近は無くなったけれど、三段階のピラミッドストラクチャーを改めて意識するのは大切だと思った。「悩む」と「考える」は違う。そして、正しいことを言うだけでは、人は動かない。このあたりも意識していきたい。
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1分で話せないことは、5分や1時間あっても話せないんだというのが鮮烈。結論+根拠3個で1分、追加時間あれば、根拠1個に事実3個ずつで裏付け。
1分というのは、しっかり聞き取れるスピードで話すと1ツイート、早口で2ツイートくらいなもので、これでネジこむと自と結論+根拠3個くらいに収めるしかなくなる。
話が長々して方向性も中核も定まらないと自覚したり指摘されてるなら、1分でズバッと話し切るのを自分に課すのは、非常に良い訓練になる。
最終章は、著者が様々なメソメソした悩み相談をモデルケースに、1分で話すのを解の表層として快刀乱麻する。
特に良いと感じたのは、話が長くて構造化もしてなくて何言ってるかわからん上長の言わんとすることを、1分で話す枠組みで整理して認識を揃えて、自分の解答も同様に整理して伝えるのは、役立つ場面が非常に多い。
なんていうか、職場のアイツやアイツ、アイツにも渡して読ませたい本。
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2018.06.09 読了
1,400円も出して買う本ではない。立ち読みで済むレベル。最近はこの手の本が多いと感じる。
◆記憶に残った点
・1分で纏まらない話は何時間かけて話しても伝わらない
・人は相手の話の80%は聞いていない
・伝えるのがゴールではなく、伝えた結果、相手を動かしてなんぼ
・プレゼン練習300回した
・話すのは1分だが、その為の準備には労力を惜しむな
・スライドは、読まずに頭に入る、ようにする
・超一言で纏める→相手の記憶に残る
・ピラミッドで考える。結論←根拠3つ←具体例
・中学生でも分かる言葉で。ビジネスマン向けのニュースでもそう。迷子にさせたらチャンネルを変えられる、話は聞いてもらえない。
・会議ではポジションを取ることが大事。(←マッキンゼーの伊賀さんも同じこと言っていた)
・直感で出た結論は正しいことが多い(←ライフネット生命の出口さんも同じこと言っていた)
・敢えて突っ込みどころを作って、その人の意見も取り込んだように見せて、最終的に自分の意見が通るようにうまくやる
・上司との対話では、一緒にピラミッドを作っていく。
・ピラミッドを取れば、話の主導権は握れる。上司との対話で合意できるピラミッドを部下である自分が主導権を握って作っていく。
・自分の案と上司の案を擦り合わせていく際には、自分の意見を言いつつ(主観)、かつ客観的な視点で眺めることを忘れずに。
・優れたビジネスリーダーは「メタ認知力」が優れている。客観的に自分を見て、修正する。
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短時間で話を人に伝えるスキルを上げたく、本書を読んだ。話すポイントは、結論→根拠→具体例である。
どんなに内容が多いものでも、1分で伝える努力をすることが大事だとのこと。
絶賛されている程、特に感嘆する内容は無かったが、改めて結論→根拠(3つ程度)→具体例が大切と理解した。
1分で話す癖を付けたいと思う。
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自分の意見と上司の意見の擦り合わせがうまくいかず、苦労していました。「上司のピラミッドストラクチャーを主導権を握りつづけながら描く。主観と客観の自分を常に置く。結論→根拠3つ→具体例の根拠に、敢えて捨て案を紛れ込ませる。」という手法は大いに役立ちそうです。実践します。
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<目次>
序章 そもそも「伝える」ために考えておくべきこと
~うまいプレゼンより、「動いてなんぼ」
第1章 「伝える」ための基本事項
第2章 1分で伝える~左脳が理解するロジックを作る
第3章 相手を迷子にさせないために「スッキリ・カンタン」でいこう
第4章 1分でその気になってもらう~右脳を刺激してイメージを想像させよう
第5章 1分で動いてもらう
第6章 「伝え方」のパターンを知っておこう
第7章 実践編
<内容>
話を簡単にまとめ、1分でまとめるコツがたくさん載っているのかと思ったが、それは第1,2章。第3章以降はプレゼンや会議での発言、上司や相手先の説得などの話。会社勤めでない私にはちょっと違う話だった。
1分で話をまとめるのは、「ピラミッドストラクチャー」を使い、根拠は3つ。話はロジカルにすること、などなど…
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考える=事実やデータから結論を導き出す
プレゼンは相手に「動いてもらうため」に、動く「方向」を出す。
意味がつながっていればロジカル。
イメージで感情が揺さぶられる。
結論-根拠-事実
「対話」を意識
「突っ込みどころ」を用意
「声のトーン」を変える
提案よりも「問題解決」で信頼をつくる
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人は人の話を8割がた聞いていない
→1分で話せ。1分でまとまらない話は何時間かけても伝わらない
プレゼンテーションの目的は人を動かすこと
人を動かすためには左脳(ロジック)と右脳(感情)に働きかけること。ロジックだけで人が動いたら苦労しない
ゴールを明確に
・聞き手を意識する
聞き手がどんな反応を示すかまで想像しながら話をする
・理解して欲しいはダメ。どう動いて欲しいと言うところまでゴールを考えて話す(森田は苦手)
てっぺんのないピラミッド
「Aさんもいいと言ってました」「お得意さんも喜んでました」「実際に数字も上がっています」
→根拠を並べ立てるだけでピラミッドの頂点がない。それはなんの結論ための根拠か。だから「で…?」と聞き返される
結論が抜ける
話には目的があり、つまり結論があるはず。だがこれが抜ける人は多い。
自分自身に「だから何?」「本当か?」「ファイナルアンサー?」と問いかける
ピラミッドストラクチャー
結論に対して、根拠は3つ
意味が繋がっていればロジカル
話が伝わらなくなる4つの話
①プロセスを話す。
結論ではなく、頑張ったことを話すことで長くなる
× 今年の資料と去年の資料を検討して、足りないと思う点を見つけたので10年分の資料を前任の山田さんにもらって調査した結果、A案を押すべきです。
○ A案を押すべきです
②気を遣いすぎる
③自分の案の懸念点を話す
④笑いを入れる
前提を揃える
「あの人と仕事したい」→前提の「あの部署に異動したら」が無いと本意と別にとられてしまう
プレゼン
カンタンな言葉しか使わない
ものを購入するとき
人はイメージを想像して感情が揺さぶられる
##マンション購入の際
× 条件が全て揃っている→これだけでは買わない
○ 木や花のある公園がすぐ近くなので、お子様も喜びますよ→イメージが湧いて買う気になる
イメージさせるために
①聞き手に直接的にイメージを描いてもらう
→「このイメージを相手に湧かせたい」写真や動画などで見せる
②自分のイメージに聞き手が入って来る
→例えば。具体的な話をしてイメージしてもらう
ピラミッドストラクチャー
1段目が結論
2段目が根拠
3段目が「例えば」
私は吉野家が好きです(結論)
なぜなら早くて、安くて、うまいからです(根拠/ここで左脳が動く)
たとえば、座ったかどうかのタイミングで店員さんがもう牛丼を出してくれます(たとえば/右脳を動かす)
超一言
人は話の内容をすぐ忘れる。80%聞いていない。
全体のストーリーを覚えてもらうことは諦めて、伝えたいことを表すキーワードを伝える