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すごいざっくり読んだ。
厚さからもわかる通り入門書という感じ。
AIはもっと良い書籍がたくさんあるとおもう。
BIはいくつかの視点から解説されていて良かった。
2回読むことはなさそう。
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AI ディープラーニングにより認識、学習、判断のレベルが上がり汎用性の高い知的パワーの代替えとなる。産業革命が物理的パワーで汎用性が高かったことに似ている。今後、ビックデータの活用と5G通信による同時性の高さで自然な使いやすさを実感するようになる。
BI 市場経済の生み出す格差、資本家への富の偏在を解消する。フィンランドで社会実験。
どちらもアイデアレベルから実用にシフト。
AIではすぐには代替えされないもの
経験や知識に基づく直感
情動や感情に基づくコミュニケーション
感覚や感性に基づく身体性
BI導入の合理性と自治体の役割
共同体主義 平等性の重視
自由主義 国家介入の極少化
新自由主義 市場機能の尊重
財源や官僚の反発はあるが社会保障制度改革と格差是正を考えると選択肢としては上位
キーワードは再分配
AIが生み出す富の再分配とAIが生み出す時間の有効活用にはBIが合理的。再分配がないと消費の減退により経済が崩壊。
労働以外の活動を行うために生きる社会。価値創造のための空間やまちづくりの視点が必要。
取得できる財貨の量ではなく、やりたいことをやれる自由度の大きさが豊かさの指標となる。
これからの職能
人の心に訴えるクリエイティブ、
人の気持ちを束ねて動かすマネジメント、
人の心に寄り添うホスピタリティー
仕事の種類
労働 金銭 受動 単純
仕事 金銭や成長 能動 高度
活動 実現や貢献 能動 交流
労働的仕事はAIが行い単価が減少
活動の先には遊びがある 純粋な楽しみ
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BIはベーシックインカム、生きていくのに最低限必要な収入を国が支給する方法
フリーライダー問題、尊厳を傷つけない。2つのディストピア。理論は完璧だけど、問題は実現可能性だと思った。
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AIに関しては他の本にもよくあるような基本的な話が多かった。
一方、BIという概念はあまり知らなかったので、大変参考になった。これまではBIには反対であったが、この本を読んでから、BIもありなのではないかと考えが変わった。
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BIの最低供給が月8万。。AIが進化しても今まで生きてきた上の世代の価値観を変えないとBIの導入は無理だと思う。そもそも上と下の格差が開いてるのに平均値で考えて導入できると思うところがおかしい。結局、労働者と資本家に二極化するように感じてしまう。無理やり繋げた感が否めない。
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良い悪いは別として
自分が働く
人を働かせる
資産を働かせる
という形で歴史は進んできたと思います。
この次にきっとAIに働かせるという時代が来ると思います。
ただそれを企業論理にだけ任せて法人税とかが変わらないと
AIに仕事を奪われる
という現実だけが残ります。
1つの方向として
AI時代にふさわしい人材育成
AI時代にふさわしい所得分配
が国に求められると思います。
知的労働価値の暴落
感情労働価値の向上
つまり「AIが人間を全てにおいて超える」という「シンギュラリティ」が起こるという仮定を本書も取っていません。
しかし確実に知的労働の大半がAIに取って変わられるシナリオを描いています。
逆にいうと感情労働かAIを超える知的労働にしか活路は無いということです。
今の教育の延長線上にはジリ貧しか待っていません。
おそらくAIが仕事を奪う時代の方がBIより早く実現すると思います。
働かなくても食べても良い時代は遅れてやってくると思います。
となるとその時点でBIを検討し始めるのか?
生活保護制度が破綻してからでは遅いようにも思います。
生保のエキスパートを目指す僕としても未来は明るくないと思います。
今の延長線上にある法人税では失業者の生活は賄えないでしょう。
今の所得格差は極限まで広がっていくと思います。
買う人がいなければ経済は回らないのでどこかの時点で最低限の福祉が守られるのかもしれません。
それが必要に迫られたBIなのか。
AIが生み出した富をBIで再分配する。
なんにせよ今やらなあかんことが多いと思います。
子供らに明るい未来を用意するためにも。
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BIがいかにほとんどのポジションの人にとって馴染み得る概念かがより納得できた感じ。実際の過去の事例も見る限り、やはり導入の余地はあるなと
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主張に対して私が思いつく反論について、さらに説明があってよかった。想像以上に足元から議論が積み上げてあって参考になった。
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AIとBI、すなわち人工知能とベーシックインカム。ダジャレなタイトルですが、こらからの近未来社会についてなかなか考えられた内容でした。人工知能とベーシックインカムについてそれぞれ知りたい人にも役立つ内容だし、それぞれについてある程度知識がある人にもその関連性について、そして、これからの社会について考える良い機会を提供てくれていると思います。未来の予測については客観的な内容というより、著者の希望的観測だとか本書を作るためのこじつけも強い気もしますが、AIを活用し、高い税金とベーシックインカムの導入された社会を生きている間に体験してみたい気がします。
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後半何度も重複して同じ内容が…BIに関しては著者も書いている通り意図的に書き落としている点があり、それがこの施策の実現可能性がいかに低いか難しいかを表していると思う。移行する段階で官僚や公務員が抵抗することは目に見えているしここまでガラッと生き方を他国に先んじて変えようとする国民性でもない気がする。でも僕はこの施策を支持したいしやがてゆっくりとでも世界はその方向に進むのだと思うので出来るだけ早く実現して欲しい。趣味に没頭して生きることが出来たらそれだけで幸せではないか。
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AIとBIはいかに人間を変えるのか 波頭亮 幻冬舎
人工知能とベーシックインカムの併用で
社会に何が起こり人間の暮らしをどう変えるか
優秀な人工知能とロボットが第三次産業革命
と言うよりも第一次意識革命とも言えるだろう事件が
人間の視野を広げ次元の変化をもたらすというお話である
AIブームの歴史から始まり
哲学的な意味や
理解できないことへの不安や
成長の過程としての通過点であることや
A I に強みと弱み長所と短所に付いてや
労働という生きるための手段である経済性から
解放された人間が戸惑いながらも
そもそもの目的に目覚めて何をやりだすかに付いて語る
又社会的な価値観も大きな変化を迎えることで
不安に陥りながらも大きな自由自在性を得ることで
お互いの多様性を認め合う対等観を
手に入れるだろうことにも気付くはずだ
A I とB I の発展の過程を愉しみ
全ての人間がそれぞれの方法で
自らの人生を自ら選び
遊びという冒険に駆り立て
真理の追求や美の探検や表現活動に
全力を上げて挑戦するだろう
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AIの歴史、日常に浸透して行く様やこれからの発展、BI導入の必要性、人の生き方の変化など細かく考察してあり、筆者の論点が参考になる
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AIにより多くの人が収入を失う。その対策として考えられるものがBIである。
BIの導入で多くの人が働かなくなる、という考えは正直言って強く、実現されることはないと思ってしまう。でももし導入されれば世界は今とはがらりと変わる。そういう世界を見てみたいと思った。
自分の場合は、BIが導入される・されないに関係なく、50歳くらいには仕事を辞めたい。
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AI時代到来による未来予測はいろんな場面で目にするけど、この本が一番深い考察をしていると思う。
自分自身もそうだし、子ども達に対してもどんな準備をしていく必要があるか、しっかり考えて行動しないといけない。
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AIとBIに関する歴史と考察が構造的に書かれており、素人にもとても理解しやすい。
未来の描写もかなり筋が良い、リアリティのあるものだと思いました。