紙の本
宮部創作怪談にまつわる場所も
2019/06/18 22:21
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
角川文庫の『宮部みゆきの江戸怪談散歩』を読みました。
江戸に伝わる怪談や宮部創作怪談にまつわる場所の紹介や北村薫との対談のほかに、4つの短篇がついています。
三島屋のおちかが可憐な「曼珠沙華」をゆっくり読み返せたのは収穫でした。
宮部推薦の2篇も意外に面白かった。
こちらは拾いものでした。
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"指輪一つ"まではフムフムと読めたけれど、"怪の再生"はいけません。昼間の地下鉄で読んでもゾーっとする。夜、自分だけが起きている時間に読まなくて良かった。
昔娘が買ったCDだったかに怪しい音が入ってたのを思い出してしまった。こんな時間にいかんいかん。夫が起きているうちにシャワーして寝よっと。
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新刊「あやかし草紙」が出たのでそれに合わせて。おそらく旧版バージョンを読んだと思うのだけれど、いろいろ増補されているようですし。
宮部作品の時代物ガイドとしても読めるし、江戸の怪談スポット本としても読めるし、そして厳選された怪談小説も収録されているし、なかなか盛りだくさんな内容です。そして宮部さんの時代物、案外と読み残しているのがあるのでそれを読みたくなったり。三島屋シリーズももう一度最初から読み返したくなったり。ううむ、やはり怪談は素敵だなあ、としみじみ思います。
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怪談本初級編、ある意味完全なるフィクションだと思えば怖くはない。
まあ現実社会で起きる確率はそうあるものではないことをつらつらと書きつける。これが後々とっても有効になってくるという事はとても感じるようになった。
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三島屋と本所深川七不思議の舞台を歩く。これを手に聖地巡礼したくなる個人的な話はさておき。三島屋は神田近辺なのだと改めて認識。北村薫さんとの対談は色々と感慨深いものがあるが、怪談が廃れた原因の一つに闇がなくなったというものと、情報過多があげられるというのはなるほど納得。おそろしと幻色江戸ごよみからのショートストーリーはあぁそうそう宮部節ってあるよねと再認識。岡本綺堂さんの「指輪一つ」は切なくも可愛らしいストーリー。福澤徹三さんの「怪の再生」はちょっとトラウマになりそうなエピソード。
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新作と思って買ったんですけど。。。 怪談をテーマに対談と、過去作品と、おすすめ作品。 北村薫さんのことも好きだから面白かったけど イマイチついていけない?? でも曼珠沙華、改めて最初の作品を読めたのは こんどこそ出る新作のためにおさらいになったかな^^
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宮部みゆきの一つの世界である江戸の人情噺と怪談噺。その話もあることながら、本人の短編を再読して新たな感動とともに、岡本綺堂と福澤徹三の短編の怪談が楽しめて良かった本。
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気に入っている三島屋シリーズの舞台裏を覗けて楽しかった。北村さんのと対談、収録された短編もよかったけれど、最後の「怪の再生」は怖くて夜に読めなかった。
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図書館より。
舞台裏を知るって、好き。
本を片手にぶらついてみたい。
北村先生との対談も面白かったよ。