紙の本
今回は長編
2020/08/22 03:39
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投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編ばかりと思っていたら、まさかの長編!しかも相手は絵麻のいわゆる師匠。行動心理学を武器に相手の心理操作までする師匠を相手にして、なかなか苦労してはりました。登場人物が少ないので、やはり70〜80ページで1作という短編の方が、さらっとしていていいかなぁと感じました。
紙の本
ヴィジュアル・クリフ
2018/11/15 08:45
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投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
楯岡絵麻シリーズがTVで始まりました。TVでも誠実に描いていますね。第6弾でもますます冴えています。心理学の先生の登場は初めてですかね。なかなか曲がった人生ですね。それで殺人は情けないですね。キャバ嬢がいい味が出ていますね。ますます冴えた活躍を期待します。
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シリーズ第6弾にして、初の長編。
SF商法で老人たちに高額商品を売りつけていた店の店長が殺害される。
聞き込みに駆り出された絵麻や西野、筒井、綿貫だったが、3人もの人間が指名手配犯を見かけたと証言する。
その証言内容に違和感を覚えた絵麻が再度証言を聞いてみると、そこには印象操作を受けたと思われる根拠が。
そして、すぐ近くには絵麻の大学時代の恩師が住んでおり、店長が殺害された店の常連客だった…果たして、恩師は事件にどう関わっているのか…
作品ごとに手法を変えて来るのが楽しい今シリーズ。
今作は満を持して、長編と言った感じ。
今までのライトなノリも残しつつ、恩師との対決を心理戦で描いており、今回もまた違う意味で楽しめた♪
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似非健康商品を売りつける「ご長寿研究所」の店長が殺された。別件で指名手配中の男が現場付近で目撃されていたが、絵麻は違和感を覚える。そして新たに捜査線上に上がった人物は、行動心理学のかつての第一人者で絵麻の恩師・占部亮寛だった。店の常連客らしい占部。絵麻が聴取に行くと、占部は心を読み取られないよう抗不安薬を飲み―。
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楯岡絵麻シリーズ5作目。
今回の敵は行動心理学の師。
SF商法の話。
接客や人間関係に悩んでいたところなので、やはり勉強になった。が、意識して実践している人は少ないだろうし、難しいのでは。キャバとか行ってみたいな。
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エンマさま、最強の敵登場か。
なにしろ、かつての師なのだから。
どうやってその牙城を崩すのか。
なぜ、わかりきった詐欺にはまって見せたのか。
人の記憶は簡単に書き換わる。でも、あの行動は切なくてやりきれない。
相変わらずの西野くんのおかげで、暗い雰囲気にならないのはありがたい。
しかーし、彼とジャスミンちゃんのその後はいかに(笑)
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似非健康商品を売りつける「ご長寿研究所」の店長が殺された。別件で指名手配中の男が現場付近で目撃されていたが、絵麻は違和感を覚える。そして新たに捜査線上に上がった人物は、行動心理学のかつての第一人者で絵麻の恩師・占部亮寛だった。店の常連客らしい占部。絵麻が聴取に行くと、占部は心を読み取られないよう抗不安薬を飲み―。相手のしぐさから嘘を見破る“エンマ様”シリーズ第6弾。
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今回の捜査は、エンマ様こと楯岡絵麻にとっては、辛いものだったことだろう。というのも、捜査対象が、かつての恩師・占部であり、絵麻に行動心理学を教えてくれたその人だったのだから。とはいえ、胸の裡はともかく、捜査に手を抜くことはないのがエンマ様である。占部と絵麻の駆け引きから目が離せない。相棒の西野も、ずいぶん頼もしくなっている。彼以外ではエンマ様とのコンビは成り立たないのではないかとすら思わされる。今回、西野も贔屓のキャバクラ嬢の真実の姿に目が覚めたようでもあるし、今後の展開も愉しみである。じっくり味わいたいシリーズである。
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行動心理捜査官シリーズを続けて読んだ。今回の相手は行動心理を学んだ時の大学の教授。いかに行動心理を読むかの師匠が相手では、逆に相手に翻弄されてなかなか事実にたどり着けない。それでもそこは刑事の本来の考え方(勘?)も屈指して事実にたどり着こうとする。こんな捜査が実際に行われているとは思えず、お話しだよね、と思いながら読んでいた。
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心理学を応用して犯罪者を追い詰めて行く
「エンマ様」シリーズの第5弾(かな)。
操作する警察側は「お馴染みのメンバー」。
今回は、捜査線上に浮かび上がったのが
エンマ様の学生時代の「恩師」。
で、犯罪捜査を巡っての「師弟対決」なのですが...
割と今回は全体的に地味な印象(^ ^;
テンポもやや一本調子な感じで、
「巧みな緩急でハラハラさせられる」感が薄い。
...何だ、その無理矢理な「感」は > 自分(^ ^;
謎解きや操作のピース一つ一つは、
きちんと説明されていて、納得できなくはない。
が、登場する「心理学のテクニック」も、
以前の作品に比べて「初心者レベル」な気がするし、
捜査を進める上でもの凄く重要な役割を担う人物が、
割とテキトーな人だったりして(^ ^;
言ってみれば「ネタ切れ感」があって(^ ^;
巻末を見ると、初出が割と特殊な発表みたいで(^ ^;
何か大人の事情があったのかも知れませんが(^ ^;
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楯岡絵麻の対決するのは、大学時代の行動心理学の恩師 占部教授。
相手は、最強とも言える存在であるが、変節していた。
長寿研究所の店長の殺人事件。
SF商法とは、催眠商法。「新製品普及会」が始めたことによる。
SF商法は、消費者にあたえることからスタートする。
ハズレなしのくじびきやモニターを募る名目で商品の無料配布。
消費者の心理的負債。その負債を返済しようとする。
返報性の法則。
借りを負担に感じない人間は、ほとんどサイコパス。
ローボールテクニックによって、参加者ははいをいう練習をする。
要求がエスカレートしていっても断るのが難しくなる。
ソロモン・エリオット・アッシュの同調実験。
クイズは、3問。3問目にサクラが誤答する。
会員だけの特別価格、今日だけの特別価格、限定何個。
人、時間、数の制限で、同調させる。
それが社会問題にならないのは、プラシーボ効果と防衛機能の合理化。
サンクコスト効果。
旺盛な批判的精神で客観性を担保し、物事の真理を見極める。
防衛機制は、自分の心を守ろうとする働き。
感情を押し殺すのは抑圧。医師を責めるのは置き換え。記憶を失うのは逃避。
真実を暴くことは、絶対的な正義とは言えない。
スタンレーミルグラムの心理実験。
人の心という宇宙をのぞいてみたいということが、行動心理学を学び始めた。
目の前にいる魅力的な女性が自分を騙そうとしている。
そう思いたくないから、あえて騙される。女性が嘘をついているという判断は、自分の愚かさを認めるものにつながる。他は、騙されているけど、自分だけは違うと思いこむ。
それは、根拠のない合理化だ。
埋め込み法。自分の創作した偽の経験を記憶の空白部分に埋め込むために、同じエピソードを繰り返し話をする。自分の過去を編集して、自分のものとして扱う。
スティンザー効果。正面に向き合わないで話をする。
ランチョンテクニック。食べているときに話をすると、心を許す。
占いなどで使われているコールドリーディングの話術。
指摘されたと思ってフォアラー効果で自分のことだと錯覚する。
今回の楯岡絵麻は 恩師との戦いで、それを追い越し、新しい地平にたった。
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殺人事件の現場近くで目撃された指名手配犯。しかしそれは誰かに刷り込まれた偽の記憶らしい、というなんとも謎に満ちた幕開け。そして関係者の中にいたのは、絵麻のかつての恩師。もしそんなことをできるとしたら彼しかいない、ということで、かつての恩師と対決する絵麻。いつも以上の心理合戦が読み応えたっぷりです。
でもまあ事件の構図自体は最初から見えているし、心理対決のハラハラ感だけでも充分に楽しんで読めるけど、なんて軽い気持ちで読んでいたら。ラストで愕然。思い込みに囚われていました。そして今回一番の驚愕は、ジャスミンちゃんの有能っぷりでしょうか(笑)。
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エンマ様シリーズ第6弾。
エンマ様の恩師なる者登場。
行動心理のスペシャリスト対決のお話。
簡単には自白がとれないことに四苦八苦するエンマ様がみどころです。
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エンマ様と師匠の直接対決。
最後の最後にさすがエンマ様だわーという展開。
短編にせず、師匠とのやりとりや過去の描写が長編で描かれていたことでいつもより深みあり。
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はじめてシリーズものを途中から読みました。
それでもちゃんと中に入り込めるように作り上げてくれているのは
作者の優しさですね。
佐藤先生、ありがとうございました!
エンマ様好きになりました!
ミステリやサスペンスをあんまり読まないので、比較は出来ませんが
最後までドキドキしながら読めました。
私にはとても新鮮で面白かったです!
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行動心理捜査官 楯岡絵麻シリーズ初の長編。
高齢者に詐欺まがいの健康機器を売りつける
「ご長寿研究所」の店長が殺された。
捜査線上に上がった人物は、楯岡の恩師だった。
ちょっとストーリーに無理があると思う。