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2017年翻訳部門で本屋大賞を受賞した『ハリネズミの願い』の作家のもの。ハリネズミだけでなく、リスとアリをはじめ、ゾウやイカなど色々な動物たちが個性を発揮して出ている。読んでいると「ぼのぼの」を思い出した。ギャグはないけれど哲学的。動物たちが大真面目に何か考えていたるするところが可愛らしくしかも表現が素敵だ。「ハチミツの味が聞こえてきたような気がした」とか。リスの落胆とか敗北とか「不協和音からなる有毒の歌」とかよく考えますなあ。そして『ハリネズミ〜』同様、こちらも絵だけでもまた惹きつけられる。
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ショートショート。
え!?っと戸惑う世界観、小粒でもぴりりと辛い山椒のような妙に中毒性がある。
すっかりリスが好きになってしまったよ。
なりたいなーリス。
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太陽のように空中に浮かんでみたかったハリネズミ
自分のことが怖くてたまらなくなったライオン
いつも木の上からどすんと落っこちるゾウ
ときどき自分に疲れてしまうアリ
自分が変かどうか気になるタコ
一度でいいから吠えてみたかったカメ
自分では何とも思ってないかもしれないけど、こころやさしいリス
などなど
ふしぎな味わいのお話がたくさんあります。
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20180909 前作で感動して続けて読んだ。今回もスッキリとまとまって元気がでる。持ち歩いて疲れた時や朝読むと良い本だとおもう。
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悩める動物たちのお話。哲学的にも感じる、とても不思議な雰囲気の本でした。
象とリスがダンスしたりと、動物たちのサイズ感も不思議なので、読み進めていくうちに、ピングーのようなクレイアニメで脳内再生するようになりました。
挿し絵も可愛らしくて、ほっこりしました。
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51編のショートショート
アリと仲良しのリスをはじめとして,ゾウ,カメ、サギ,コオロギ,カミキリムシなど生き物たちがのんびりと慎ましく大まじめに何かを考えて生きているところ,癒されます.
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リスや友達のアリ、森や海に住むたくさんのマイペースな動物たち。他の誰かとお茶をしておしゃべりをしたり、比べて考えたり、一人で考えたり。どこか自分や周りのだれかと似ているようにも見えてくる。
だれかと関わることで、だれかや自分自身を今まで知らないところまで見ることができる。
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確かに、51編のみんな 読んで幸せ イラスト眺めて幸せ になれました♪ とりわけアリとリスの交流が気持ちいい。さすがにオランダの作家なので出てくる生き物が豊富ですねぇ、中でもしきりに木から落ちる象は微笑ましい。そして大人だからこそ受け止め方が多分人それぞれでしょうね 笑!大人こそ読んだほうが良いかも知れない童話です。
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ほんとに忘れてたんだよ。でも、またリスのことを考えちゃったんだ
どうでもいいような大事な話。ちょっと心が休まる話。
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おおおお、思ったよりファンタジーってかメルヘンだった・・・。
でも、みんな自分なりに悩んでる動物たちなんだな・・・そうか・・・。
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こちらの方が書かれたのは先のようですが、いろいろな動物視点で語られるこちらの方がかなり読みやすかったです。大人のための動物シリーズというだけあって、童話のように描かれますが内容は哲学的。それぞれの動物たちはおそらく人間の縮図でもあるのでしょう。私はリスとアリの会話や文通にドキドキしたり、ゾウの行動にワクワクしたりしましたが、人により感じ取ることは全く違うのだろうと思います。一番印象深かったのはゾウの訪問を受けた後のリスが何も言わずにゾウのことを考え、自分がどうするか決めるところ…これができるキミは凄いよ。
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動物たちのちょっぴりとぼけた日常。
テレヘンの世界がこれでもかと広がっている。動物たちはみなどこかのんきで、どこか寂しげ。
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動物たちの日常が、穏やかに、さらさらと流れていく。 あまりにも可愛らしくて、まとめて抱き締めたくなる。 特にリスとアリの友達の在り方がなんだか愛しい。 子供に読んであげたいし、大人にもこの本を読んで癒されてほしい。
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少し不思議な世界観の童話。動物達が、憂鬱な気持ちを抱えていたり、悩んだりする姿は、まるで人間のよう。リスとアリが、とても仲良しで微笑ましい。自分自身のメンタル状況によって好みが分かれそう。
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最初のうちは、えっ?なんのこと?という感じ
でしたが、いくつかのお話を読んでいくうちに、この世界にだんだんハマっていくというか、クセになっていくというか、そんな感覚でした。
どの動物たちも、なぜか人間臭いような、そして逆にとってもファンタジーなような、不思議な世界感、一度味わってみて、お気に入りのエピソードを見つけてみるのも素敵かなと思います。