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図書館司書の仕事を描く硬派なラノベ。
利用者が普段触れることのない図書館の役割や司書の仕事、バックヤードの様子等々、やんわり理解できて良い。司書というのは面白そうだが大変そうだ。
レファレンスで使うツールも書いてあり、自分が調べものするときの参考にもなる。
しかし、この登場人物たちのような丁寧なレファレンスをしてくれる人って実際問題いるんだろうか。。。
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表紙の印象から「よくあるラノベみたいな本かな」と読むのをためらっていた本。人は見た目で判断してはいけなかった!
本物の司書の人が監修して、本当の司書のお仕事を紹介する本だった、ごめんなさい。小中学生にもとっつきやすいのではないかと思う。ぜひ読んでほしい。そして司書になってほしい。
二巻目も読みたい。
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カレントアウェアネスポータルにも紹介された、図書館司書のお仕事をラノベ小説にして紹介した図書。NDC分類や選書、レファレンス等を中心にして物語が進んでいく。コラムもあり。レファレンスの基本、というかはじめのステップも物語で出てきて、学生さんには便利かもしれないと思う。あとこの物語に出てくる図書館、ちょっとブラックじゃないか…現実をしっかり反映したということなのか…
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図書館の仕事というと小説などで取り上げられるのはもっぱらレファレンスですが、超マニアックな分類の話から選書ではBLやラノベ、女子高のパートでは文豪もののゲームやアニメにまで言及されていてとても興味深く読むことができました。
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司書という仕事の紹介を中心にしたライトノベルです。
複雑な専門職の一面が、読みやすくわかりやすいタッチで描かれています。
著者が言うように一冊に纏められる仕事ではありませんので、続巻を期待します。
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司書のお仕事小説、というか仕事内容を小説仕立てで紹介。業務委託とか分類とかラノベ選書についてとかなかなか興味深かったが、あともう一歩踏み込んでほしい気も。
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司書はなにしてるの?
新しく司書として稲嶺双葉は、先輩の山下麻美、双葉が司書になるきっかけ『五ミリの心臓』を薦めた花崎智香 と味岡図書館で働いています。『みだれ髪』に秘められた愛情、スカベンジャー・ハントでめぐる図書館クイズ、図書館の自由と選書の難しさ。本を返したり借りたりするだけではない、図書館の表側と裏側がわかる一冊。
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これを読んだら、司書の仕事がカウンターで本を貸し出すだけじゃない(暇じゃないのよ…)のがわかる…かな?
管理職や教育委員会の人に読んでいただきたいんだけど…読んではくれないだろうなぁハァ
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表紙の印象と違い、けっこうまともに掘り下げられてて良かった。
・・・表紙の画風が合ってない気がする。
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公共図書館で働く司書の仕事内容がわかる小説仕立ての本。
選書やレファレンスの細かい様子まで書かれていて、館種は違うけど図書館員として共感部分が多かった。
レファ協で、未解決の質問を書き込むことができるというのは知らなかった。
また、図書館法で公共図書館と連携が推奨されているという学校図書館の様子も多く描かれていた。
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YA向け。ストーリーに上手くからませて司書の仕事を紹介していてとても分かりやすい。司書さん、貸出業務の他にたくさんのやるべきことがあるのを知ることができてちょっと見る目が変わった。ストーリー的にもラノベとして十分楽しめるので、続刊希望。全体的に『ビブリア古書堂の事件手帖』や、第3話は『氷菓』と少し似ている感じがして好印象。価格を抑えたかったのだろうけれど、キャラ紹介も含めて、絵が表紙の一枚しかないのが若干残念。他のキャラの絵もあればよかったのに。
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タイトルに『司書のお仕事』と銘打つだけあり、貸出業務やレファレンス以外の図書館の業務について、いろいろ新しく知れました。図書館の本の管理用のソフトの話とかしてる本って、あまりないんじゃないかな。
『司書のお仕事』は図書館の業務を、お仕事小説+図書館ならではの日常の謎の形式に落とし込んだ一種のライトミステリ小説といった感じ。
ただ、先に書いたように結構専門的な話が出てきたり、ストーリーの間に図書館業務についてのコラムが挟まれたりと、図書館司書の具体的な業務の様子が描かれます。
なので司書に興味のある人、特に実際に図書館で働いてみたいという人には、具体的に業務が想像できそう。そもそものこの本の目的も、そこが狙いみたいだけど。
個人的に面白かったのは、本の分類の話。図書館の本の開架って、ジャンルごとに分けられていて、そのジャンルでも例えば歴史なら、日本史・世界史だけでなく、各国や地域の歴史に分けられ、さらに、古代、中世、近代と細かく区分けされ並べられています。
そのため、利用者はその分類場所に行けば、調べたいことの大まかな本は見つけられます。でも、この分類、実は図書館によって微妙に違うそう。
一概に一つのジャンルに区分できない本。例えば心理学なのか脳科学なのか。あるいは、歴史と地理の話だったらどちらのジャンルに区分するか。こういったことは、各図書館が本の内容や、利用者の傾向などを考え決めているそう。
この手の区分って一律的に決められているものだと思ってたので、それぞれの図書館で個性があることに面白さを感じます。
選書の話も面白かった。新たに図書館に入れる本を選ぶのって楽しそうだな、と前から思ってたけど、本の内容であったり、現在の蔵書であったり、利用者の声であったりをバランスを考え、ありとあらゆるジャンルにアンテナを張り、会議で提案する。
こう書くと大変そうだけど、やっぱり面白そうにも感じてしまいます。
他の図書館との連携やイベントの開催など派手なもの(?)から、本に保護フィルムや、シールを張ったり、学校などが出した冊子の保存、さらには古文書のような本を解読し、内容を整理したりと、なんとなく知っていたことから、こんなことまでやっているのか、というものまで興味深く読めました。
小説の内容としては、三章ともそれぞれ広義の本探しの話なのですが、単にレファレンスで解決できるものではなく、図書館の知識を生かしたものであったり、専門的な業務と関係していたりと、つなげ方が面白く読むことが出来ました。
こうして読んでると、司書ってやっぱりいいなあ、とも思うのですが、休日に関してはサラリと厳しいことが書かれていたような記憶もあったりなかったり……。司書という仕事はある程度、本や図書館と心中する覚悟は必要なのかも(苦笑)
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公立図書館に公務員として勤務することになった双葉。カウンター業務など一部は委託されているものの、直営の公立図書館での司書のお仕事が小説の形で紹介されている。
お仕事小説というよりも、中高校生に向けた職業ガイドといった感じ。続巻も出たらしい。
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続編が出たので、思い出して図書館で借りて読んでみました。
ほかの図書館舞台の本とは違った視点で、図書館のお仕事の内容を垣間見ることができて良かったです。
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小説形式で書かれた「なるには本」ね。
だいたいリアルだと思いますが
正直、こんな丁寧に仕事してない(^〜^;)
そんな理想的な部分も…。
本の分類(請求記号)は本当に悩む。
シリーズもので1つずつ内容違うやつとか
どう置いたら利用者が見てくれるかとか。
本屋と違って複本ないこと多いので
あっちとこっち両方という
置き方がなかなかできないよね。
この本、あっちにあった方が
借りてもらえるのにぃ〜!
とか思うこともある。
モデルになった図書館さんの
書庫が電動ボタン式で、うらやましい。
レールついているとはいえ
手動で動かすのは地味に重労働なんだす。