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紙の本
逢魔が時に会いましょう
2018/06/29 14:12
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
座敷わらし、河童、天狗を題材にしてそれぞれの解釈を独自の観点からしています。他の文献等で見たと同じ解釈ですね。独自な解釈を期待sitaいていましたが少し残念でした。一方、主人公の布目の真矢の関係及びそのやりとりはなかなか読んでも楽しいですね。今後も新たなネタでこの関係を続けてもらいたいと思います。
紙の本
座敷わらし、河童、天狗
2018/06/23 15:15
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:端ノ上ぬりこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
大学4年の真矢は、就職活動もせず映画製作の夢を見ながらも、大学院に進もうと考えている。そこに民俗学の布目准教授のフィールドワークのアシスタントとしてバイトをすることに。シンヤと思っていたのに女の子マヤで面食らう布目だが、真矢は結局バイトを承諾。遠野に行って、座敷わらしの妖怪撮影が目的。妖怪ではなく精霊と言うこの男、ヤバイ。次は河童、天狗と調査が続くことも知らず真矢は研究室を紹介してほしいばっかりに「この目で確かめてもいないのに、否定するのはただしいのか」と思い始める。
力が抜けてていつもながら荻原氏の作品はいい。これもシリーズ化して欲しい。
紙の本
シリーズ化しないのかな
2019/08/21 17:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
座敷わらし、河童、天狗を題材に、うまい具合にストーリーを作っています。
主人公2人の関係性もおもしろいです。
シリーズ化してもいいのに。
紙の本
せちがらい現実と夢のある社会科学とのあわいにあるような世界
2019/04/03 16:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
荻原浩『逢魔が時に会いましょう』を読みました。
民俗学をベースにしたコメディというか、恋愛未満の二人のずっこけたやりとりというか、とにかく軽妙な文体で楽しく読めます。
その上、古今東西の民俗学の知識も書き込んであって、でも重すぎず、断定的でもなくて、せちがらい現実と夢のある社会科学とのあわいにあるような世界です。
河童は少し気味悪いし、天狗は正体がわかってもやっぱりこわいけど、座敷わらしはけっこうかわいいね。
第1刷、205ページ4行目「少しずつ目的地に、何かの確信に、近づいて」というくだり、「確信」じゃなくて「核心」じゃないのかしら? 「確信」で合ってるの?
紙の本
リメイク+α
2018/06/21 00:32
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投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初に主人公の2人がすばるに登場したのは、
2000年のことだそう。
18年の時を経て、
時代背景も現代に合わせて再登場、という形。
座敷童。河童。天狗。
たまに少し変わった体験をしながら、
妖怪と理想の関係を追いかける二人の姿の、
短編形式全3編。
紙の本
身近な些細なものに目を向ける
2018/05/07 23:21
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投稿者:ヤマキヨ - この投稿者のレビュー一覧を見る
『遠野物語』の書名は知っていても、手に取るにはちょっと敷居が高い・・・。そんな自分に合うのが本書かもしれない。座敷童に河童、それから天狗。民俗学の書も筒の中に今や封じられてしまったものを探す主人公の准教授。実用性皆無の研究のために、国立大学の職を失ってしがない(?)私立大学へ。偶然現地調査の助手のアルバイトを引き受けた女子学生も、ほぼ叶わぬ夢を追い続けるかどうかで逡巡していた。
二人の調査をたどりながら、民俗学や、文化論、生きる目的などいろいろな観点で楽しめる一冊だった。身の回りの小さなことに温かい目を向けた昔の人たちの豊かなイマジネーションにも心引かれました。かつて途中でくじけた遠野物語をもう一度読んでみようか。
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