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ずっと読んでいたいよー。
外伝もとても良かった。ますほの薄がと澄尾かメイン話が二作もあって嬉しいかぎり。
どのお話も短編なのに、登場人物たちの人となりが丁寧に書かれていて一気に山内の世界に気持ちが自然に飛んでいく。
読んでいるそばから、一作目から読み返したくなるほど。
早く第2部始まらないかなあ。
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大好きな八咫烏シリーズの番外編、6篇を納めている。
一話目、若宮の護衛筆頭・山内衆の澄尾の心情が描かれている『しのぶひと』。澄尾はまさにタイトル通りの人物だ。
二話目、桜の君・浜木綿の両親の死の真相と浜木綿のこれまでの歩んできた道のりが描かれた『すみのさくら』。若宮との出会いも描かれている。
三話目、金烏代の皇后・大紫の御前に忠誠を誓う藤宮連の松韻の話『まつばちりて』。女性としてではなく、落女として男性同様宮中に仕える松韻、彼女が女性としての幸せを掴む話。切ないけど、男性嫌いの松韻が女性として生きた証が残されたラストがよかった。
四話目は雪哉の実母と義母の話『ふゆきのおもう』。雪哉の実母・冬木は、病弱ながらも北家のお嬢様として何不住なく育ち、ひとめぼれした垂氷郷の跡継ぎ雪正に嫁ぐことができた。本作は冬木の表面に現れている心情ではなく、心の奥底にある思いを理解することができる人・義母の梓との関係が描かれており、梓という人はほんとにできた人だと思った。
五話目は雪哉と若宮のちょっと笑える話『ゆきやのせみ』。
ラストは澄尾と真赭の薄の話『わらうひと』。一話目もよかったけど、この話も澄尾の良さ満載だった。
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八咫烏シリーズ外伝。
6編からの短編だが、「まつばちりて」の切なさと、真赭の薄と澄尾の関係、蝉が気になった。
猿との闘いなどよりも、今回のむような小さな話の積み重ねの方が好み。
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【シリーズ一〇〇万部! 異世界感動作品集】大ヒット全六巻の壮大な歴史の一方で展開していた、人気キャラクターたちの過去と恋愛! 異世界が舞台の胸キュンドラマ集。
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刊行誌で先に読んだものもあったけれど、久しぶりの山内に触れることができて嬉しい。
それぞれの立場や生き方ゆえに、愛するだけではどうにもできないせつなさが溢れていて、やるせない気持ちになりました。
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お気に入りのキャラクターの外伝も、作中では深く語られることのなかったキャラクターの過去話も、大変楽しかった。第二部楽しみ……
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澄尾好きだなぁ。
幸せになって欲しい。
ますほのすすき(字が難しいのでパス)もだんだんいい女になっていく。
先々どうなるのか分からないけれど山内の平和を祈っています。
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★4.5
お馴染み八咫烏シリーズの短編集。
前作を前に読んでキャラクターの名前がぼんやりしてしまうぐらいだったが、それでも面白い。
若宮と雪哉の掛け合いは笑える。
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6編。これは物語の完成度をより高くさせる内容だな。人間関係やら、表に出ないところで、なにが起こっていたかとか。またまた世界にすっかり入ってしまったよ。中でも2編。「ゆきやのせみ」はコミックにうってつけのような気軽な内容だけれど、本編にない若宮と雪哉の親密な間柄が紹介されていますね。「わらうひと」真赭の薄と澄尾の想い、それと未来を匂わせる内容で読み応えがありました。これからの物語が待ち遠しい。
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外伝らしい外伝。ステキなスピンオフ。絶妙な心理描写が相変わらずキュンとくるお話。ここまできてからのこれっていうのがまた良い。
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人を愛するのに人も烏も違いはなし。
と阿部さんが言うように、どの話も切なかったりキュンキュンしたりと堪らなく良かった。
とにかくますほと澄夫が!!
早くあいつらくっつけよと、じれったい。
でも澄夫の格好良さにますほが気づいてくれてとにかく良かった…アイツなんて男前。
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おなじみ八咫烏シリーズの短編集です。
澄尾の真赭の薄への気持ち…めっちゃ切ないやん…切ないやん…いや知ってたけど…。
思い人への気持ちを諦めるのを諦めた男…澄尾…。
澄尾のお膳立て突っぱねる真赭の薄めっちゃもえる…。
松韻と忍熊の恋もめっちゃ好きだった…。
突然の百合にびびったけど…。
浜木綿と若宮殿下の出会いも刺さったし…。あと冬木と梓と雪正のトライアングルもね!やっぱりな!!!っていう…すきだよ…。
こんなに恋愛小説恋愛小説してるとは…ありがてぇ…。
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このシリーズ、設定がしっかりしててすごく好きです。短編でも1つ1つの話が濃いですね。
話ではまつばちりてが、人では澄尾さんが良かったです^_^
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本編を読んでいて、気になるけれど本筋から少し離れるから、仕方ないと思っていた人達の物語。こんなストーリーを最初から用意していたのなら作者さんは凄すぎる。真赭の薄と澄尾はずっと気になっていたし、雪哉の母の話も知りたかった。読めて良かった。どれも切ない恋愛を描いた傑作でした。大紫の御前もこうなってくると彼女なりの切ないストーリーがあるような気がしてきます。唯一、恋愛事情の描かれない「ゆきやのせみ」が面白い。奈月彦に振り回される雪哉が可愛すぎました。願わくば真赭の薄と澄尾の未来にささやかな幸せがありますように。
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本編では語られなかった浜木綿の生い立ちとか
雪哉の誕生秘話とか
澄尾の秘めた想いとか
もうちょっとあの世界に浸りたい者にはうれしい話