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東大に二浪して合格した現役生の書いた読書法に関する本。
端的に述べると「能動的に読め」。
非常に分かりやすく書かれているし、エビングの忘却曲線など科学的見地も引用している。
読んで損はないと思うし、人にも薦められる本。
ドラゴン桜関係の関わりもあるようなので在学中に一度会って話を聞いてみたい。
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本の読み方について
読解力が高いと能力が高く、その高め方を記載
マネしたい、既にしていると共感できる部分が多い。
2種類の本を同時に読むというのはやったことがないので
やらず嫌いでなく実践してみようと思う。
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読書術の本を年内に10冊読むと決めた。10冊と決めたから、本屋を歩いて表紙に「読書」と書いてある本は片っ端から手に取ってみるんだけど、この本を開いたときは著者プロフィールを見て「うげ!やめとこ!」と思った。現役東大生が書いた『東大読書』なんてタイトルの本、きっとえらそうでむかむかするに決まってる。
そのとき思い出したのが、「たまには異質なものを取り入れることも読書には大事」という言葉だった。このあいだ、うちの会社の社長と飲みながら本の話をしていたときに言われたことだ。私はついつい好きなジャンルの本、日本語で書かれた本、読みやすい本ばかりを選びがちで、それには「難解な情報を読みやすく編集したものが好きだから」という理由もあるんだけど、確かにそれだけじゃあ刺激が得られない。私の大好きな「読書術」というジャンルでうげー!と思ったものをあえて読んでみるのは、小さな挑戦として大いにありじゃないだろうか。
中身は思った以上に抵抗なく読めたし、むかむかもしなかった。この本で紹介されている読書術は、一言でいうと「能動的な読書」だ。本の内容を「へーそうなんだ」と受け入れるだけでは受動的で、著者の主張を一方的に聞いているだけにすぎない。一方、「本当にそうなのか」「別の視点はないだろうか」と考えて、著者と議論しながら読むのは能動的な読書だといえる。そうすることで自分の頭で考える力(この本では「地頭力」と書かれている)が身につく。
この本の中で一番好きになった読書術は「議論読み」だ。議論っていっても、本について議論できる相手なんてなかなかいないよなあ、と思っていたところ、こんなふうに書かれてあった。
「たとえば、『本を読んだ後の感想』を言葉にすることも立派な『議論』です。提示された著者の考えに対して、自分の考えを提示するのが『感想』ですから、『感想』は『議論』の一種なのです」(本文から引用)
なーんだ、じゃあ私はこれまでずっと本と議論してたってことじゃん。本を読んでインプットし、それを噛み砕いて自分なりの感想をアウトプットする、というプロセスは一度やってみるとくせになってしまって、今ではアウトプットしないと本を読み終わった気にならない。それはたぶん、インプットからアウトプットまでのプロセスで脳が動いている感覚が心地いいからなんだろうなと思った。
【読んだ目的・理由】読書術に関する本を10冊読むチャレンジの一環
【入手経路】買った
【詳細評価】☆3.4
【一番好きな表現】
何気ない本の1節が誰かに刺さることがある。なんでもない本の1ページによって、人生が変わるという人もいる。だから僕は、こう思うんです。「本の良し悪しって、読み手によって変わるんだ」と。(本文から引用)
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速く読める。論理の流れを追える。一言で説明できる。多面的に解釈できる。ずっと忘れない。東大生だけが知っている、究極の読書術!(e-hon)より
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今までは一冊ずつ読んで、終われば次を読むの読み方だった。たしかに作者によって考え方、言いたいことは違うので、同時読みは今度試してみたい。
あと、読者ではなく記者になって作者と対話しながら読む。なるほど。
アウトプットすることで自分の理解度を整理したい。
情報を知識に!
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真の意味で書かれた内容を理解し、自分の知識とするための読書の仕方を紹介。
本はたくさん読むけど、あまり自分の中に残らないという人向けの新しい読書法。
書かれた内容を本当に実践するとすれば、たくさんの本を読むことはできなくなる。
但し、ここまでやらないと自分のものとならないであろうことは納得感がある。
できるものとできないものがあるが、著者の言う「本と対話する」ことを少しでも実践し、
自分のこれまでの本に臨む姿勢を変えていきたい。
今後は1冊1冊との出会いをより大切にしていこう。
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受動的に読書するだけではなく、目的意識を持って能動的に読書をして、インプットと併せてアウトプットも行う事で効率的に読書することが大切というのがこの本からの学び。
簡単に纏めると、本をただ読むだけではなく学びを活かすためには読解力・論理的思考力・要約力・客観的思考力・応用力が必要というのが趣旨。本を読んで一番影響を受けたのは、読書というインプットだけでなく、要約してアウトプットも行う事(アウトプットを意識して読書する事も必要)でより自分の中に知識として残りやすいという点。その通りだと思うし、この本を読み終わってからやり始めた。
期待しすぎてたのかもしれないけど、正直思ってたよりは得るものが多くなかったので星2つ。
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簡単読書術の方法。読んだら忘れない、忘れられない。
これを実施して、様々な分野の本を読んで情報を知識にする。
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本(自己啓発ほん)をたくさん読んでいるのに身に付かない、、と感じている方にぜひおすすめしたい一冊!
この本の中で紹介されている読み方・考え方は、授業や講義など話を聞くシチュエーションでも生きてきます。
また、著者が選んだ本も数多く紹介されているのでこの本を読み終わったころには、「次は○○を読んでみよーかな」という具合に本を読むことが楽しみになっているはずです
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読書を日本最高峰の頭脳でどう紐解いていくのか興味があった。ただ読み進めていくと次第に違和感を感じるようになった。
人が生きていく上で読書とどう向き合っていくかというよりは、大学受験対策のテキストや参考書を読み解くような話になってしまっているからだ。
読書には、本の内容を忠実に読み解く「本が主役」の読み方と、読み手が抱える問題を解決する「読み手が主役」の読み方の2つがあると思う。本書は「本が主役」の読み方に当たる。
何が違うかというと「読み手が主役」の読み方は、装幀から仮説を立てる必要もないし、最終章から読んでも良い。著者の言いたいことよりも自分に必要な一行を見つけ、後はバッサリと捨ててしまっても良い。社会に出ると、仕事や人間関係で抱える悩みを解決していくことだけで結構しんどい。「読み手が主役」になって、その解決のヒントを探すため、もっと気楽に本を活用して良いと思う。
参考になるのは高校生~大学生向けか。
東大というブランドを外型的なセールスの為に使っているところが残念。
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東大生がやっている読書法ということであったが、特に目新しいものはなかった。この本に書かれている読書法を参考にするべきは、中学生、高校生だろう。
自分がこの本を読んで役に立ったところと言えば、現役の東大生がどのようなことを考えているかが分かったことだ。例えば、ある分野のことについては勉強をしようと思えば、その分野に関することが書かれている本を最低10冊は読む(自分なら4,5冊でもう解ったと思ってしまう)だとか、『源氏物語』に出てくるヒロインが一番誰が素晴らしいかを東大生同士で議論しているだとか、そんなところ。
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読書法に関しての本は割と読んできた身だが,それらのエッセンスが集約された印象を持った。
記述内容は新奇なものは無かったが,「本と話をする」というような表現が新鮮で,それを以って,「情報」が「知識」になる,というロジックがうまい。
何気に行なっていることでも,文章でまとめるとこの様になり,自身に足りないものも確認できた。
徐々に実践していきたい内容だった。
また,著者が推薦する本の数々の質が良く,今後の読書生活の参考にしたいと思った。
総じて,要再読。新しい目線でね。
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レベルアップしたくて、まずは土台を作ろうと思い本の読み方の本を読み漁ってみようと思った。
これは非常にためになった。
準備をすること。
仮説と目標を立てること。
そこが肝だ。
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読書の方法など深く考えたこともなかった。日本一の大学の生徒が本を読むとき、本とどう向き合っているのか?そしてその読み方は頭が良い悪いではないことを教えてくれている。
これで私も東大に行ける!(ようになるかもしれない)
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ここまで徹底的ではありませんが,無意識のうちに自分の中で行っていた読書法もあり,私にとってはあまり目新しいものはありませんでした。
本書が一番参考になるのは,国語力を伸ばしたい学生の方だと思います。
専門知識を身に着けるための読書の際には参考にしますが,本の知識を自分のものにするには,何度も繰り返し読み,日々の中で知識を活用するというのが一番ではないかと改めて考えました。