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「どんぐりの家」のデッサン 漫画で障害者を描く みんなのレビュー
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紙の本
障害者を漫画に描くことなどタブーだった時代に漫画『どんぐりの家』を発表して社会を驚かせた著者がその思いを語ってくれます!
2020/05/05 10:24
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、漫画『どんぐりの家』の作者である山本おさむ氏が、自らの作品の歴史を振り返り、障害者を取り巻く状況について、率直に語られた作品です。実は、『どんぐりの家』は、1993年に発表された漫画作品ですが、埼玉県大宮市(現・さいたま市)でろうの重複障害を抱えた子供を持つ親の話から始まり、ろう学校の教師たちなど、ろうの重複障害の子供を取り巻く人々を多層的にさまざまな角度から描いて、社会的に大きな反響を呼んだものです。当時は、まだ障害者を漫画で描くことがタブーだった時代で、そのような時代に、なぜ、著者は障害者を主人公にして漫画を描いたのか?支援運動に参加しいたのか?ようとしたのか?などといった著者の考えがよく書かれています。ぜひ、多くの皆さんに読んでいただきたい作品です!同書の内容は、「『どんぐりの家』第一回誕生の日」、「第1章 障害者描くべからず―差別表現と漫画界のタブー」、「第2章 遙かなる甲子園―障害者と出会う」、「第3章 差別と被差別―私のささやかな体験」、「第4章 障害者とは何か―権利を実現しようとする人々」、「第5章 手話は心―ろう教育の歴史」、「第6章 わが指のオーケストラ―障害者観の対立」、「第7章 どんぐりの家―成長への喜びと確信」、「第8章 大橋朝男とは誰か―制度の谷間の障害者」、「第9章 運動を担う人たち―新しい価値を創る」となっています。
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