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言ってることは1の内容に近いのだけれど前書きにあるとおり、人口減少に対して国としてどう対策すべきかが、私達の生活はどう変わるのか何をすべきなのかに変わっているのは大分実感としてわかりやすくなっていると思う
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日本がこれから直面するであろう高齢化社会の問題をわかりやすく解説している。空き家問題や民主主義の崩壊など解決すべき課題はたくさんある。
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前著に続き、少子高齢化社会で何が起こってくるのかについて書かれています。これはシリーズで、今後もこのテーマで随時著書を出されるようです。前著では、日本全体的に何が起こるのかが書かれていて、あまり身近に感じる内容が少なかったことを受けて、本書ではそのときに自分に起こることを書くようにされています。確かに、働き手というものが少なくなるにつれて、今享受しているサービスは受けられなくなってくるということが分かります。そのためにどうするかという対策も早ければ早いほど良いと思います。
本書を読み、未来の世界を少し知ることで、自身の将来像を小さく考えることも必要かと思いました。
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会社の研修の課題図書だったため。
うーん、暗い。
暗くなる。
普段田舎の両親を心配している身としては、とても身に詰まる内容。
人口減少とかは全く問題だと思わないんだけど(著者の方と同意見)、
高齢化が怖い。
自分はまあなんとかするにしろ、親がなあ。
自分も不安だけど、まあまだ対策としてできることはあると思う。
健康寿命を引き上げて、生涯現役が普通の時代がくるといいな。
最後に書かれている通り、できることをしよう。
それらをしても、現在の田舎の高齢化の問題は解決しないけどな。
今が価値観の過渡期で、耐え時ってことなのかもしれない。
でもなあ、
人間ってこんなに長生きする必要あるのかね。
と思わせられる一冊。
危機意識がない人(ニートとか)は読んだ方がいいかも。
読んでも響かないかもだけど。
ネガティブな人は読まない方がいい。
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前作が好評につき第二弾。ちょっと煽りじゃないかと思うところもあるけど、概ね指摘事項は納得かなぁ。
ま、そういう背景の中どう生き抜くかってところがこれからの課題ですな。
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ベストセラーとなった『未来の年表』を書いた著者が再び人口問題について書いた本。今回は年表というよりも具体的に将来何が起きるのかをシミュレートしたという。というのも、前著を読んだ読者から、これから何が起きるのかを示す「人口減少カレンダー」に対して、では具体的に個々人の日常の中で何が起きるのか、そしてそのときに何をすればよいのかを教えてほしいというリクエストが多くあったからだ。
いわく、
・伴侶に先立たれると、自宅が凶器と化す (多くの事故が道路などでなく、自宅で起きている)
・亡くなる人が増えると、スズメバチに襲われる (所有者不明土地が増えて管理されなくなる)
・東京や大阪の繁華街に「幽霊屋敷」が出現する (空き家率でなく空家数では大都市圏での数が多い)
・高級タワマンが「天空の老人ホーム」に変わる
といった話が書かれている。
著者自身、二匹目のどじょうでもなく、二番煎じでもない、というが、大事な話なのでもう一度言います、ということなのて、二匹目でも二番煎じでもそれはそれでいいのではないかと思う。本当に大事なことには違いはないのだから。日本の高齢化社会の特徴として、①高齢者の「高齢化」、②一人暮らしの高齢者、③女性高齢者、④低年金・無年金の貧しい高齢者、が挙げられる。これらの影響を切に考える必要がある。
本書の構成は、まず前半で「あなたの身に起きること」として、住まいで、家族に、仕事で、暮らしに、女性に、というテーマで将来に起きるであろう想定事例を挙げる。続く後半では、「あなたができること」として、個人ができること、女性ができること、企業ができること、地域ができること、をテーマとして提案を挙げる、という構成になっている。言わんとすることは、生産年齢人口が減って、高齢者が多くなっても充分に社会を維持できるような仕組みとマインドを作っていかないといけないということになるだろう。
「あなたができること」としては、次の8つが挙げられる。「戦略的に縮む」ことが必要だという。
① 働けるうちは働く
② 1人で2つ以上の仕事をこなす
③ 家の中をコンパクト化する
④ ライフプランを描く
⑤ 年金受給開始年齢を繰り下げ、起業する
⑥ 全国転勤をなくす
⑦ テレワークを拡大する
⑧ 商店街は時おり開く
ちなみに、前著『未来の年表』での提言は次の通り。今回の提案は少し身近なものになっているだろうか。個人的には前回提言されたものに関して、社会・政府がどのように進もうとしているのかが大事であると思っている。基本的には著者の考え方に賛成で、乗り越えるべき課題もおおむねその通りだと思っているので、政府の対策は気になるところである。実際、公務員の定年引上げなどに動いているので、一定の流れはあるのだろうとは思う。
①「高齢者」の削減 (高齢者を定義する年齢の変更)
② 24時間社会からの脱却 (利便性の放棄)
③ 非居住エリアを明確化 (コンパクトシティ推進)
④ 都道府県を飛び地合併
⑤ 国際分業の徹底
⑥ 「巧の技」を活用
⑦ 国費学生制度���人材育成
⑧ 中高年の地方移住推進 (脱・東京一極)
⑨ セカンド市民制度を創設
⑩ 第三子以降に1000万円給付
メッセージは、社会全体がゆでガエルにならないように、ということと、新しいビジネスモデルや公共政策を考えないと、というもの。自動運転車技術も高齢化社会にとても適合しているように思うし、通信技術も寄与貢献することはできるだろう。
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『未来の年表』河合雅司
https://booklog.jp/users/sawataku/archives/1/4062884313
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内容(「BOOK」データベースより)
少子高齢社会のリアルな脅威は、何気ない日常にこそ潜んでいます。10年後、20年後、あなたの身に迫る事態を一覧にしました。今からあなたにできる「メニュー」8つも提案。
少子高齢化はもう止められないだろうなぁと思います。
この本は2018年発行なので まさかこんなコロナな世界になるなんて考えてもなかった頃...
若い人達の未来はどうなるんだろうなぁと考えてしまいます。子供を持つことが不安すぎます。
私の子供は成人しちゃいましたが 今後この世の中で結婚して子供を持つことが幸せなんだろうか?と思ってしまいます。
自分の老後がとても気になりますが 出来る限り子供達の手を煩わせないで済むようにしたいです。
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人口減少問題を取り上げた本の第二弾で、イメージしやすいように、身近で起こることを具体的に、住まい、家族、仕事、暮らしで起きることとして、挙げていっています。個人的には前書ほどのインパクトはありませんが、かなり戦略的に対策を進めないと、まずいことは伝わってきました。家の中をコンパクト化する、とか、商店街は時おり開く、などかなり発想の転換がいるのかもしれません。
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第1部 人口減少カタログ(あなたの住まいで起きること;あなたの家族に起きること;あなたの仕事で起きること;あなたの暮らしに起きること;女性に起きること)
第2部 今からあなにできること(個人ができること;女性ができること;企業ができること;地域ができること)
著者:河合雅司(1963-、名古屋市、ジャーナリスト)
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続編は、さらに具体的に、これから起こることを実感できるように描き出し、地に足のついた対策を講じることを説きます。
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来たるべき変化について、自分の身は自分で守る。そのために何が出来るかを教えてくれる本。しかし、どうするかは自分で考えないといけないですよね。
出来ることの1と2が、働けるだけ働く、複数の仕事をするだから、働きたくないでござる、とか言ってる場合じゃないですね、、、
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★3.5 2018年5月発行。「人口減少日本であなたに起きること」のサブタイトルがあるように、第一部では住まいで、家族に、仕事で、暮らしに、女性に起きること等、身近な所で何が起きるかを説明。また、第二部では今から個人、女性、企業、地域ができることを説明。本当にこのようなことが起こると大変なことになるが、少しオーバーに書かれていて、1作目同様、ちょっと不安を煽りすぎているいるような・・・。著者はそうならないように警鐘を鳴らしてくれていると信じたい。日本人の英知によりこの難題が解決されることを希望します。
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出生数など数字を意識したことがなかったのでどれくらい減少しているのか知ることができた。
将来を考えるきっかけとして参考になる。
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上巻に比べて実生活に基づいた内容とのことなので身近に迫る未来として読み進めることができた。ただ後半になるにつれ、数値推し特に、人と%の連発に疲れて内容が頭に入ってこなくなったのが残念。
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前作を読んだことと、本書の帯に惹かれて購入。少子高齢社会が我々の生活に直接影響を及ぼすトピックスを説く、言わば前作が総論、本作が各論と位置付けられる。出生率ではなく出生数で比較しなければ少子化の実像はつかめない。その少子化は、GHQが占領した日本に対して産児制限を企図したことに端を発しているのは周知のことだ。医療や食糧事情が良くなれば平均寿命が延びるのは想像しやすいが、戦後数十年の間にジャンクフードで育った世代は、もしかすると短命になっていくのではなかろうか? などと妄想も進む。