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異次元の世界に行けるとしたら。そのひとつの設定が不思議な空気を作っている。何かから逃げたい、自分を変えたい。様々な理由から異次元に行きたいと望む人たち。ひとつのキッカケを求めて。本当にあるのかどうかすら半信半疑で、でも信じたい気持ちも、変わりたい気持ちもある。何気ない毎日から感じること。それに思いを向かわせてくれる。今いるところは正しいのかどうか。でも本当は正しいかどうかと同時に受け入れてもいる。一歩を踏み出すことが全てではない、今あるものを受け入れて自分のタイミングで動けばいい。そっと背中を押してもらえたような、今の自分を肯定してもらえたような気分になった。
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不思議な読後感だった。
ここでないどこかに憧れてる
実生活が困窮している人々が
今の生活を捨ててまで
新しい可能性に賭けれますか?という話に変わって来たとき、スピリチュアルな話だと思ってた世界観が変わった。
それでもあなたはくらげになりますか?
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★学生選書ツアー2018選書図書★
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https://sistlb.sist.ac.jp/opac/volume/217668
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「フィンランド・くらげ・異次元」をきっかけに、人を殺してしまったかもしれない!とか、亡くなった妻に会いたいとか、何をやっても上手くいかないとか、第二の人生を考えた時に思い出した約束が気になってとか、様々な理由でフィンランドのホテルに集まった男女4人。
異次元にいけるかもしれない−
そう言われたら自分はどうするのかな。
ワクワクしながらさらっと読めて楽しめた。
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異次元への扉が開かれる拠点。
それがフィンランドのホテル・メデューサ。
人を殺したかもしれないと思っている男性、自分をこの世界には不向きな人間だと思っている女性、妻が亡くなって妻と会いたいと願う男性、子育てがひと段落して人生のアフターファイブを楽しもうよと旦那に言われた女性。
そんな4人の日本人が、そのホテルに集められた。
そう。
偶然集まったわけではなく、集められたのだ。
呼ばれた。導かれた。ともいうのかもしれない。
読み進めていくと、その繋がりが見えてくる。
なんで、その4人だったのか?は、最後までよく分からなかったけど。。
わたしは、たぶん、異次元には行かない。
異次元への怖さもあるが、この世界にはまだまだ知らないことも沢山あるし、縁というものがいくつも転がっている。
それを楽しまないのはもったいない。
どちらかというと。。異次元へ行くことは、逃げになるのではないかと、思ってしまうから。
人生をリセットしたいのだと。。
それを悪とは言わない。が、自分はしない選択。
でも、このホテルには行ってみたい気がした。
溢れる自然、豊かな森林。
それには出会ってみたくなった。
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行ってみたいという気持ちとそうでない気持ちの狭間にいるような余韻。過去に戻ってやり直したい後悔も、自分の力じゃどうにも出来ないやり切れなさも、生きていればいろんなことを思うけど、人生の地層にできたらいいな。
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異次元世界の存在を信じるかを問われているようで、新しい、未知の世界に飛び込む勇気があるかどうかを問われているのかな?と感じる作品。
何故か、異次元世界の入り口がある場所が、フィンランド… わざわざ、具体的な国、都市を指定する必要があったのかな?とは思います。
せっかく、具体的な都市の名前を描いて、その街も登場させるのであれば、間違いのない描写にして欲しかったです。
フィンランドの海は塩分低いから、べたべたしないし…ベリーやキャベツはカゴになんて入れて売らないし…とか。具体的な描写に残念ななところが連発されていたのには、ホントに残念でした。
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年代も、性別も、バラバラな四人の日本人が、不思議な力に引き寄せられフィンランドへ。異次元へ旅立った二人のその後の物語も読んでみたい。未知なる世界へ飛び込む勇気がもらえた。物語は一つもややこしくなく、異次元についてわかりやすく簡単に読みすすめることが出来た。
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フィンランドから異次元に行けるかもしれない。
それぞれの事情で、俄かには信じられない話に引き寄せられて集まった4人の日本人。彼らは今までの生活に別れを告げて異次元に向かうのか?
自分だったらどうだろう。
好奇心だけで進むには今の人生に未練があります。
気になったのはあっちの世界では「くらげ」になってる?ということ。
くらげキャラメルの「くらげ」ってどこから来てるの??
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100%分かるのが大事!とは思わないけど、スッキリ分からなくてモヤモヤがちょっと残ってしまった(´-`)
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文庫は「ホテル メドゥーサ」
読後の
なんとも言えない
ふんわりした不思議な気持ちは
なんだろうか、、
登場人物それぞれの人生や決断を
否定することなく受け止めるからか
肩の力が抜けて、ふっと楽になる。
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普通に面白いって感じの本だった。
異世界に行くとしたら、この今生きている人生と決別して進んでいくとしたら、って思うことはあるけれど、本当にその瞬間を目の前にすると一歩が踏み出せないのがリアルだった。
もうこの世界から消えたくなった時、この本を思い出して見ようと思う。