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ゲームが好きで、タイトルの内容が気になって購入しました。
ネット・ゲーム依存とありますが、特にスマホゲームの問題について書かれています。
内容について特に、WHOが「ゲーム障害」という病気を認定し、ICD-11という国際的なガイドラインが制定されたことに衝撃を受けました。
それに伴いネット・ゲーム依存を相談できる医療機関が増えてきたとのことです。
自分自身はスマホゲームはやっていないのですが、ゲームはよくやるので他人事とは言えなさそうです。
ゲーム業界では頻繁なイベントや課金制などユーザーを搾取する悪質な運営がされているという問題はありますが、ユーザーやその家族側の防衛策として本書は有用だと思いました。
【追記】
ブログでレビューを書きました。
https://shumi-ame.com/book-gamingdisorder/
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久里浜系も読もうと思い手に取った。過激な印象を抱いていたのだが、事前の先入観よりは穏当な内容と感じた。ざっと目を通しただけなので、機会を見て精読してみたい。
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人目のないところでできる・いつでもできる・終わりがない・お金をかけるほど有利になる・ギャンブル性・常に通知で勧誘
冷静に考えて、昔より圧倒的に依存しやすい環境であるということに気付かされる。
わたし個人は終わりのあるゲームか、その場限りの楽しみのゲームが好きである。
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要を得た構成と内容。飽きることなく、一気に問題の設定と解決への糸口がわかる。
健康ライブラリー・シリーズは良書が多い。
ゲーム依存の特徴は
・完全に辞めるのではなく、折り合いをつけていく。
・ネット遮断は対応としてはだめ。アイデンティティの崩壊に繋がるから。
・本人の自覚を待っていてはだめ。家族がまず受診することもある。
・基本、薬物療法はしない。
・背景に充実感が得られない社会の存在がある。
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<まとめ>なぜ、そこまで熱中してしまうのか
【社会的な背景】
◎充実感が得られにくい時代になってきた
↳ストレスの多い社会で現実逃避の時間が必要に
◎とくに働き盛りの世代が疲れ切っている
↳依存になってしまう人は、それまでに苦しい日々を送ってきている
※そのような背景を知っておくことが重要
◎自分の世界に入って安らぐ人も
↳上手く付き合えている場合の人も中にはいる
◎ネットとスマホが手軽なストレス解消法に
↳手間を掛けずに楽しめる
↳手軽なサービスがいっぱいで、いつでもどこでも楽しめてしまう
※これが依存の拡大に関与している
【ネット/スマホの特徴】
◎ゲームやSNSをいつでも楽しめる
↳TVゲームなど以前は楽しみ方は限られた
↳スマホはいつでもどこでも
※周りの目が気にならない
↳スマホでウェブサイトを見ているのか、ゲームをしているのか、周りの人には分からない
※ゲームのやりすぎを注意しにくくなった
↳アルコールやギャンブルの依存よりも危険である
◎利用頻度/利用額がエスカレートしやすい
↳昔のゲーム…ラスボスを倒して終わり
↳今のゲーム…レアなキャラ/アイテム/新ミッション
アプデ/ランキング/ギルド/コラボなど※終わりがない
◎通知/ログインボーナスがあり毎日あり、やめられない
↳スマホの手軽さ+ギャンブル性(ガチャ)=やめられなくなる
※これが一番怖い
【体への影響】
◎成績不振/睡眠不足/情緒の乱れがみられるように
↳生活/体調/精神的に乱れる
◎ゲームなどの刺激に脳が慣れ、物足りなくなる
↳ドーパミンの受容体が少なくなり、快感を感じにくくなっている
【基本的な治療】
◎運動習慣
◎料理を作る
◎瞑想をする
◎スマホロックコンテナを使う
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どうにかするのは本人がどうにかしたいと思ったときにしか出来ない。が、まず家族が受診するのは結構有効らしい。