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君死にたもう流星群 1 みんなのレビュー
- 松山剛 (著), 珈琲貴族 (イラスト)
- 税込価格:715円(6pt)
- 出版社:KADOKAWA
- 発売日:2018/05/25
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文庫
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紙の本
【ネタバレ】『宇宙』と『夢』をテーマにしたSFで青春な物語
2018/05/08 22:58
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nawade - この投稿者のレビュー一覧を見る
八千を超える人工衛星がコントロールを奪われ、大気圏に突入した大流星群というテロ事件の3年後、大事な人を失った喪失感を抱え生きる平野の前に事件で死んだはずの彼女・天野河から遺言が届くところから始まる『宇宙』と『夢』をテーマにしたSFで青春な物語。
彼女からの遺言の衝撃も収まらぬ中、見つかる彼女の遺産。
ま~た、◯◯◯◯◯◯ものかと一寸落胆したところもあったが、そこから、「えっ、ここで別フラグ立てちゃう!?」とか、映像が頭に浮かぶ様な文章とテンポの良い展開にぐいぐいと物語の世界に引き込まれ、気がつけば読み終えていた。
今の時代は夢を語ることが難しい時代である。
夢を語ることが恥ずかしい、現実が見えてないと受け取られることも多々ある。
主人公もそんなタイプの人間でコスパ重視の生き方を最善としている。
そんな彼に彼女は夢が足りないと諭す。
そんな彼を友人達は応援する。
失敗を恐れてチャレンジすることを避けていた平野の情熱が今爆発する。
まどろみの中にいた彼の人生は今始まったのだ!
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