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・機械言語学習でベストセラーからファンノベルまで解析
・副詞が少ない方が人気がでる、性別や作者により特徴が出るなどの結果を述べてる
・本の長さやタイトルよりも大きな作者名なども調べている
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小説に使われる単語を対象にした面白い統計。表紙がキャッチーなので興味を持った。作家の性別で使用単語に特徴かあったり、英米文学の差や作家ごとの文章の特長かなんとなくわかる。惜しいのは本文が縦書きなのに注記が横書きでページがおかしいこと。全部横書きにすればよかったのに。
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英米の小説には、言葉の使い方に作者の癖が反映されている。計量文献学と言われる分野で、文献の特徴を数値化し統計手法を使って分析や比較を行う。欧米のベストセラー作家の作品群について考察したのがこの本である。
ベストセラーとなった本、作家について、品詞の使い方から表紙の文字まで、数字に置き換えて判りやすく解説している。図表も充実して面白い分析だが、全体として、英米の小説に特化した分析のため、考察した内容が日本の小説に当て嵌まるわけではなく、また取り上げられた作家も作品も馴染みのない人が多くて、彼等の小説を読んでいないと判りにくい部分もあった。(原文で読める人には、納得できる部分も多いと思うけれど)
この本には多くのノウハウが紹介されているが、それを利用して小説を書いてみても、ベストセラーになるのかどうか判らない。良い小説は書けるかもしれないけれど、おそらく個性の無いつまらない小説になりそうな気がする。ファンは、作家の癖も含めて好みなのだから。
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面白い内容だった。
・文章の中身ではなく、使っている単語で、それが誰が書いているものかわかる。
・著名な小説家が避けること(副詞を使わないとか)が、実際にどうなのか(本当にやっているのか?)をチェック(そうだった)。
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琉球大学附属図書館OPAC
https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB26629913
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小説の文章を解析し統計手法により小説を解剖する試み。
副詞は控えるべきなのか・!は使わないのか・大衆小説はバカになっているのか・男女によって使う単語は異なるのか・単語の使用率によって小説の筆者は特定できるのか、などなど。
興味深い研究だが題材が英文学のため、副詞や作家の文体論も英語が対象で、小説も英語で書かれたものが対象にしている。
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内容はなかなか興味深い。英語の書籍に関する分析なので日本の小説事情とはちょっと異なるが、それはそれで英米小説を読む際、新たな視点になるかも。各章の最後にある、本分の引用でしかないまとめページは読みにくいだけですね。
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言語コーパスで、作家たちが意識的か無意識的かはとりあえず不明な面もあるのだが、いろいろなことが見つけることができるのは、小気味いい。新たな小説の読み方ができたと思う。