紙の本
高橋さんの語り
2018/07/18 15:41
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投稿者:ヤマキヨ - この投稿者のレビュー一覧を見る
すっぴんでの高橋さんの語りがよみがえるような、楽しい書籍紹介がたっぷり。高は資産がカバーしている多様な書籍から、こんな読み方もあるのか、ここが高橋さんのツボなのかなど、紹介された本ごとにいろいろ反応しながら読み進みました。本書のタイトルの「お釈迦さま以外はみんなバカ」では「莫迦」の意味もわかって、ちょっと誰かに蘊蓄を傾けたくもなりました。あなたも、わたしも、謙遜でも卑下でもなく、みんな「莫迦」なんだよ。
番組きっかけで(高橋さんにそそのかされて?)購入した本も少なくありません。
紙の本
これは書評というか読書感想文のようなもの
2019/07/15 12:08
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投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
これは書評というか読書感想文のようなもの。ただし、あまりメジャーじゃなく、内容もかなり緩い本をとりあげていることが多い。少しは面白いものもあったが、大半はたいして面白くなかった。
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エッセイというか、ゆるいブックガイド。ならではの紹介が満載で、本書自体は楽しく読めたんだけど、反面、あまり読みたくなった本が見つからなかったのは不思議。そもそも、作者の思考に触れたくて入手したものだから、そういう意味では満足のいく一冊でした。
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お釈迦様は悟りを開いた凄いひと。
源ちゃんも十分に凄いと思うけど、
世界が転がり続ける間は、ずっと、
書き続けるんだろうなぁ。
自分自身のバカさ加減は笑える。
大学翻訳センターはもっと笑える。
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著者がラジオ番組の中で面白い本を紹介するコーナーを持っておられるのだが、それを書籍化したような本。
どこから読んでも面白い。そして、時にはタメになる内容も…。
表紙裏に書かれているものを列挙すると…
震災の時も酒のことしか頭にない落語家/ラブホスタッフによる文章指南/大阪おばちゃん語で憲法を表現すると/名作を2秒で読めるか?/偶然57577になった文章、等々。
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引用とはいえ本のタイトルが秀逸。
いわゆるブックガイド。
「偶然短歌」や「へんな論文」あたりがそそられる。
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何このタイトル?ひねった宗教もの?と思って「まえがき」を見たら、NHKラジオ「すっぴん!」金曜日「源ちゃんの現代国語」コーナーの書籍化だった。「すっぴん!」はよく聴く好きな番組で、このコーナーもお気に入りの一つ。面白そうな本がよく紹介されているし、自分も読んで良かった本が登場すると何だか嬉しい。
放送は、アンカーの藤井アナウンサーとの掛け合いで進むが(これが絶妙。藤井アナ大好き)、この本では高橋さんが一人で語るスタイルになっている。読みやすく楽しい紹介で、これは読みたい!と思う本がいくつもあった。
「ラブホの上野さん」
全然知らなかったマンガ。スピンオフ本「ラブホの上野さんの恋愛相談」と共に早速注文した。紹介されている相談への回答が、高橋さんの言うとおり「パーフェクト」で恐れ入りました。
「忙しい現代人のための2秒で読める世界クイック名作集」
名作を2秒で読む?どうやって? 答は「マンガでエッセンスを抽出する」。「かぐや姫」の例がのっていて、笑った。
「どらごん-道楽言」
これには大笑い。高橋さんも「書き写しながら、こんなに笑ったことは記憶にない」そうだ。ちょっと古い本なのでブック○フで注文。早く来ないかな。
そのほか、「偶然短歌」(いなにわ・せきしろ)、「日本国憲法 大阪おばちゃん語訳」(谷口真由美)、「RAINBOW IN YOUR HAND」(カワムラマサシ)などなど、どれも読むのが楽しみだ。
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タカハシさんは、2012年から「源ちゃんのゲンダイ国語」というラジオのコーナーを担当し、十五分程度の枠で本を紹介し続けていた。本書はそこで紹介された本をまとめたものになる。タカハシさんは、紹介すべき本を見つけた後はぶっつけ本番でしゃべっていたと書いている。本当にそうなのかどうかはわからないけれど(周到に頭の中で準備をしているのかもしれないし、そうでもないかもしれない)、結果として比較的力の抜けた本になっている。それぞれのエピソードの質に少しムラがあるのも、ラジオのぶっつけ本番(らしい)コーナーであるということになるのかもしれない。
偶然短歌や大阪のおばちゃん語訳日本国憲法あたりは面白く、ここら辺りはさすがの目の付け所。
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NHKラジオ、スッピンのパーソナリティの高橋源一郎の著作。気楽に読めて読むと笑ったり、ふんわりした気持ちになって元気になる一冊。
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ブックガイド、書評集。対象は作者がラジオの15分のコーナーで取り上げた本なので、詩集句集辞典図鑑日記アイドル人生相談から様々な雑学までさすが多彩なラインナップだが小説は、ない。と思ったら唯一の村上春樹。ただし本ではなくて「ダサいと言われてきた比喩」に「再び生命を与えた」「手間も暇もかかった表現というしかない」比喩の実例紹介。既読本には嬉しくなるし(2冊あった ♡)、「あるかしら書店」「翻訳できない世界の言葉」を手に取るきっかけになった。ぶっとんだ題名は玄侑宗久「さすらいの仏教語」からとのこと。
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ふだん何気なく使っている言葉も、その語源を知ることで、その言葉のまた違った側面が見えてきたり、あまりにトリビアなため、まともに関心を寄せたり取り上げようとはしない事柄にも、人間の人間たる所以が表出していることに気づかされたり、高橋源一郎のアンテナの感度は抜群である。
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変わった本を紹介している。気楽に読めるけど、ためになるわけではない。だが、たまにはこのような力の抜けた本を読むのもいいかも。
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書名から、源一郎先生、ついに人生をまともに語り始めたのかと思ってしまいました。小説に何度か挑戦してみましたが、文体の波に乗れないというか、難しいのか、最後まで読み切ることができません。ちなみに、「莫迦」という言葉そのものの意味が、「お釈迦さま以外」とのことです。NHKラジオ「スッピン」の源一郎先生の放送は拝聴しています。個人的好みは、水曜日の能町みね子さんです。