紙の本
待望の本
2018/06/27 04:59
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たかし - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初からシリーズで集めている.また新しい景色や物語を見ることができて、とても素敵な本。旅人の出会いが、まるで自分の経験のように、心に入ってくるような絵のきれいさがとても病みつき。
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スイス編。イタリア側から入って北上してオーストリアかドイツの方へ抜ける。これまでの作品と比べると旅人が馬から降りている姿が目立って多い。山道雪道で馬もつかれるからか、引いてあるいていたり、見物や休憩をしていることも多い。クレー、セガンチーニ、カリジェといったゆかりの画家へのオマージュはあちこちに散りばめられているが、だまし絵はもうない。
俯瞰の高度がずいぶん下がっているが、スイス編に限っては「アイガー、ユングフラウ、マッターホルンとか、山が描かれていないといけないから」違うのだと「安野光雅 自分の眼で、考える」(平凡社)にて語っている。
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シリーズ9作目。スイスが舞台。以前にもスイスは描いていたような気もするけど?
絵の感じが変わったかな?失礼ながら、細かい書き込みがやりにくくなったのかな
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なんだか寂しい。
風景は美しいのだけど、今までと比べてわちゃわちゃしてなくて、なんだか寂しい感じがします。
1巻からかなりの時が流れましたからね。
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かつての細かくぎっしり描きこまれた旅の様子とは違って、安野さんの旅のスケッチになってるような。最後に絵の説明もあったり。
ちょっと求めてると違ってるかもという気持ちに。
ちょこちょこと見知ったものも入り込んでるけど、だまし絵はないのかー。
それでも、最初のころの絵本のワンシーンがあったりするので、また他の絵本も開きたくなってる。
そして、変わらず、旅人が馬を譲るページは今も物悲しい。
旅が終わってしまう寂しさ。