親愛なる僕の妖精王に捧ぐ みんなのレビュー

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投稿者：はまち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

妖精。あまあまなお話しなのかと思いきや、それだけじゃなくて、悲しいお話もあったりと、深いお話でした。読了後が爽やか！

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投稿者：うりこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

大好きな月東先生、大好きなみずかね先生、しかも大好きなファンタジー。
これで面白くない訳がない。
ツボ。

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投稿者：waiko　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

現実の社会で色んな人の裏切りを受け、海に身を投げた人間の高校生が目を覚ますと、妖精の国にトリップしていたお話。

いじめの描写は胸が痛くなるけど、目を細くして流し読みをすれば、すぐ素敵な世界にどっぷりと浸れます。

絶望の縁にいてトラウマが残る人間の子、妖精の王子の悲しみと孤独。そんな苦しみを抱えた二人が出会って起こしていく奇跡に心がとても温かくなりました。

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投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

信頼が友情に、そして愛情になって人生を賭けた片羽に、と主人公の第二の人生は今までの不幸を清算するかのように優しく美しい世界で過ごすことになる
僅か16年の現実世界での人生を、海に飛び込むことで終わらせた主人公と、人間の倍の寿命を持ち、最後の一人になる事が決まっている妖精の出会い
素敵なファンタジーだった
主人公を貶めた人間たちにはきっと天罰が下っているに違いないと信じたい
主人公が自分にも非があったかのように反省していたが、自分は性善説を信じていないので共感はしなかった
真に反省すべきは義父であり母親であるし、罰せられるべきは同級生たちだと思うが腹が立って気分が悪くなるのでもう考えたくない

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投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

海に身を投げた高校生の優翔が
妖精と人間が共存する世界にいってしまってという物語

優翔が海に身を投げるまでの描写が現実的で痛々しい。
両親の離婚、母親の家出（不倫）、義父の扱い、
学校での性的ないじめ（ネット関係含む）ともうこれでもかな状態なのです。
あそこで海へという優翔の気持ちが痛いほどわかる。

そして異世界へのトリップ
人懐っこく優しく次期妖精王のウィーと一緒にいて
色々と癒されていく優翔なのですが、
妖精のいる世界にも色々と事情がある。
ただただ優しく平和なだけではない。
妖精の子孫のこと、妖精と人間の関係、桃色妖精と茶色妖精の関係
最後の妖精となるだろうウィーのことと。
優しさと残酷さが一緒になって存在しているのだ。
ただただ優しくハッピーな世界ではなくて、
皆が幸せ（究極はウィーの幸せ）になっていくために努力を惜しまない優翔の
成長物語でもあります。
そこに自然災害まで取り込まれている。

健気で頑張ろうとする優翔に、
寂しい気持ちを抱えながら優翔を大切に思いやりを持って接するウィー
そんな二人がゆっくりとお互いを大切にしあって
心を通わせていく過程がじっくりと描かれています。
桃色の花が咲く妖精がいる世界で生きなおして
そこの世界をより良い世界にするために努力できた優翔に
色々な気持ちにさせられます。

その中で優翔が以前の世界でのことを「自分もいけなかった」みたいに思うことが
何回かあるのですが、
それはどうかなぁとは思うのですよ。
やった方が悪いに決まっているのだし、
両親（特に母親）や同級生に関しては優翔が「自分も・・・」と思うのはどうかなぁと個人的には思うのね。
で、そちらの世界については、海に飛び込んで以降のことは一切書かれていない。
その残酷なまでの潔さがこの物語にはあります。
読者としては最後まで後ろ髪がひかれるのですけれどね。

☆4.5

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投稿者：柊　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

あとがきでも月東先生がおっしゃってたとおり、どファンタジーで、どんな困難があってもオールクリア。さらにしょっぱなから相思相愛で、安心100%なんだけど、ジーンとする所もあって、良かった。ただ、めっちゃルックスいい主人公が出だしあまりにポンコツ過ぎるのが謎w

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投稿者：かなぶん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ザ！ファンタジー！
妖精、そして茶色の妖精など、凝った設定をとても楽しめました。
序盤はとてもかわいそうな受けですが、
持ち前の聡明さと熱心さで幸せになれてよかったです。