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惚れてしまうやろ~、的な評論。あの時の戸田選手が、と感慨深い。さあ、あとはテレビの前で正座待機するのみ。将来、札幌の監督にならないかな~、代表監督の前に❗
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元日本代表で現在解説者として活躍中の戸田が、自身の仕事に対して語った1冊。
解説者としてみることに慣れてきたけど、やはり最初は現役時代のイメージとは全く違うことにびっくりした覚えがあります。
つぶし屋で表現できるプレーヤーでしたからね。つぶし屋という言葉に、理論派な意味は入っていないので。
日本サッカーに対する想いよりも、スポ-ツメディアに対する想いが強いように感じました。メディアへの成長を求めているように。
スカパーのJリーグアフターゲームショーみたいな番組がないと楽しくないよねぇ。ああゆう番組地上波でやれないかなぁ?
いずれ指導者として、Jリーグで活躍するときがくるかもしれない。活躍できないかもしれないけど、どんなチームつくるのか楽しみです。
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元清水エスパルスの選手でもある戸田和幸さんの自伝のような本。選手としての人生がどうだったのか、選手ををやめてからの活動はどのように進んだのか、普段どのような解説を心がけているのか、普段の解説者としての生活ぶりはどうか、などなど。あと、将来は指導者になりたいという話もわかり、その部分でも非常に楽しめた。
ただ、解説者として、実際のチームをどのように分析し解説しているのか、の記載が少なく若干の食い足りなさも残ったのも事実。まぁ、この辺りは解説者としてのノウハウでもあるし、将来指導者になったときのキモの部分でもあるので、あえて書いてないのかもしれないけどね。でも「自分がこういう分析が出来てますよ」という事を書けば、そのこと自体が大きな宣伝となり、指導者としての道がつながりやすいと思うんだけどね。
ともあれ、文章は平易で読みやすいし、戸田和幸さんについて興味がある人には諸手を挙げてオススメします。
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サッカーという難しくも美しいスポーツを「言語化」することにこだわる戸田さん。「解説」という仕事を紐解いていく過程が、理路整然としていてとてもおもしろい。そして、選手時代から将来の自分の姿を見据えて、そこに向かう道程で必要なことを貪欲に求めてきた姿に求道者を重ね見る思い。ぶれない人だし、だからとても信頼できる。
それよりも何よりも、この本のおもしろさを「言語化」する術をもたない自分がもどかしい。
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戸田和幸氏がサッカー中継解説者としての在り方を多角的に語る本。
解説論理に対し、現役時代、ライセンス講習、放送業界人の具体的エピソードを挟む文章で面白い。
波乱万丈の現役時代を差し置き、解説者としての語りで1冊の本にする熱意は数多の解説者が見習うべき点である。
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解いて説く−–。好きなサッカー解説者の一人である、戸田氏。エピソードを交えながら、自らの流儀を語っており、一気に読めた。制作者の要望に応えながら、いかに自らの色を出すか。そして、お客さんに価値を提供するか。ビジネスの場面にも通じる部分が多く見えた一冊だった
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人のイメージは固定化されやすい。
この人の本を読んでそう思いました。
日韓W杯の赤モヒカン
メデイアで言われた中盤の狩人
中田英寿とは違った他を寄せつけない雰囲気があまり得意ではありませんでした。
奇跡の残留と言われた2005年シーズンに
愛するジェフユナイテッド市原千葉に加入した時は
何しに来たんだ?と正直思いました。
それからどういう道を辿ったのかも
分からず、どういう経緯だったのかもこの本で知りました。
そして、これらの事柄は全て誤っていること、メディアの情報を鵜呑みにしていたんだなと感じました。
最近、有料放送をよく見て
著者の冷静で「新しいサッカー解説者像」を示しているように思います。
それも
「戸田和幸という解説者の個性を際立たせながら、自分のスタイルを確立し、自分にしかできない解説を追求していくp136」
過程なのかなと思います。
こういうことが際立つ存在になる一つの方法なのかもしれません。
「解って説く者」
戸田和幸さんの今後がとても気になりました。
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私はサッカーとは縁のない生涯でしたが、確かに気になってはいました。とは言え、とっかかりが無く、今まで過ごしてきて、この本を読み、あぁ、やっぱり、こんな楽しみ方があったんだ、こんな見方があって、奥が深い分何度も高いんだ!と、分かって、納得しました。 P105 サッカーにおいて、ボールを持つ選手を主役とすると、持たない選手はわき役として主役をサポートしなくてはならない。また、わき役に回っている選手も、その時点でわき役でも、何手先で主役になるのか、ボールを持っている選手もボールを見方に託した時点でわき役として働きつつ、いつ再び主役になるのか。常に思考を巡らし主体性を発揮しなくてはならないのがサッカー。こうしたサッカーとしての競技特性を正しく理解し、両チームのコンセプトやゲームプランを把握したうえで試合をつぶさに観察し、分析し、言及するのが解説者。 P106 無失点は、守備陣の頑張りの成果でもある。しかし、前線からの守備により、相手の攻撃の可能性を軽減させ続けた結果、優位な状態でゴール前での守備を行なえるから、得点を許さない、とも考えられる。「起点」はどこか。「起点」となるプレーをどう説明するかは、サッカーをいかに語るかという意味で重要なポイント。攻撃陣だけが攻撃を作るのではないと同様、守備陣だけが守備をしている訳ではない。 P130 求められたものを理解し、そこにちゃんとアジャストさせることが評価につながるし、組織の評価にもつながる。大切なのは与えられた仕事を理解し、オーダーに応じる事。自分の100%が正しいわけではない。求められているものに対して正しく貢献することができなければ評価は受けられない。 ★★P245 できないことは要求しないが、できそうなことは要求する。そのためには各選手の能力、ポジションの適正、性格やキャラクターをきちんと把握することが指導者には求められる。チームと個人の目標を明確にし、そこへ向けてどういう順序でどんなトレーニングをすれば個々人とチームが着実にステップアップができるのか考える必要性がある。指導者の指示に縛られるのではなく、チームとして持つオーガナイズの上で選手自身が考え、選択し、チャレンジできる環境づくりが大切。判断の基準を与え、主体性を促す。練習を見ながら選手たちのプレーをジャッジし、気づきを与え、ときには励ますことも必要。
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日韓W杯では、赤毛のモヒカンの潰し屋だった著者が、今は奥深い「解いて説く」解説者としては理論派に変貌しているので、気になって読んでみた。
最初の自分の本が出るとは思わなかったところから始まり、言語化する「解説者」として、日本サッカー界へ貢献するところから、解説者の日常の準備、プロサッカー人生について、解説者としての現場(起点など)、苦悩(言葉の使い方)、進化(場所が与えられること)、監督論、戦術論、選手論、審判論、危機感、指導者となることについて、論じている。
全体としては、オーソドックスだけどやはりいろいろと考えているなあと思えた読後の感想だった。
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戸田の印象は赤毛時代と全く違う。ロジカルでいい意味でしつこい。理屈ばかり目立つ岩政より好きな解説。著書読んだがタイプは似てるようで違った。岩政は理数的、戸田は論理的。
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もう少し戸田さんの視点を知りたかったけど、思いは伝わってきた。ヨーロッパのサッカーを久し振りに見たくなった
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2002のとき憧れたあの選手。裏解説など意欲的な取組み、野心に期待しつつ読了。全般的にもう少し言葉の解像度を上げて欲しい感じがある。
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元サッカー選手で現在はサッカー解説をしている戸田和幸の本。解説の裏話だけではなく、サッカーを俯瞰的に解いて説く良書。本書の中で何度となくサッカーの言語化が必要と説いているが、その通りだと思う。サッカー中継を見ている時に必要なのは、元サッカー選手の感想などではない。今、このピッチで何が起こっているかだ。目の前のサッカーを解いて説く解説者がまだまだ少ない。戸田は数少ない解いて説く解説者だと思う。
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こんなに真摯に解説というお仕事としてサッカーに向き合っているなら戸田さんについてこない人はいないと思います。これから新たな切り口でサッカー界を引っ張っていく方に違いないです。
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解説者としての信念を解いて説いた本です。努力家なんだなということはひしひしと感じました。子供達に教える姿を以前テレビで見ても、とても論理的で優しくて監督としても結果をいつか出してほしいと思います。