紙の本
「才能アリ」といわれるまで
2018/09/19 17:07
8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近の俳句ブームはこの本の著者である夏井いつきさんに負うところが多い。
この本でもそうだが、「夏井いつき」と銘打った、そして彼女の写真のついた俳句本がたくさん出ている。
それもTVの人気番組「プレバト!!」の影響が大きいと思うが、夏井さんはそれだけに限らず多くの俳句番組や俳句イベントに顔を出す。
これは本の中でも夏井さんが話しているが「俳句のタネまき」活動の一環なのだろう。
夏井さんの活動は見事に芽を出し、花が咲いたということだ。
本の中で夏井さんが話していると書いたが、この本は俳句をやってみたいと思っている初級者向けの入門本として書かれたもので、出版社の編集者が夏井さんに俳句を教わる対話形式で出来ている。
内容は入門本だけあって俳句を少しでもかじった人には簡単すぎて物足らないかもしれないが、とてもわかりやすく、しかもこの対話形式が読みやすく、スイスイ頭に入ってくる。
その意味では「世界一わかりやすい」というのは誇大表示ではない。
最初の授業で夏井さんは「俳号」を持つことを薦めている。
初心者がヘタな句を詠んでも「俳号」があれば直接傷つくこともないという、これも夏井さんらしい発想といえる。
ここからどんな授業が始まるか期待が高まる。
「一物仕立て」であったり「取り合わせ」であったり、「切れ字」といった俳句のオーソドックスな勉強はきちんと入っているのもうれしい。
夏井さんに「才能アリ」と褒めてもらえるまでがんばりましょう。
電子書籍
これならば
2021/02/11 19:05
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
全くの初心者でも、すぐに、俳句を作ることができますね~。さすが、テレビで有名な夏井いつき先生の書物。俳号から始まって、俳句の基本が丁寧に説明されています。初めての方、大人も子供も役にたちますよ!
紙の本
俳句づくりが楽しくなる本
2021/08/25 13:44
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つばき - この投稿者のレビュー一覧を見る
自己流で俳句を作って応募するも佳作どまりで、このままでは駄目だと思い購入した本です。
「世界一わかりやすい~」と本のタイトルにあるように編集スタッフが生徒となり、夏井先生から俳句の基本の「き」から学ぶことができます。
文章は対話方式で夏井先生が終始、明るく秘英知くんを指導している様子が文面とイラストから溢れ、俳句作りが楽しくなる一冊になっています。
電子書籍
わかりやすいです
2019/06/19 00:35
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:デ*ナダ - この投稿者のレビュー一覧を見る
初心者向けと思います。
わかりやすく伝えることは実は難しい。
さすがなっちゃん先生です。
俳句を作りたい人にはおすすめです。
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http://kawataka-giken.cocolog-nifty.com/blog/2019/01/4569840965.html
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《頭のなかで「比喩」「見立て」「擬人化」「感想」などに置き換えないで、「観察から得た発見」だけで成立しているでしょ。これが"純粋"な「一物仕立て」の特徴です。まぁ、「小さき」という表現は、ヘタだけどね(笑)》
《「一物仕立て」において、この「類想類句」を避けて、「おっ!」と思わせる句を作るためには、①観察力、②根気、③描写力、この三つの力が必要になります。季語と向き合うなかで、この三つの力がそろうと、リアリティーとオリジナリティーを獲得することができて、いい「一物仕立て」の句になるの。》
・季語の「本意」をつかむ
・意味の重複を避ける
・五感+第六感(連想)を複数盛り込む
《柔道や剣道のように型があり、職人さんが弟子に伝えていくように技法を学ぶのが俳句という文芸。まずは先達のいうことを聞いて、その通りに素直にやってみる。長年培ってきた定石や技術を謙虚に知ろうとする。その学びが俳人としての土台となり地力となっていくのだと、あらためて認識しました。》
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「ことはじめ」よりも実際に作りたいと思っている人向けに書いてある。
流れがわかりやすく、俳号をつけてから型で俳句を作っていくのだけど、これがものすごく簡単で、俳句初心者が抵抗なく作っていけるものになっている。
夏井先生の講座を受けているような感覚で読める。
とにかくたくさん詠むこと。
実際に作り始めると、俳句を作っていた以前とは、自分の日常との向き合い方が変わったような気がする。
気だるい朝すらも俳句の題材となり、心の特効薬的な役割を果たしている。
初心者あるあるな失敗からもたくさんのことが学べ、自分の俳句の点検にも応用できる。
なるほど、だからこれがダメなんだなぁと納得できる。
そしてさらにステップアップしたい人向けのステージも紹介されていて至れり尽くせりであった。
俳句を作る視点で理解できると、これまでの俳句作品の楽しみ方も理解できる。
新しい世界が広がっていく楽しみができた。
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◆型を知って、その手順通りに作る◆
某番組での夏井先生と生徒のバトルは、皆さんご存知かと思いますが、この本のなかでもその突っ込みは健在です。弟子入りした超真面目な編集者とのやり取りは、俳句を作ることに興味がなくても十分楽しめます。俳句は世界でも「HAIKU」として注目されていますが、日本が誇る17文字の文学の入門としておススメです。「日々の出来事を俳句のタネとしてとらえると、毎日が楽しくなる」交通事故にあい、救急車を待ちながらも一句。流石です。
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「センス0でも、作れます!」の煽り文句に引かれて。
俳句作りってなんとなく、「上から、五、七、五と並べて季語をブチ込むのがセンスの見せ所なんだろう、私には無理、何も思いつかない」と思い込んでいました。
初心者は自己流はダメなのね。
お料理でも、慣れない人ほど、レシピ通りに調味料を量って、と言うじゃないですか。
尻から俳句とは、目から鱗。
今日からは、俳句のタネを探しながら、張りを持って生活しよう。
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夏休みに俳句づくりに挑戦しよう。「ブレバト」でおなじみの夏井いつき先生の『世界一わかりやすい俳句の授業』を借りればOK!この本では、俳句をはじめる際にそろえる道具「三種の神器」の説明があります。「ペン(書くもの)」「メモ用紙(書き留めるもの)」ともう一つはなに?
① 体力(たくさん作る)
② 歳時記(季節の言葉)
③ 俳号(ペンネーム)
「夏休み のんびり読むぞ 借りた本」
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いや、ホントにわかりやすいです。
「なんかちょっと俳句詠んでみたいなあ」と思った瞬間におすすめです。
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大変わかりやすい!
作りたくなる!
取り合わせ、ということをそもそも初心者は知らないので、それだけで俳句のイメージが変わる。
鑑賞の方も読みたい。
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何年か前にも読んだことがあるが、今年はあらためて俳句に挑戦したいと思ったので再読。
「世界一わかりやすい」「センス0でも作れます!」と謳っているとおり、とてもわかりやすい。
基本の型と手順が記されているので、そのとおりやればとりあえず俳句を作ってみることができる。
何事も勉強は反復練習が大事だと思うので、まずはこの本の型と手順に則って、たくさんの俳句を詠んでみたい。
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所属するオンラインスクールで俳句をつくろうという宿題をいただいたので読みました。
俳句にはたくさんのルールがあって、初心者にはとても難しいが、ハマったら楽しそう…と思ってもう少し勉強していきたいです。
俳句初心者にとてもわかりやすいルール解説の本でした。
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TVでも活躍中の夏井さんが入門者用に書かれた本。やや軽快にしすぎている面もあるけれど本当にわかりやすく、俳句に挑戦したくなる。季語のもつ深みもはじめて興味が持てました。