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電子書籍
「あれ、奈落って 呼ばれてるん だって」作中より。
2021/07/25 20:57
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投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る
非凡な才能の持ち主と平凡な人間、そんなふたりが恋をしたら?
ネタバレがあります。
証券マンの眼鏡攻め・岩清水秀二、名脇役と言われる天才俳優で28歳の受け・堀田マサト。
秀二とマサトは幼稚園のからの幼なじみ。変人なマサトに振り回されてばかりの秀二はプライベートよりもマサトを優先するあまり、彼女にフラれることもしばしば。そして俳優となったマサトが役作りにのめり込み、役から抜け出せないときに元に戻すのは秀二の役目でした。平凡な秀二が非凡なマサトのためここまでするのは「マサトはオレがいないと生きていけない」、その思いでそばにいましたが・・・
冒頭からバイオレンスな描写で驚きましたが、あ、これ役作りかと(汗)。非凡な才能の持ち主に振り回されて精神的に追い詰められる凡人は珍しくありません。この作品でもマサトの言動に秀二が振り回されていて気の毒に感じました。ところが私が思っていた以上に秀二は強くて、マサトは秀二を愛していたんだなぁとホッとしました。
秀二とマサトが恋人同士になった「奈落」と、子供時代と高校時代からのその後を描いた「ブルー・ブルー・ブルー」、そして俳優マサトの大ファンの子とクズな男友達を描いた「星くず」、さらに描き下ろしも収録。
個人的には、モブおじさんにマサトが毅然とお断りしたSSに興奮しました(笑)。
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