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清原らぁ~。
読み進めるのがなんともツライ。
救いがない。
人生にタラレバを持ち出せばキリがないが・・・、
真面目に練習を続けていれば、西武の大人たちが甘やかさなければ、巨人なんぞに行かなければ、変な肉体改造なんかしなければ・・・・・。
返す返すも悔やまれる。
とりあえず、まずは健康に、元気になってくれい・・・。
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野球界のスーパースターであった清原選手の生い立ちから今に至るまでの過程がわかった。薬物に手を染めることは許されることではないけど、見た目とは裏腹に清原選手はとても繊細な心の持ち主だということが、引退後家族がいても満たされない自分と葛藤しているエピソードからわかった。また、1年目には手帳に相手の配球をメモして研究するなど昔は努力もきちんとしたことに驚いた。惜しむべきは手帳へのメモを1年目でやめってしまったこと。野球にもっと真剣に打ち込んでいたら、どんな凄い成績を残していたのだろうかと想像してしまった。
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清原和博というスーパースターは番長という呼び名とは裏腹にとても繊細な心の持ち主であることが意外であった。何とか元気を取り戻してまたグラウンドに戻ってきて欲しい。
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読んでよかった。久々にそんな一冊に出会えた。仰木監督とのやりとりでは、居酒屋で読みながら思わず号泣。早く野球の舞台に帰ってきてほしい
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久々の一気読み。numberで連載されていた清原の人生を振り返る語り。スポーツ選手の栄光とその心の葛藤。そして引退するグリーフの重さ。たぶん、語られたことの何倍も何倍も光と影があるんだろうなと想像させる、とても重い告白でした。燃え上がる目標を見つけ続けなければいけない人生の難しさを感じます(2018.08.08読了)
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何としても球界に復帰していただきたい。清原さんのユニホーム姿がみたいし、解説も聞きたい。著者の編集がすばらしい。これはこれで完結していいかな、と納得の一冊。
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一気に最後まで読みました。
ここに書かれていることが、これまでの、そして今のありのままの清原和博さんなんだろうと思う。不器用で、まっすぐで、そして圧倒的な矛盾の中にいる。そしてその矛盾は、質や量は違っていたとしても、多くの人が抱えているものでもある。彼の抱える葛藤はほとんど整理されていないし、「どうしてこうなってしまったんだろう」という後悔と迷いが、今も極めて大きいという印象を受ける。
今は華やかとは程遠い、苦しい闘病生活の中にあるかもしれないけれど、戦う彼の生き様や直向きな姿は、必ず勇気づけられたり頑張ろうと思ったりする人がいると思う。これからもそういう彼を見ていきたい、と思う。そういう本でした。
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文書的には読みやすくわかりやすい内容だったと思います
し取材者としての感想もなかなか読み応えはあった
と思いますが。。。
清原本人の人物像としては、ちょっと同意や好感や
自分にももしかしたらとか、悪くいっても同情は
あまり感じなかったです。
人を分類することは絶対にしてはいけないというか
そうすることは非常に傲慢なこととは思いますが
話題になっているボクシングの終身名誉会長と
同じ部類の人かと思いました。
そういう人が自分が窮地に落ちたら、自分の不幸や、
弱さを淡々と語るという感じになってしまっていると
思いました。
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清原氏の人生を回想をもとに振り返る。特にファンでもなく、何気なく読み始めたない身からすると、氏の考えは、言い訳や都合の良い、勝手な解釈にあふれている。現在、精神的に不安定な状態だから、そうなっているのかはわからない。社会復帰を願うばかりだが…。
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Number連載されていたものの書籍化。連載から読んでいたけど、ずっと暗闇の中をさまよっているかのような印象。自分の犯したことへの後悔と慚愧と、前へ進もうとするきっかけを模索する日々の記録。
覚醒剤を使用していない現状を維持することが、前進しているということ。そんな言葉があったと思うけど、停滞していると感じることが前進というのは、なんてしんどいことなのか、と思います。
少しでも達成感を得たいと思うのが人の心。その弱みにつけ込まれるのが、覚醒剤の常習につながっていくんだな、と。
ただ、連載始まった時のNumberの感想にも書いたけども、かつての清原和博という野球選手に魅せられ、応援してくれた多くの人がいるから、今の自分がいるということを忘れずに、セカンドチャンスを活かしてもらいたい。
野球選手としての清原和博を、ぶっ壊したのは清原和博自身だけど、壊れてしまった清原和博に救いの手を伸ばしてくれている多くは、野球選手としての清原和博を好きでいてくれた人たちなのだから。
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2016年に覚せい剤使用で逮捕された清原和博氏への定期的なインタビューをまとめたノンフィクション。自らの幼少期からPL学園時代、あのドラフト会議から西武ライオンズ入団、巨人へのFA移籍、度重なる怪我からオリックスへの移籍を経て引退、そして逮捕に至り薬物依存の治療に臨む心境を清原氏本人の言葉で綴ります。
恵まれた才能とそれ故に周囲からの期待の大きさ、それに応えようとするプレッシャーの大きさ、ドラフト会議にまつわる桑田氏と王監督への思い、巨人時代に3番打者の松井秀喜氏が敬遠されて4番打者の清原氏との勝負を選択された冷酷な現実、など一般の人には想像すらできない世界で生きてこられたその時々の心境が次々と語られます。
決して覚せい剤使用に陥ったことに同情はできません。しかし、絶頂を極めた世界から綻びが生じ、そして転落していく様は読んでいて苦しくなってきます。「あの時はこんな心境だったのか」という部分がたくさんありました。
1日も早く治療を終えられ、再び野球界のために貢献される姿が見たいです。
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出版界の事はよくわからんけど、これ本当に清原和博本人が書いたんか…?タイトルが“告白”ってなってるけど、名声も財産も家族も人並み以上のものを手に入れてるのに何故覚醒剤に手を出したのか…そこの部分がチョコッとしか無くて思いっきり消化不良の読後感
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薬物に手を出した有名人に対しては、一般人への影響力という点でより罪が重大と嫌悪し、単に心の弱い人間の言い分などに興味もなかったが、昔、深夜の六本木でちょいちょい見かけた人物ということで、普段スルーするはずの本を珍しく手に取り、結局最後まで読んでしまった。
読み終えて浮かんだのは幼児性という言葉。インタビューアーの言葉の中で印象に残る「巨大な才能」を天から授かった。子供の頃のことはそれほど事細かくというまで語られていないのでよくはわからないが、生まれ持ってなのか、家庭や学校などの後天的な環境による性格形成なのか、あまりに幼稚で、いわゆる大人の分別が身につかないまま、一気に駆け抜けた人生。頂点を過ぎ、取り返しのつかない失敗をしてしまった後に、いまだに自分で整理も得心もいかないまま自問自答しながら、振り返っていく作業を読まされるのは、しんどかったし、気持ちは最後まで沈んで明るい気分になれる箇所がまったくない。哀れな、という言葉さえ浮かんでくるし、天も罪なことをするな、と思うなど、様々な感想が次々に浮かんでは消える。ただ、まだこれからも少なからずの人生の年月が残っている。性格はそう変わるものでもないし、何より誰であろうとも過去を消すことはできない。少なくとも、氏がこのまま薬物を一生断ち切ることができ、最後にはマイナスの部分も打ち消して満足したと言える人生を手に入れられることを願うしかなかった。
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「これは、どうしようもない、人間らしさの記録である」と著者が言うような表現しか、感想を述べる言葉が見当たらない。
清原とは同世代。高校時代からのスーパースター。もう少し、どこかで、何とかならなかったものか。。
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清原のインタビューを1冊の本としてまとめたもの。
やはり、改めて思うのは、清原和博という人間は魅力的だということ。普通の人の自伝を読んでもそんなに面白いものではないが、清原の場合、全てのエピソードが面白いのだ。
この本の中で、「自分が50本ホームランを打っても、清原の一本のホームランに敵わない」というようなことを松井秀喜が言った言葉に、清原という人間が凝縮されているようだ。
芸術家やミュージシャン、スポーツ選手など、一般の人に比べてプレッシャーがかかる職業の人が薬物に手を出すことが多いと感じる。
清原もまた自分の理想と現実のギャップを背負いきれずに薬物に手を出してしまった一人だ。
ただ、怖いのが薬物に一度手を出したらなかなかやめるのができないということだ。そして、あまりに多くの代償を払うことになる。
あれだけの地位や名声や金を手にしても全てを失ってしまった。辛い時に支えてくれた家族さえも。
清原という男はあまりにも不器用で、純粋なんだろうなと思った。だからいつまでもあのドラフトのことが心の奥に強い火を灯したまま残っている。そして桑田とのことも未だに心のどこかに引っ掛かっている。
ただ、本としては、正直期待外れという感じ。もっと薬物のことが書かれているのかなと思ったが、薬物を取り上げているのは最後の頃のほんの数ページ。それも綺麗にボカシているというか、ずいぶんと包まれているように感じた。清原のエピソードについてはほとんどが知っている内容ばかりなので、みんなが知りたい黒い交際やら、薬物のこと。離婚のことなど、その辺をもっと掘り下げられたら良かったかなと思った。
この本が売れて、印税が入り、また覚醒剤に身を落とさないことを強く願う。清原には頑張って表舞台に戻って欲しい。