紙の本
やっぱりおもしろい!
2019/01/26 17:33
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投稿者:うさぎ - この投稿者のレビュー一覧を見る
第1巻から読んでいます。
毎回楽しく読ませてもらっています。
この本はいつもよりも長くて、読んでいてとても面白かったです。ネタバレになるのであまり書けませんが、歌に掛けてるところなど、とても面白くて一日で読んでしまいました!おすすめです!
紙の本
ザ・ミステリー
2018/08/14 00:18
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投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
久しぶりの長編はがっつりミステリー。
そっちを重視したせいで
少々読みやすさが犠牲になっているけれど、
その分、謎の量は相応のものになっていると思う。
算数・数学に限らず、
いろんな学科の内容を掬い上げてくれる作品。
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浜村渚の計算ノートの長編2作目。
タイトル通り、今巻のモチーフはつるかめ算。
「方程式を使うことを禁じられた村」で起こる殺人事件なのですが、
いつものテロ組織は登場せず、浜村渚もあまり出てこないという雰囲気が異なる作品でした。
数学ネタというよりは、ストーリー性が重視されているような印象です。
今作もおもしろかったですが、浜村渚シリーズのいつものおもしろさはなかったです。
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いつもよりミステリ要素強めなエピソードでした。今になって考えると、小学生の頃は謎ルールによく縛られていたんだなと思います。「方程式を使ってはいけません」、そんな縛りの下で教えられる自信はないなあ。算数の教科書とか、今読んでみると案外面白いのかもしれませんね。
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渚シリーズ2冊目の長編。
おそらく横溝正史的な因習残る村を狙ってるんだけど、そこは渚シリーズなので、みんな数学的に変で全然怖さはない。プロットはなかなか複雑で、最後まで読んだ後にもう1度読み返すのも面白いかも。
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■方程式を使ったら、死ぬ
警視庁の武藤は、群馬の大地主の血を引く亀倉行俊の葬式に潜入した。彼の家から、黒い三角定規との繋がりを暗示するものが見つかったからだ。かて行俊の祖先は鶴亀と名乗っていたが、莫大な財産をめぐる相続問題により、「鶴ノ森家」と「亀倉家」に分裂していた。二つの家に隠された秘密ととは――。血なまぐさい事件が、浜村渚によって数学的解決をみる!
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方程式を使うと、死ぬよ―
気味の悪い数え歌をなぞるように起こる、連続怪死事件。「方程式を使うことを禁じられた村」で起きた惨劇を、浜村渚は数学的に解決できるのか!? シリーズ史上、最も血腥くディープな推理が楽しめる特別長編!
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浜村渚の計算ノートシリーズ10巻目!
数学テロ集団、黒い三角定規を追って武藤が潜入した村は、方程式を使うと死ぬ呪いがかかった村だった。
一方、大山あずさと一緒に村へ向かっていた浜村渚は、あずさの危険運転で崖下に車ごと転落して、気が付くと見知らぬ和室に寝かされていた。
その家では、いつか二人の天女が災難を救うという言い伝えがあり、このことで外出もままならなくなってしまった。
方程式の呪いの見立て殺人が続く。
果たして、つるかめ家の一族に隠された秘密とは。
今回は数学以外で推理ちゃんとやってるなぁと思った。
時間と間取りを使ったトリックは、うまくできている(建築物を使ったトリックは殺人シリーズに似ているなぁと思ったら、解説が周木律だった)。
つるかめ算、時計算、流水算とか小学校の時は必至こいて覚えたけど、今となっては連立方程式で全部解けるから、算数の解法まるっきり忘れてた。
それに加えて渚ちゃんは行列使って解いていたけど、行列の乗法除法も完全に忘れている。
いつか算数から、中学数学まで振り返りの勉強したいなぁ。
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いつもと違ってミステリっぽい…!
最後状況を整理して年表風にまとめてくれるところが、ほかのミステリと違う(笑)
でも個人的にはいつものテイストの方が好きなので、次巻に期待。
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読んでいて、最後はどう繋がるんだろう?と不思議に思いました。
だってそれぞれの話が時間的に順番に進んでいると思っていたので。
なので、ビックリしました。
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今までの浜村渚シリーズとは全く異なる作品!
数学(算数)のエッセンスはそのままに、つるかめ家の一族に次々と降りかかる不幸の真相に迫る完全なる推理小説!
過去作のどこかほのぼのとした雰囲気は今作にはほとんど見受けられません。
渚ちゃんの登場シーンも武藤さんとの絡みも少なめです。
人間の怨念はとてもとても恐ろしい…
ハッピーエンドな物語を好む方にはあまりおすすめできませんが、ミステリー好きな方には是非一読頂きたい一冊です。
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銀行強盗があり、それに関してあの組織のカードが。
それを探るため、知り合いの葬式に潜りこんだら
別の事件が。
1冊まるまる、その事件、な番外編。
作者があとがきにありましたが、主人公たる数学少女の
出番が少ないな~と思っていたら、そんな理由が。
ここにきて、ようやく知った事実ですが
それだからこそ、このほのぼの具合があったのか、と。
方程式を使ってはいけない村。
かたや、閉じ込められてしまった二人。
まさかそんな理由があったとは、という感じです。
しかし末子、ものすごく頭の回転が速いです。
再登場、とかするやも知れない頭脳です。
目的があってやった事なのに、その目的物は…な最後。
ある意味、夢見て終了していた方が
よかったのかも知れません。
いやでも犯人、すごいというかなんというか…。
憎しみは、煮込むと怖いです。
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新本格数学ミステリー。
待望の長編。
数学要素とミステリ要素を組み合わせて相乗効果は抜群だ。
何よりもう今回は本当ただの本格ミステリである。そこに絶妙に組み込まれるマスマティック。
唯一にして無二の作品であることは間違いない。(浅学)
そしてこれが面白い事も間違いない。
うん、面白かった。
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『1/2さつめ』が示すように、これまでの浜村渚シリーズからは雰囲気の変わったお話。
舞台は本拠地となる東京・千葉から離れた田舎町。そこで黒い三角定規のカードと書類が出てくることから、これまでのようにテロに関する事件が起きるのではないか……そう思ったところ、起きた事件は遺産相続に伴った殺人事件。
浜村渚シリーズならではの、どこか憎めないテロ組織と浜村渚の数学語りからはやや離れたミステリーものとなっています。
シリーズの雰囲気から離れていたり、主人公の渚の出番があまり多くなかったりと、異色の作品ではあるものの、非常に完成度の高い作品だと感じました。
タイトルの『つるかめ家』はかの有名な『犬神家』から、そして事件自体は綾辻先生のかの作品からのオマージュであったりと、今となってはミステリーの定番を詰めた構成で、言い換えれば、ミステリーとして誠実な作りになっています。
それが浜村渚シリーズという、比較的低年齢向けを意識した作品と合わさることで、名作と呼ばれるミステリーへと入り口になっているのではないでしょうか。
もちろんこれまでの浜村渚シリーズのようなお話を期待してしまうと、予想以上の話(肩透かし、ではなく)に驚き、受け止め難いかもしれません。
ですが、浜村渚シリーズでミステリーをやるとすればどうなるのか。
そんな展開を見事にまとめた作品ですので、決して悪い評価に結びつけるのは勿体なく感じました。
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このシリーズは、娘が中学の頃、一緒に読み始めました。
数学の難しいことをわかりやすく書いてくれています。
読むのは今は私だけ。
3と1/2さつめ もあったので、これは10冊目になります。
つるかめ家の一族 という副題のとおり、方程式がNGの設定。
小学生では方程式を習わない⇒≒使ってはいけない
ので、塾講師時代に苦心したことから発想した「方程式を使うと死ぬ村」を舞台に
数え歌もプラスして
ステリー仕立てになっている番外編です。
ちょっとこんがらがってしまいました。
ミスリードされているので仕方ないですね。
そして、方程式より気になるのが、私にとって鬼門の行列!
それにしても P48 の2行目の式が??? ミスプリなのかな?
変だとは思うけど、正しくはどうなのかまではわからないので
今大学生の子どもに聞いたら、「何これ?」と逆に聞かれてしまいました。
今は、高校で行列を習わないらしいです。