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【行動を共にする行幸と美雨。果たしてこの出会いは偶然だったのか、必然だったのか――。】
スーパーアイドル・初ノ宮行幸には幽霊をこの世に繋ぎ止めている『鎖』が視えるという霊能力がある。幽霊に対して嫌悪感を抱く彼は、芸能活動の一方、この世から全ての霊を祓うため心霊現象に悩む人の相談を受けていた。
ひょんなことから“霊を惹きつけてしまう”という体質を生かして行幸の助手をする事になった美雨は彼からひどい扱いをされつつも健気に頑張っている。そんなある日、彼らのもとに「呪われた宝石の霊視をしてほしい」という依頼が舞い込んできて――。
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「目が眩む」
曰く付きの宝石を手元に。
人を魅了する程綺麗な宝石という所まではいいが人の心を狂わせるレベルの物となると、それを知ったうえで商売している人達も目が眩んだりしないのだろうか。
「扉を叩く」
毎夜同じ時刻に聞こえる音。
普通なら外からの来客と一番に浮かぶが、まさかその逆であると知った瞬間の恐怖はとてつもないだろうが冷静に事件を思い返してみると切なくも感じるな。
「隣を見る」
大好きになった人に贈る言葉。
普段の行いが全てを決める訳ではないけれど、あまりにも適当に過ごしていると本気になった時も中々そのイメージを払拭出来ず苦労するのだろうな。
「数が減る」
耳元で気聞こえるカウントダウン。
殺害され悪霊と化した人達の思いを利用して事件に関係ない人を傷付けようとするのは、いくら悪霊になってしまった人とはいえその人達を侮辱しているとしか思えないな。
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行幸に兄がいたのか。
複雑な事情が予想されて気にかかる。
そして、それに美雨がどう絡んでくるのか。
敵って?
ドアをたたかれる話と、由良を襲うカウントダウン。
どうなるのかと思った。
あまりにひどい話。
突き放したようでいて、行幸が除霊することが救いになっていればいいと思う。
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思わず久々に一気読みしてしまった・・・
1巻の最後で見せた大きなうねりが、怒涛のように押し寄せてくるではないか!!
また、やらしいことにちょいとほっとするオードブルを出したあとの
恐ろしいほどのメインディシュぶりにひさしぶりにワクワクしたよ。
さらなるフリで次巻への期待も否応無しに高まるってもんさ。
しかしまぁ、びっくりするぐらいにアクションするんね・・・