紙の本
仮想通貨から学ぶ経済学です!
2018/07/09 08:21
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、お金について、その未来を考えた書です。仮想通貨、ビットコインは社会に大きな革命をもたらし、大きな時代の変化を起こしました。しかし、著者は、その変革は投機対象変化でも、決済手段の変化でもないと言います。彼は、お金の存在というものについて多くの人が気付いたこと自体が大きな変化だったと強調します。今後、未来社会の経済はどうなっていくのでしょうか。お金を通して未来を考える画期的な書です。
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興味深い
2018/07/31 15:59
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
話題のビットコインについて、堀江貴文さんが独自の視点で解説してくれていて、興味深く読むことができました。
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なめらかな社会への入門書
2018/07/11 16:39
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投稿者:southday - この投稿者のレビュー一覧を見る
ビットコインとかブロックチェーンとか用語は知ってるけど詳しく知らない…という人への入門書なのはもちろん、技術的にもう一歩だけ踏み込んだ内容になっており完全に門外漢だと少し難しいかもしれない内容です。いつものホリエモン自己啓発本のように平易な文章で解説はしてくれていますが単なる礼賛はしておらず、意見が偏らないような心遣いを感じます。ビットコイン初期に参入していた監修者大石哲之さんのなせる技なのかも。エストニアのホリエモン祭り、実現するといいですね!
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これからの社会図予想
2018/09/06 16:28
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投稿者:凄まじき戦士 - この投稿者のレビュー一覧を見る
リアルマネーが消滅して、仮想通貨がメインの社会に変わっていくだろうと他の書籍でも語られている内容を延々と描いた内容でいs多。
これからの目指す社会など予想的には外れている感じではありませんが、発展的な内容ではないと思います。
あくまで、仮想通貨に関しての導入的な話だと思います。
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仮想通貨
2019/07/27 04:00
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投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
仮想通貨も出てきますが、基本的には経済学の本ですよね。これからのお金について学びたい方にいいと思います。時流に乗り遅れそうだ。
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仮想通貨についての知識が全くと言っていい程無かったので読んでみました。
少し前に話題になったビットコインなどを仕組みから説明してくれていたので、個人的には理解し易かったです。ただ、知らないワードが非常に多かったので、自分自身の勉強不足も感じました^^;
非常に印象に残った言葉が二つあって、一つ目は
・サービスを使いこなして幸せを生み出すのは人の知恵
もう一つは今後AIが台頭してくることも踏まえて
・仕事や機会を奪うのはテクノロジーではなく、人々が勝手 に作り出した幻想
良し悪しを判断する時に、技術だったり物自体には責任は無くて、それを利用する人間自身に因るんだと思います。
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仮想通貨→ビットコイン というような理解しかない自分には、良い導入の本であったと思う。
・なぜ、仮想通貨はこんなに盛り上がったのか、通貨の歴史から本質
・普段何気にきく、ブロックチェーンやマイニング、ウェブマネーとの違い、他の仮想通貨の平易な説明と関係性の記述
お金→日本円という固定の考えを、改める風通しの良さ。
中国人にとってのお金、財政破綻の国の人のお金 など
メモ
仮想通貨は、非中央集権的。代表者がいない。
公開鍵暗号技術、P2P、ブロックチェーンの組み合わせ
通貨とは、金本位制とは、管理通貨とは。
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理論的なところは詳しくは理解出来ていないと思うがざっくりとこれからの時代の流れを大雑把に把握するには十分分かりやすい内容でとても良かった。最後のイケてないおじさんに対する「あなたはそんなにいけてないわけじゃないんだよ」というのが希望になったし、黒沢を見習って(てか漫画を読んでみよう)これからも動いて失敗していきたい、いや生きたい。遊んで暮らせるなんて絶対嬉しいじゃないか。そんな時代が来るのが待ち遠しい。
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2018年7月になって、最近だいぶ少なくなってきましたが、電車のつり革広告で見て興味を持った本です。著者は、有名な「ホリエモン」の愛称で知られている、ライブドアを立ち上げた堀江氏です。先日のニュースで、彼が主催しているロケットの打ち上げが失敗したという報道がなされましたが、この失敗を克服して、いずれは宇宙旅行事業を立ち上げて欲しいと思っています。
さて、私が興味を持ったのは、帯に書かれていたコピー「お金は変わる、そして、なくなる」でした。私達が生まれたときから慣れ親しんできた、紙幣やコインは、その役割を終えて、他のモノに置き換わることを示唆していると思います。それに関わるのは、ネットや仮想通貨、その肝の仕組みである「ブロックチェーン技術」だいうことのようです。
貨幣よりこれからは「自分の価値」をどう高めていくか、今までは社会に役立つことをすることが推奨されてきたが、これからはそれはAIがやっていくことになるので、人間はそれ以外で見つける必要があるようですね。
今まで成功してきて、資産や地位を築いて守っていきたい、それを活用していきたい人には不安な時代かもしれませんが、その逆の環境にある人には、戦国時代の「下剋上」の時代が来たようで、ワクワクする時代とも言えますね。私はどちらに属すことになるのでしょう、これも気持ちの持ちようなので、ワクワクできるように、今後も過ごしていきたいと思いました。
以下は気になったポイントです。
・国家が通貨を一元的に管理し始めた歴史は、ここ200-300年程度、そもそも通貨とは、個人間の信用を顕在化させただけ(p30)
・ビットコインが画期的だったのは、すでに存在していた、1)公開鍵暗号方式、2)P2P、3)ブロックチェーンの、3つの技術を組み合わせたこと(p63)
・公開鍵では暗号化はできるが、秘密鍵でしか復号化はできない点がポイント、送信中にデータを盗まれても内容は秘密鍵でしか読み取れない(p66)
・ビットコインには、埋蔵量を設けた点、4年ごとに1ブロック当たり採掘量が半減期が設けられたのが、ゴールドと同じ理屈である(p71)
・中国では、一般人が購入できるのは、建物とその土地を70年間使用できる権利(借地権)だから中国人が日本で土地を投資するのは合理的な行動(p85)
・イーサリアムとは、ブロックチェーン上に仮想通貨の金額や受取人等の取引情報だけでなく、契約(スマートコントラクト)を記述する仕組み、これを実装する際にERC20規格を使うので、イーサリアムはICOの基軸通貨と言われている(p103、122)
・ICOは株式の代わりにトークン(仮想通貨)を発行することで、直接投資家に仮想通貨で購入してもらう、IPOを仕切るような主幹事証券会社の存在も現状ではない(p122)
・国と国を跨ぐ送金は、海外の「コルレス銀行」との間で口座を開き、それぞれの国の通貨で支払いを行う「コルレス契約」を結ぶ必要がある。こうした銀行間のメッセージを行っているのが、SWIFT(日本国内における全銀ネットに相当)である、リップルを使えば、即時に送金・受取が可能となる(p138)
・メルカリは、2017年11月に金融サービスを行う子会社「メルペイ」を設立、スローガンは、「信用を創造して、なめらかな社会を創る」である(p148)
・政府混乱により8000%というハイパーインフレに陥ったベネズエラは、2017年12月、世界初の国家ICOが行われ、原油価格と連動する仮想通貨(ペトロ)が誕生した(p160)
・アリペイの付帯サービスである、「芝麻信用」は、資産状況・クレジットスコア・交友関係・人脈に至るまで、個人の信用スコアをゲームのパラメータのように数値化して顕在化、無人コンビニでの万引き防止に活用、個人情報の一元化管理に成功している(p162)
・パチンコは三店方式による換金(刑法の賭博罪)は生き延びているが、1990年に三店方式でカジノを運営した人は賭博罪で逮捕された(p163)
・日本には金銭に執着しないという生き方(価値観)もあったが、この感覚を一変させたのが太平洋戦争、当時の金額で1900憶円(現在価値で4000兆円)この戦費調達のために日銀は国債を無尽蔵に発行した、このため1938年には「国民貯蓄奨励局」が設置された(p177)
・シェアリングエコノミー(個人が保有する遊休資産の貸し出しを仲介する)は、分散している状態でネットワーク化した社会でのビジネスの成功例であるが、それを発展させたのが、トークンエコノミー(サービス提供したい側が、貨幣の代わりにトークン発行、それをユーザーが購入することでトークンに価値が生まれる)である(p182)
・メルカリは個人が「不要品」を売ることで、ポイントを得る、それを日本円にも変更できるがモノとも交換できる。これは「あぶく銭」なので、手離れが良いお金を生みだしたことになる(p185)
・今起きていることは、お金が価値を媒介する唯一の手段であった独占が終わりつつある、価値を保存・交換・測定する手段は、いつも使っているお金である必要はない(p196)
・VALUは、夢や目標をどう実現していいかわからない方、金銭的な理由で実現できない方が継続的に支援者を募れる場所をつくりたいという思いから開発した、有名だったり資金力のある人が勝つのではなく、自分の価値を最大化する工夫をした人が相応の対価を得られる(p200)
・仕事や機会を奪うのは、テクノロジーではなく、人々が勝手に作り出した幻想である(p205)
・お金の価値は下がってきている、そんな社会で豊かになれる人とは、「お金との交換ができない独自の価値基準を持っている人」(p207)
・ノウハウ、プレミアムなスキル、他の人が簡単には入手できないものを、装備すること、すると、お金では代替できないモテ価値が生じる(p208)
・社会にとって役に立たないことを、どんどんやった方がいい。社会にとって役に立つことは、機械に置き換えられるから(p209)
・ちょっとの勇気で、ちょっとの行動を起こす、その一歩は、見た目の何倍もの距離へ歩みだすことになる。そうした小さな変化は、また次の変化を呼び、評価・信用につながる好循環になる(p224)
2018年7月16日作成
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うーん悪くないね。評価経済。トークンエコノミー
p182 例えばA社が「ブレスコイン」というトークンを発行する。A社のビジネスに興味のある人がブレスコインを買う。するとブレスコインに需要が生まれ、価格が上昇。A社とA社に興味がある人々の間、興味がある人の間だけブレスコインによるやり取り(物やサービスの売り買い)が生まれる。このやりとりがトークンエコノミーとなる
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堀江貴文さんのトークンエコノミーに対する見解が書かれています。仮想通貨は万能ではないかもしれないけれど、世の中の様相を変える革新的な技術だとしています。評価経済社会についても触れられており、楽しみながら価値を生み出す存在になるために、まず微動でもいいから一歩を踏み出しなさいと読者にエールを送っています。
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P109
僕は常日頃から「アイディアなんてものは、世界中で同じことを考えている人がいる」といっている。これができたらいい、ここは変えたほうがいい、こうすればいいのに、そんなことは誰しもが頭の中で思い描いている。それを口にするぐらいは誰にでもできる。よく自分の構想だけをネット上に書き、それを別の誰かが実現すると「パクられた!」と憤る人もいるが、それはお門違いである。
重要なことは、そのアイディアを実現することである。
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仮想通貨に関するトピックを軸としながら、経済や金融に関する基本的な仕組みを解り易く説明している。仮想通貨を実際に売買したことのある人ほど面白く読めると思うし、単なる投機商材ではないことが理解できるはず。仮想通貨がその真価を発揮する世の中になるためには2018年初のバブル期は必要だった、という論にも納得。メタップス佐藤航陽氏やキンコン西野亮廣氏らと同様、テクノロジーの進化に伴い、今後は「貨幣経済」から「評価経済」へシフトしていくと説く。その「評価経済」を成立させるための最適なツールが仮想通貨だと確信した。
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2018.17th
この本を手にとったきっかけは仮想通貨の事について詳しく知りたいと思ったからです。ブロックチェーンの仕組みについては、相変わらずよく分からないままですが、この本は単なる仮想通貨の解説本ではなかったことは最後まで読んで分かりました。
西野亮廣「革命のファンファーレ」でも書かれていた「お金よりもこれからの時代は信用」の意味がこの本を読んでよく分かりました。仮想通貨とか、トークンは信用を指標化したものの一つに過ぎないのだと。
自分も含めて大多数の日本人が経済を全て円を中心に考えているけど、今後どのくらい、この価値観が変化していくのか、世界的な価値の転換と日本の価値観の乖離が進んでいくのか…。
ページ数は少ないけれどとても読み応えのある良書でした!!
2020.14th
2年ぶりに再読。
思いたって読み返してみました。一時期大流行りした仮想通貨も少し落ち着いてきた感じでしょうか。
この本で堀江さんが激推ししてたvaluはすでにサービスを停止しましたね。
今後もフィアットが日本人の思考の中心であり続けるのか、仮想通貨とそれによる経済圏がどう進化していくか…気になるところです。
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何かやることがないと、何かを生産し続けていかなきと、「不幸になる」と思い込んでいる。仕事をしていないと、満足できなくなっているのが、現代人なんだ。さらには、働いていないと、金は得られないという常識にとらわれている。