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紙の本
ずっと心に残ります!
2018/09/20 19:28
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しんごろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
こいつぁいけねぇ、いけねぇよう、またこのシリーズを再読したくなるじゃないか。種市、坂村堂、清右衛門の道中記を読みたくなるじゃないか。小野寺数馬に乙緒よ、似たもの夫婦じゃないか。いつか煮た物フーフーしながら仲良く食べれよ。野江、又次の想いをいつまでも忘れることなく、辰蔵と末永く幸せになあ。澪、あいかわらずの艱難辛苦だな高田郁めっ!なぜ、そこまでする(怒)でもそばには源斉もいるし、野江も近くにいるしひとりで思い悩むなよ~。みんな元気で何よりだ。人は宝だ!物語とはいえ澪たちのことは、ずっと忘れないよ~。
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再会
2018/09/12 16:54
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:moon - この投稿者のレビュー一覧を見る
種市の澪に会いたい気持ちが痛いほどわかります。人間年取って体も言うこと聞かなくなると、涙もろくなるんです。最近、実感してます。澪が故郷に帰って上手くいくはずと思っていたら、なかなか一筋縄ではいかない。夫婦でありながらお互い相手を思うあまり、遠慮が過ぎる源斉と澪。でも、味が記憶を呼び起こし、気持ちの張りを取り戻すきっかけになるのはうなずけます。数年前亡くなった父が外出許可を得て食べたいと言ったのが以外にも肉うどん。もう、食べることは出来なかったけど、おつゆだけでもと口に運ぶと嬉しそうに笑いました。続巻は望めないようですが、澪たちの明日は明るく続いていくと思わせるそんな最後の再会。私も嬉しかったです!!
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やっぱり心温まるお話たち
2019/02/10 08:18
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投稿者:えびまもん - この投稿者のレビュー一覧を見る
高田郁さんのお話はどれもとても丁寧に描かれていて、登場人物たちが見舞われる出来事に涙し、最終的には心温まるものばかり。
その中でもやはりみをつくし料理帖シリーズは秀逸です。
歴史に詳しくない私ですが、江戸時代に生きる女料理人・澪の生き様にものすごく励まされます。
待望の続編も、本編のおもしろさを裏切らない内容で大満足!
それぞれの登場人物のその後が描かれていますが、みんな幸せそうで嬉しくなりました。架空の人物にここまで感情移入するのって、大人になってからは初めてかもしれません。
それぐらいじっくり読ませてくれる高田さんの作品。おすすめです!
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やっぱり、泣くー!
2018/10/20 16:02
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投稿者:ちっぴー - この投稿者のレビュー一覧を見る
みをつくしファン待望の続編?あのみをつくしを読破し大好きな方は、やはり読むべき作品。私はみをつくし10巻全て、ページを捲る度に涙涙でした。切ないし、恋しいし、温かい気持ち。一番の心残りだった小松原様との恋が終わってから、小松原様の登場がほとんどなく呆然としていたのですが、この作品でそれぞれのそれからが書かれています!澪と結ばれて欲しかったので、何かやっぱり納得いかないところですが(笑)、回想では切なく涙しそうでした。キュンとするところもありましたよ!野江ちゃんのお話も、あの鳥肌が戻って来ました!
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待ってました!
2022/11/09 20:30
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投稿者:nako - この投稿者のレビュー一覧を見る
澪ちゃんシリーズのその後、待ってました!あれからみんなどうなったのかな・・・と思っていました。今後、また澪ちゃんの大阪でのエピソードやレシピ本なんかを出してくれるといいなあ・・・。
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花だより
2022/10/23 07:15
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投稿者:yukko - この投稿者のレビュー一覧を見る
そうそう そうこなくちゃ
最終巻ではスッキリしなかった伏線回収完了
あ~スッとしました
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これこそが大団円か
2022/01/13 15:17
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投稿者:ヤマキヨ - この投稿者のレビュー一覧を見る
前巻の「天の梯」で大団円を迎えました。確かにそうなんですが、本館を読むと種市の決まり文句がよみがえります。「高田さん、こいつぁいけねぇよ。これ読んじまったら、まだ先が読みたくなっちまう」
罪な一冊です。
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ファンにうれしい便りが届きました
2020/08/29 09:35
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投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
高田郁さんの人気シリーズ「みをつくし料理帖」の登場人物たちのその後を描いた特別巻。
夢中になって読んだ物語ほどその中に出てきた登場人物たちが物語が終わったあとどんな風になったか気になることはよくあって、勝手に想像するのも楽しいが、作者自身によって描かれるのももちろん読者にとっては極上の愉しみといえる。
全10巻の人気シリーズ「みをつくし料理帖」が終了したのが2014年。それから4年経っての刊行だっただが、「みをつくし」ファンはどんなにうれしかっただろう。
色んな悲しみや苦労を乗り越え、まさに少女時代に占い師によってみたてられた「雲外蒼天」の運命を生きる主人公澪は友の野江を吉原から救い出し、夫となる町医者源斉とともに生まれ故郷の大坂に戻るという、ハッピーエンドであったが、それから先も幸せは続いているのか。
たまには手紙ぐらい寄こせよな、と読者だった思うし、まして江戸での澪の暮らしを支えて「つる家」の主人種市もそうだろう。
表題作の「花だより」は、澪に逢いたい思いが高じて、大坂へ向かう種市の姿を描く。
続く、「涼風あり」は、澪のかつての想い人小野寺数馬と妻乙緒の姿を描いて、収録された四つの作品の中では一番良かった。
シリーズではほとんど登場しなかった乙緒であるが、澪や野江とはちがった印象の女性ながら、いい面が出たキャラクターである。
三作めは、自身の生家の主人となった野江の婿取りの話、「秋燕」。ここでシリーズの中でも描かれなかった野江と又次のふれあいが胸をうつ。
そして、最後は澪と源斉のその後を描く「月の船を漕ぐ」。相変わらず澪の苦労は絶えないが、元気にやっていて、ファンにはうれしい便りであった。
この特別巻にも、巻末に「澪の料理帖」が付いているのでご安心を。
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気分がふんわりする後日談
2020/01/17 20:36
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投稿者:里 - この投稿者のレビュー一覧を見る
物語りだとはわかっていても、シリーズ完結後の登場人物のその後が、それぞれに幸せであることは嬉しいものです。身の丈を心得ながら与えられた場所で日々を生きてゆく人々の健気さが、過去の出来事とともに思い出されふんわりとした読後感が残ります。
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大坂に戻った澪たち
2019/06/17 13:34
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投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
『花だより』は高田郁の「みをつくし料理帖」シリーズの特別巻にして最終巻。
江戸に残った人々を描き、大坂に戻った澪たちを描き、なつかしい気持ちにさせてくれます。
食べることが、生きる力を導き幸せを紡ぐ。
それをいろんな形で描き出す物語。
きめ細やかな感情描写と魅力的な人物造形がとてもいいのです。
最終刊と言わず、大坂での澪たちのものがたりを書いてほしいなあ。
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それぞれが、それぞれの道を…
2018/12/30 21:54
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投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
澪は大坂に帰っても、相変わらず懸命に生きていて、その姿には心を打たれます。きっと、澪の心の中には「心星」がしっかり光っているのだろうと思います。江戸には懐かしい人たちがいます。また別れたあの人も暮らしています。それぞれが自分の道をひたむきに歩んでいることがわかり、ほっとしました。
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待ってました!
2018/10/24 23:50
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投稿者:こゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
全巻読み終えてから、もう次はないのか~と少し寂しい気持ちになっていたので、続編が出て本当に嬉しかったです。
高田さんの作品は「みをつくし」しか読んだことはありませんが、読む度に心がじんわりと温かくなります。
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安心
2018/09/17 12:21
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投稿者:ぴょんきち - この投稿者のレビュー一覧を見る
一旦完結したけど、その後が知りたいって思っていました。
そんな意見が多かったのかな。
皆の知りたい人のことが、まんべんなく書いてあって満足。
これからも元気でいるだろうと思える終わり方でほっとしました。
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よかった
2020/09/27 13:19
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投稿者:ワガヤ - この投稿者のレビュー一覧を見る
どの話もよかったです。野江の話が聞けて、すっきりしました。源斉はずっと澪を励ましてきてたけど、ここで澪の方が源斉を励ます話があって、夫婦で支え合っていく感じがしてよかったです。小松原も、つる屋のみなさんも元気にやってるみたいで、素敵な特別編でした。
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ただただ幸せ
2019/02/12 19:30
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投稿者:アントニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズものは読んでいて「ここでいっちょ主人公を痛めつけておくか」とか「一人死なせておくか」とか作者の意図が見え隠れして嫌な気持ちになる事があるが、この作者は登場人物たちにとても愛着を持っているのを感じる。
読み終わるのが惜しくてたまらなかった本編の愛しい人々の微笑ましい後日譚をまた読めるのは嬉しいが、これでもう本当に終わるのだと思うと寂しくて仕方がない。
また会いたいなぁ!