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みんなのレビュー355件

みんなの評価3.7

評価内訳

355 件中 1 件~ 15 件を表示

電子書籍

角田光代版『夫婦善哉』か

2020/05/02 08:14

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

角田光代さんが『対岸の彼女』で第132回直木賞を受賞したのが2005年。
 それに先立つ2003年に発表した恋愛小説がこの作品である。
 2019年に岸井ゆきのさん主演で映画化(監督は今泉力哉)され、10代後半から30代の女性たちに圧倒的に支持されたそうだ。
 最近の角田さんの作風とはちょっと違った雰囲気だが、この作品が映画化で再び脚光を浴びるのもいいかもしれない。

 主人公は28歳でなんとか何をやっているかよくわからない会社の正社員に採用されたばかりのテルコ。
 今テルコが夢中になっているのがマモルという青年。
 熱が出たといっては夜中にテルコを呼び出し、食事を作らせ(というか半分以上テルコが進んで作るのだが)あげくの果てにには帰ってよと追い出すような、テルコの友達葉子に言わされる「おれさま男」、そんなマモルにテルコは夢中なのだ。
 仕事中であろうがマモルからの電話には飛びつくは、呼び出さればいつでも出かける。
 テルコとマモルにも蜜月はあったが、ある時から疎遠になってしまう。
 どころか、マモルは別の女性に恋していて、テルコは時にそんな二人の仲を取り持つことさえある。
 テルコにとってはマモルはそこにいるだけで十分な存在なのだ。

 そんな二人の関係は織田作之助の名作『夫婦善哉』の主役の二人に似ていないか。
 のらりくらりと生きるしかない男柳吉。けれどもそんな男を捨てられない蝶子。
 読んでいてどうして蝶子は柳吉から離れないのか不思議であったが、それは角田さんのこの物語の主人公テルコと同じだ。
 この作品は、角田光代版『夫婦善哉』ではないだろうか。

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紙の本

逆にいびつな、まっすぐな恋

2021/12/20 13:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:山野 - この投稿者のレビュー一覧を見る

とても面白かったです。主人公・テルコの恋は現実とはかけ離れているように見えますが、他人事とは思えないリアルさも持っています。恋愛小説というと「余命」とか「病気」とかの要素を含んでいるものもありますが、それらがなくともじゅうぶん面白くなることをこの作品は教えてくれます。
個人的に、季節感や居酒屋の描写が臨場感があって好きです。ぜひ読んでみてください。

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電子書籍

あの映画

2020/06/07 10:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

角田さんの小説が原作だったんですね。角田さんの小説は読んでから映画を見て、また読むとより味わい深いので、楽しませていただきます。

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電子書籍

せつない

2019/06/16 17:24

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ikuo - この投稿者のレビュー一覧を見る

周りからみるとバカとしか思えなくても、本人にとってはどうしようもない感情がある。
みっともないと分かっていても、執着をやめられないときもある。
みんな思うようには生きられないせつなさがある。

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紙の本

馬鹿げている。

2021/08/22 07:50

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:びずん - この投稿者のレビュー一覧を見る

なんで突然電話なんかしてきて、都合よくご飯に誘われなきゃならないんだ。まあ、私も会いたかったけど。じゃあタイミングいいし行っちゃう。って、ああこれが愛か?愛。それは愛じゃない。でも連絡くれるし、家に誘ってくれるし、仕事のことも話してくれるし、困った時に頼ってくれるし、てことは必要とされている。愛じゃなかったとしても。愛がなんだ。という具合か。愛は難しい。

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紙の本

愛されないと知りながら

2020/03/14 05:58

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

報われることのない想いのために、何もかもを犠牲にしてしまうヒロインが痛々しいです。ラストで待ち受けているサプライズに、僅かな解放感を感じました。

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電子書籍

昔の自分

2022/10/31 09:32

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yomogi - この投稿者のレビュー一覧を見る

私も過去にテルちゃんみたいな恋、したなあと思い出して胸がギュッとなる。こうやって客観的に見るとバカだなあやめとけよ、と思うし痛い。一途なのではなく執着になったらそれは愛ではないのだろうと思う。読みながら昔の自分を見ている気分になり、ウワーーッと叫び出したくなった。

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紙の本

とにかくへこたれない

2020/07/07 01:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なご - この投稿者のレビュー一覧を見る

どんなに邪険にされようとも、まもちゃんに食い下がっていくてるこはある意味 恋愛強者なのではないかと…。“一途”という言葉では片付けられない執着心が圧倒させられる。

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2006/04/25 21:57

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2006/04/27 16:31

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2006/04/27 21:27

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2006/05/30 21:31

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2006/06/04 20:29

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2006/10/09 15:58

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2006/11/17 17:18

投稿元:ブクログ

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