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ちょ、待って。そんなラストありかよー!? というのが、一読した感想。
いや、充分に予想しうるラストではあったけど、いくら何でも……と思っていたルートだった。とは言え、ヤトリのことを考えたら、この作者ならありえないわけでもないのだろうと、ちょっと時間が経ったら落ち着いてきた。ってか、落ち着くために頭の悪そうなおっぱい多めのラノベ読んできた。アルデラミンがあまりにも衝撃的すぎて、おっぱいごときでは落ち着かんかったけど。
エピローグの後に続けられたあの数ページはどう解釈したらいいのかよくわからないのだが、やっぱり彼の気持ちの根っこはヤトリにあるのだな、と思うと泣けて来た。(´;ω;`)ウッ…
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何というのか、ちょっと複雑な気分。
ああ、こうなってしまうのかあ。
でも、そうだよなあ。
アルデラミンだもんなあ。
と言うのが正直な感想。
シリーズ最終巻。
前半は帝国とキオカとの最終決戦。
攻めるキオカに守る帝国という構図で、イクタの用意周到な準備があれど、いわゆる見せ場はあまりなく、思っていたほど盛り上がらなかった。
そして後半は、シャミーユのために自ら死を進めるイクタとそれをなんとか覆そうとするイクタを愛する面々とのやり取り。
その中ではスーヤとマシューがいいなあ。
その熱情が胸に響いてくる。
それでも、イクタの決心はかわらない。
最後まで、もしかしたら奇跡が起こるのかと少しだけ期待してもいたんだけど、その心の半分で、これはアルデラミンなのだから、そんな都合のいい奇跡は起こらないんだろうなあと思っていた。
ヤトリが亡くなったとき、そう実感したのだ。
そしてシャミーユを救うことこそ、ヤトリを失ったイクタが何よりも優先し、そして彼の生きる意味の全てだったのだし。
だから、この結末は仕方ない。
寂しくはあっても悲しくはない。
でも、もしヤトリが生きていたなら、結末はきっと違ったものになっていたのだろう。
そう思うとちょっと残念にも思う。
そうしてラストのラスト。
これはいつの時代の出来事なのだろうか?
遥かな未来?
それともまだシャミーユたちの生きている時代?
望むことができるなら、そうであってほしいと思う。
再び仲間たちが出逢う未来があって欲しい。
でも、違うんだろうなあ。
それでも、アルデラミンの地下施設で、いつか未来でイクタとヤトリが再び出会うことを夢見たことが実現されたのなら感謝したい。
最後まで描ききってくれて、ありがとうございました。
ちなみに、次回作のサワリを載せるのとか、前代未聞だと思うのだけど、これってどうなの?
いやまあ、お話としては面白そうだなとは思ったけど。
ただ余韻的には無い方がよかった気がするな。
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終わり方にびっくり。
一巻終盤のでかい伏線がここで発動するわけですが、てっきり比喩表現的なものだと思ったらガチだったとは。
まさにどんでん返し。
イクタは飄々としているけど、最後まで自分を貫くかっこいい生き様でした。
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書ききった、との著者の後書きの通り、万感の最終巻。途中の急展開を経てここに至ったのは感慨深い。サイエンスフィクションの風味もしっかり効いていた。でも、次回作の紹介は余計かも。
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そういえばそろそろ新刊出てるかな~と思って調べたら、2年も前に発行になってた。なんてこと。本屋にすぐに行ったらもう棚になかったので、まぁラノベは発行数も多いし2年前に完結したシリーズはもう置いてないのか…じゃあ通販するかと調べたら、そちらでも売り切れていた。重ねてなんてこと(笑)
という訳でようよう手に入れた最終巻です。
読み始めてそうそうこうだった~と思い出しました。戦記だから戦争はあるんだけど実際は戦争が終わった後の国の方向転換と、さらに言えば皇女様との対決の方を気合入れて読みました。個人的には結局皇女様は好きになれずに終わったのですが、まぁ読み終わってみたら彼女も可哀想な子だったのかな…と思ったり。
あれだけ気にかけてもらっていても、それを本人が意識…ではないな、自覚できないというのは悲劇だよなぁ。まさに呪いである。
個人的にはイクタと二人幸せに暮らしました、だったらそのまま本をすっとじしたかもしれませんが(笑)
という訳で最初から読み直してみるか!と一巻から積んでみましたがいつ読めるやら… 面白かったです。
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シリーズ終了。
なんだかイクタとジャンの因縁だとか、
アリオの過去からの人を使う企みだとか、
いろいろ置いてきてしまった感じはあるけど、とりあえず無事完結して何よりです。
最後の邂逅はなんだろうね、感動はしなかったんだけど不思議な感慨深さはありました。
次回作の後書きもどき?はなかなかびっくりな掲載。あれを載せる判断はどうなんだろう、、いるかな、、、