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さぐりちゃん探検隊 03 (ジャンプコミックス) みんなのレビュー
- あきやま陽光 (著)
- 税込価格:506円(4pt)
- 出版社:集英社
- 発売日:2018/09/04
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コミック
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紙の本
幸せな探検家
2018/09/07 00:26
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投稿者:求道半 - この投稿者のレビュー一覧を見る
はるか先輩とさぐりちゃんの二人だけのアウトドア部に、ツムと鈴音と巡の三名が加わり、肉体的に負荷のかかる活動内容へと深化した第三巻では、夏にこそ満喫したい清涼感に溢れた数々の探検の企画が目白押しである。
主に中部地方以西で繰り広げられる今回の合宿や個別参加の探検は、水に纏わるものが大半を占め、専門的な知識を必要とする洞窟探検にも全員が挑戦し、山河や地底を所狭しと渉猟する。
また南国の海では、幼少時に病弱であったさぐりちゃんが、そこで初めて海水を舐めて、その味を確かめられる。
マリンスポーツに興じたり、宝物を見つけたり、と、海辺の探検はまるでバカンスだ。
番外編では、幼いさぐりちゃんとツムとツムの妹の三人によるおままごとやツムとさぐりちゃんの夏祭りでのそぞろ歩きが描かれ、他にも本編の裏話であるさぐりちゃんの水着選びの話があり、本編と番外編の端々で健やかに育ったさぐりちゃんの肉体美を読者は堪能するであろう。
一見するとハーレム状態ではあるが、ツムは手当たり次第に女の子に手を出さず、ツムとさぐりちゃんの仲を他の部員は暖かく見守っており、二人は時々、互いを異性として意識する段階なので、個性的な女子部員の数が多くても、アウトドア部は決して不純な団体ではない。
本巻にも初出時のカラー頁を纏めたピンナップがあるが、作者の力量は絶景のイラストの巧拙のみで判断すべきではなく、最初からカラー頁が一枚もない第二十六話や番外編の夏祭りの話における構成や演出の妙も評価すべき対象である。
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